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ピアノ修理の料金相場と業者の選び方【各社比較検証】

ピアノ修理の料金相場家具・家電
ピアノ修理の料金相場と各業者の特徴を比較。選び方、おすすめをご紹介します。

子供にさせたい習い事のなかで、上位に挙げられるものにはピアノがあります。しかし、ピアノは価格も高く新品の購入は迷いますね。

子供の頃に習っていた方でも次第に弾かなくなり、長年実家に放置したままのピアノもあるのではないでしょうか。

ピアノ修理はこのような長年弾いていなかったピアノを、再び弾けるように修理するメンテナンスです。

ピアノ修理をすると、少ない予算でもきれいな音色で弾けるピアノを手にすることができ、自分が子供の頃に親から買ってもらった思い出あるピアノを処分することもありません。

古いピアノの修理もできるピアノ修理業者の料金や特徴を調べました。

今回は、ピアノ修理の料金相場と業者の選び方、安くする方法をご紹介します。

ピアノ修理の種類と流れについて

ピアノ修理は音が出ないなど、主に弾くことに問題があるピアノの故障箇所を直すメンテナンスです。

長い間弾いていなかったピアノは内部にトラブルがあることが多く、再び弾くには修理が必要になります。

家庭で使われることが多いアップライトピアノの構造やピアノ修理の必要性、修理の流れを解説します。

参考:東洋ピアノ(ピアノ修理の流れ)(極コース 作業工程

参考:スガナミ楽器

参考:ドレミ楽器

参考:ヤマハピアノサービス株式会社

家庭用ピアノ(アップライトピアノ)の構造

ピアノにはグランドピアノとアップライトピアノがあります。ご家庭で多く使われているのは、置き場所をとらないアップライトピアノです。

アップライトピアノ

アップライトピアノ

スガナミ楽器「アップライトピアノ分解講座」より引用)

ピアノは鍵盤楽器なので鍵盤を押すだけで音を出すことができますが、その構造は精密機器のように繊細で複雑になっています。

鍵盤を押すとハンマーが弦を叩き、それが共鳴して音を響かせるのがピアノの仕組みで、内部には8,000以上もの部品が使われています。

ピアノは複雑な構造のためひとつでも故障していると正しい音が出ません。

また、使用されている材質には木材、金属、羊毛フェルトなどがあり、ピアノを置く場所によっては環境の変化を受けやすくなります。

ピアノ修理の必要性・トラブルの原因

ピアノ修理は古いピアノを再び弾けるようにするために必要です。長い間放置していたピアノには様々なトラブルがおきています。

ピアノ内部の被害の一例

ピアノ内部の被害の一例

ドレミ楽器「ピアノの内部被害ってどんな状況?」より引用)

ピアノのトラブルの原因や主な修理部位は以下になります。

日本には四季があり、夏と冬では温度や湿度が大きく変化します。高温多湿になる夏場にはピアノに湿気がこもりカビの原因になります。また、乾燥する冬場は木でできた部分がひび割れる可能性もあります。

直射日光があたる場所や湿気をおびやすいキッチンなど、不適切な場所にピアノを置くとよりダメージを受けやすくなります。

ピアノ内部を見ることはあまりないため、音が出ないなどの症状がでて初めて気づきますが、長年弾いていなかったピアノは虫害やネズミの被害を受けていることも多いです。

特に羊毛でできたハンマーは被害を受けやすく、湿気でカビたり虫に食われることがあります。

主なピアノの故障の症状と原因

ピアノ修理が必要になる主な部位には音を出すアクション系があり、部品交換が必要なトラブルが多くみられます。

主に修理が必要になる部位と症状、原因を以下の表にまとめました。

修理部位症状原因
ハンマー・音がおかしい・フェルトでできたハンマーは弦を叩いて音を出す部品
・湿気で膨らんだり、経年劣化で形が崩れていることもある
・材質は羊毛なので虫害を受けやすい
・音が出ない・弦は音を響かせる部品
・金属製なので湿気でサビる
・張力がかかるので経年劣化で切れることがある
鍵盤・鍵盤の高さが違う
・鍵盤の戻りが悪い
・鍵盤の割れや欠けがある
・内部の部品にトラブルがあると鍵盤にトラブルが現れやすい
・異物があると引っ掛かりが出て、高さや戻りが悪くなる
・ものを落としたりすると欠けることがある
ペダル・ペダルを踏んでも音が変化しない
・ペダルが動かない
・ペダルは音を響かせたり小さくさせることができる部品
・中のフェルトが傷んだり異物があると動かなくなる
・鍵盤スティック

鍵盤の動き、押し込んだ後の戻りなどが悪くなる現象で、症状の重さは状況によりさまざまですが、音が殆どでなくなる場合もあります。最初に出るとしたらこの不具合である可能性が高く、あいにく購入して数ヶ月しない間に出てしまう場合もなくはないという不具合です。

アクションの不具合の場合もありますが多くの場合は梅雨~夏位の時期にかけてブッシングクロスと呼ばれるフェルトが湿気を吸ってしまい動きが悪くなるケースが多いです。どのメーカーのどんなピアノでも起こりうることでして、中には非常に心配されるお客様もいらっしゃいますが大半の場合は簡単な調整で直ります。

・雑音

原因は様々ですが、その多くはネジやワッシャーなどの類の部品の緩みです。年月の経過とともに蝶番のネジなど、少しずつ緩み、特定の音を出した際に(特定の周波数に反応して)じりじり雑音が出る事があります。これも殆どの場合原因さえわかれば簡単な調整で直ります。

・鍵盤蓋や譜面台などの開閉時の動作不良、腕木(蓋の横に来る部品のパーツ名称で
す)への干渉等

そこまで多くはありませんがまれにこのような事もあります。丁寧に扱っていただければ殆ど心配する必要はございません。また、もし出てしまっても簡単な調整で直ります。

・マフラー干渉

マフラー(弱音装置)非使用時も一部マフラーが弦とハンマーに干渉してしまう現象です。スプリングの劣化で起こります。簡単な修理と調整で直ります。

・ジン線ボン線

低音部の弦は巻き線と言いまして、弦の太さを出すために、芯線(中心部の線)の周りに、螺旋状に巻き線が巻き付けてあります。これが緩むことで雑音が発生します。

僅かであれば気にされなければそのまま使用する事も出来ますし、症状が軽ければ弦自体を修理できる例もあるようですが基本は弦張替えになります。1本だけ張替えも可能ですが、時間の問題で他の音の部分も同様に出てくる可能性がある為、ピン弦張替えが望ましいと言えます。

・弦切れ

経年劣化などにより弦が劣化して切れてしまう現象です。該当の弦の張替えになります。1本だけ張替えも可能ですが、時間の問題で他の音の部分も同様に出てくる可能性がある為、ピン弦張替えが望ましいと言えます。

・ハンマーパンク

経年劣化などによりピアノのハンマーウッドからハンマーフェルトが外れてしまう現象です。基本ハンマー交換となります。1音だけ交換も出来なくはないですが、弦と同様の理由で基本的に全数交換が望ましいと言えます。

・ピン・弦の錆付き

ピン・弦の錆が進行してしまうと音が悪くなったり音の伸びが無くなったりということが考えられます。また、やはり錆たぶん弦の強度が落ちますので、弦切れの原因となります。ごく軽度の錆であれば研磨で解決できますが、それなりに浸食がすすんだ状況であればピン弦交換が望ましいと言えます。

金額はどれも個々に見れば数千円から数万円程度の修理費用で収まるものが多いです。

個々に見ればしっかり調整しなおしてあげれば大した問題ではないのですが、やはり製造から40~60年位になってきますとこのような事がモグラたたき状態になってしまう事も考えられるため、都度都度場当たり的に対処するよりはいっそ大掛かりなセット修理、又はオーバーホールしてしまうか、又はお買い換えか、といった選択肢が出てくるかと思われます。(感覚的には、古くなってきた車に似ているように思います)

数十年たつと物価も大分変っているかもしれませんが、今現在のオーバーホール料金は¥295,000(税別)~ です(状態による)。

(主なピアノの故障の症状と原因:協力・東洋ピアノ

ピアノ修理の流れ

ピアノ修理は一律の料金ではなく、個々のピアノの状態により変わってきます。

ピアノの修理をする前にどのくらいの料金がかかるのか、事前に見積もりをとってから依頼するとトラブルを防ぐことができます。

ピアノ修理の流れは以下になります。

ピアノ修理の流れ (ヤマハピアノサービスの事例)
  • STEP1
    ピアノ修理業者を探す

    まず、ピアノ修理業者を探しましょう。本記事ではオススメのピアノ修理業者、選び方ピアノ修理を安くする方法などを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

  • STEP2
    ピアノ修理業者に連絡をして見積もりをとる
    見積もりにはピアノの情報が必要になります。メーカー名は鍵盤の蓋を開けるとすぐわかる場所にかいてあります。機種名や製造番号は本体にかかれているのでピアノの蓋(天屋根)を開けて確認することができます。メーカーごとの製造番号から製造された年がわかります。
  • STEP3
    工場での預かり修理のため自宅からピアノを搬出する
    ピアノ修理では工場にピアノを運び解体して清掃、修理をする必要もでてきます。預かり修理をする場合には、数週間から数ヶ月かかることもあり自宅にピアノがない期間ができます。
  • STEP4
    ピアノ修理が終わったら自宅に搬入される
    ピアノ修理が終了したら請求書が送られてくるので修理料金を支払います。支払い後、工場から自宅へとピアノが搬入されます。

ヤマハピアノサービス株式会社「修理作業(お預かり修理)の流れ」より引用)

ピアノ修理では製造からの年数や保管状態により修理料金も異なり、工場に運んで修理するための運送料もかかります。

運送料は自宅の場所や階数により変わってくるので、自宅からの料金も確認しましょう。

ピアノ修理を依頼するときには、きちんと見積もりをとり料金の確認をすることが必要です。

ピアノ修理業者に依頼するメリットとデメリット

ピアノ修理にはメリットが多くありますが、デメリットも存在していました。

ピアノ修理のメリットとデメリットをご紹介します。

ピアノ修理のメリット

ピアノ修理のメリット
  • 思い出のあるピアノが再び弾けるようになる
  • 料金を事前に把握できる
  • 塗装を変えることもできる
  • ピアノにあったメーカー純正部品もある

子供の頃に親から買ってもらったピアノには愛着がありますね。古いピアノでもピアノ修理をすることで、再びきれいな音で弾けるようになります。思い出のあるピアノを弾くことができるのは嬉しいものですね。

ピアノ修理には見積もりがあるため、どのくらいの料金がかかるか事前に把握することができます。修理料金だけでなく、工場に運ぶ運送料なども含めた総額がわかるので安心して修理を頼めます。

ピアノ修理では内部の清掃や部品交換だけでなく、外装の塗装を変えることもできます。ピアノには時代にあわせて流行の色を塗装している場合もあり、使う人の好みにあわせて再塗装することも可能です。

ピアノのよい点はメーカーごとの特色ある音色を楽しめることです。メーカー純正部品が使用できると、ピアノがもつ本来の音質にあわせることができます。ピアノ独自の音色を再現したいときには、純正部品が使えるメーカー認定業者を選ぶとよいでしょう。

ピアノ修理のデメリット

ピアノ修理のデメリット
  • お金がかかる
  • 限定地域のみ対応のピアノ修理業者もある
  • ピアノがない期間ができる
  • ピアノの状態により修理できないこともある

ピアノの修理をするにはお金がかかります。製造から年数が経ったものや状態が悪いピアノほど、交換部品も増え修理料金が高くなります。また、工場までの運送料もあり、階数やピアノ設置場所による料金も加算されます。工場から自宅までの距離が短いほど運送料は安くなるので、近い業者を選ぶとよいでしょう。

ピアノ修理業者には、限定地域のみサービスを提供しているところもあります。自宅がサービス範囲かどうか確認してから修理依頼をしましょう。また、提携業者がいるピアノ修理業者なら全国から利用することができます。

工場に運んで修理をするピアノ修理業者では解体して清掃することもあり、修理内容により預かり期間が長くなります。自宅にピアノがない状態になるので、レッスンを始めているお子様がいる場合にはピアノレンタルも検討するとよいでしょう。

ピアノ修理業者でも、ピアノの状態次第では修理を受けることができないものもあります。製造年数が古すぎるピアノや、被災したピアノなど状態が悪い修理を依頼する場合には対応できるかどうか事前に相談してみましょう。

ピアノ修理の料金相場:33,000円~209,000円~【おすすめ業者比較】

ピアノ修理の料金相場

ピアノ修理の料金相場は、33,000円~209,000円~となっています。

ピアノ修理は製造からの年数やピアノの状態により料金も異なるので、最適な業者を探すのは大変ですね。

古いピアノの修理もできるピアノ修理の料金や特徴を調べました。

ご家庭で多く使われている、アップライトピアノのピアノ修理の料金を比較しました。

東洋ピアノ「得コース」のピアノ修理:110,000円~324,500円~

東洋ピアノのピアノ修理 東洋ピアノ公式サイトより引用)

東洋ピアノ「得コース」のピアノ修理の料金は、110,000円~となっています。

東洋ピアノには以下のコースもあります。

東洋ピアノのピアノ修理の料金

東洋ピアノのピアノ修理の料金

(※東洋ピアノ公式サイトより引用)

 

コース名料金(税込)修理内容
得コース  110,000円~  ・製造から5年~30年経ったピアノが対象のコース   
・内部の清掃と調律、整音を行う
・塗装面、ペダルなど外装を磨く
美コース203,500円~・製造から20年~40年経ったピアノが対象のコース
・内部清掃と部品交換、整調、整音、調律を行う
・傷の補修と外装を磨く
極コース324,500円~・製造から40年以上経ったピアノが対象のコース
・音関係の全部品の交換と調律
・外装の傷の再塗装、色変更も可能
おまかせコース応相談・全てのピアノに対応するコース
・予算やピアノの状態にあわせたオーダーメイドプラン

(※東洋ピアノの料金一覧2023710日時点)

ピアノの製造も手がけているのが特徴のピアノ修理業者で、提携調律師や運送会社が多くあり全国から利用することができます。

「得コース」は、製造から5年〜30年程度経ったピアノまで修理することが可能なコースです。

内部の清掃やピアノの音色を整える整音、調律を行い、外装もすべて磨くので曇りがちな金属部分もきれいな輝きを取り戻すことができます。

工場で約2ヶ月預かり修理をするのでピアノがない期間ができますが、無料でピアノを貸し出すサービスも用意されています。

東洋ピアノのピアノ修理の料金は、110,000円~324,500円~です。

東洋ピアノ
公式サイトはコチラ

名称東洋ピアノ製造株式会社
住所〒438-0202
静岡県磐田市高木1818番地
電話番号0120-104-333
受付時間8:30〜17:30
料金110,000円~324,500円~
アクセス高木上のバス停から徒歩6分(GoogleMap
対応エリア全国
お問い合わせhttps://toyo-piano.co.jp/contact/
特徴見積もりは無料で電話やFAX、ホームページ、郵送にて行うことができます。工場までの運送料は地域ごとに異なるので見積もり時に確認しましょう。
公式HPhttps://toyo-piano.co.jp/

アサヒピアノ「シンプルプラン」:88,000円~550,000円~

アサヒピアノのピアノ修理アサヒピアノ公式サイトより引用)

アサヒピアノ「シンプルプラン」のピアノ修理の料金は、88,000円~となっています。

アサヒピアノには以下のコースもあります。

アサヒピアノのピアノ修理の料金

アサヒピアノのピアノ修理の料金

(※アサヒピアノ公式サイトより引用)

 

コース名料金(税込)修理内容
シンプルプラン 88,000円~110,000円 ・約30年前までのピアノに対応する
・サビ取りなどの内部清掃と整調、調律 
・鍵盤クリーニング
・外装磨きと傷の修理
スタンダードプラン132,000円~176,000円・約40年前までのピアノに対応する
・内部の金属のサビ取りと清掃
・鍵盤部の部品交換
・塗装面を磨く
プレミアムプラン330,000円~550,000円・約50年以上経ったピアノに対応
・全部の弦の張替え
・鍵盤部の部品交換
・外装の全塗装、色の変更も可能

(※アサヒピアノの料金一覧2023710日時点)

ピアノ修理工房があり、修理の様子をメールで知らせてもらうこともできるのが特徴の全国から利用できるピアノ修理業者です。

「シンプルプラン」は、製造から約30年経ったピアノまで修理できるプランになります。

工房で約3週間の預かり修理になり、内部の清掃と弦やピンのサビ落とし、鍵盤の動きをスムーズにし正しい音をだす調律まで行います。外装はボディの磨きと鍵盤の汚れ落としをするのできれいなツヤが蘇ります。

東海圏と関東圏では日時指定しない場合のみ見積もりは無料です。他の地域では出張費がかかるので依頼をするときには確認をしましょう。

アサヒピアノのピアノ修理の料金は、88,000円~550,000円~です。

アサヒピアノ
公式サイトはコチラ

名称株式会社アサヒピアノ
住所〒433-8105
静岡県浜松市北区三方原町1911-1
電話番号053-414-2050
受付時間8:00〜17:00
料金88,000円~550,000円~
アクセス一里山のバス停から徒歩3分(GoogleMap
対応エリア全国
お問い合わせhttps://www.asahipiano.co.jp/contact/index.html
特徴電話やFAX、ホームページから申し込みができ、詳しい見積りのためピアノ診断に自宅まで出張してもらえます。
公式HPhttps://www.asahipiano.co.jp/

スガナミ楽器「1日ドック」:55,000円~132,000円~

スガナミ楽器のピアノ修理スガナミ楽器公式サイトより引用)

スガナミ楽器「1日ドック」のピアノ修理の料金は、55,000円~となっています。

スガナミ楽器には以下のコースもあります。

スガナミ楽器のピアノ修理の料金(南橋本店の料金の場合)

スガナミ楽器のピアノ修理の料金(南橋本店の料金の場合)

(※スガナミ楽器公式サイトより引用)

 

コース名料金(税込)修理内容
1日ドック  55,000円~  ・約6時間かけて全体をチェックするコース
・クリーニングなどの清掃や調整、調律まで行う  
・パーツ交換や修理箇所の見積もりもする
クリーニング132,000円~・外装の汚れ落としと研磨、サビ取り
・内部の清掃
・整調、整音、調律を行う
オーバーホール応相談・ピアノにあわせて見積もりをしてから修理をする
・内部部品の交換をする

(※スガナミ楽器の料金一覧2023710日時点)

ヤマハ特約楽器店で、ヤマハ認定のリペアスタッフがいるのが特徴のピアノ修理業者です。

「1日ドック」は約6時間かけて清掃から調律まで行うコースになり、ピアノ工房にピアノを運び込み修理をします。

内部は清掃から弦を叩き音を出すハンマーの整形、整音、調律まで行います。鍵盤の高さチェックをし問題がある場合には修理をし弾きやすい状態に整えます。

交換部品がある場合には別途修理料金の見積もりがあります。

スガナミ楽器のピアノ修理の料金は、55,000円~132,000円~です。

スガナミ楽器
公式サイトはコチラ

名称菅波楽器株式会社
住所〒194-0021
東京都町田市中町1-16-2
電話番号042-722-3302(代)
受付時間9:00~17:00
料金55,000円~132,000円~
アクセス山陽明石駅から徒歩8分(GoogleMap
対応エリア限定地域(問い合わせ)
お問い合わせhttps://www.suganami.com/shop/contact
特徴ホームページから申し込み後、見積もりのため無料で訪問してくれます。対応地域が限られているため問い合わせが必要です。
公式HPhttps://www.suganami.com/shop

ドレミ楽器「全体修理」:16,500円~209,000円~

ドレミ楽器のピアノ修理ドレミ楽器公式サイトより引用)

ドレミ楽器「全体修理」のピアノ修理の料金は、209,000円~となっています。

ドレミ楽器には以下のコースもあります。

ドレミ楽器のピアノ修理の料金

ドレミ楽器のピアノ修理の料金

(※ドレミ楽器公式サイトより引用)

 

コース名料金(税込)修理内容
全体修理   209,000円~  ・主な箇所全ての修理を行う
・内装、外装のクリーニングや研磨     
・消耗部品の交換
・調整、調律
外装塗装99,000円~・下地塗装から上塗り塗装まで行う
・ポリッシャーで表面を磨くのでツヤがでる
ハンマー整形(ファイリング)・ダンパー調整22,000円~・弦を叩くハンマーの汚れ落としと整形をするので音がよくなる
鍵盤磨き16,500円~・鍵盤を1本づつ磨く作業
・鍵盤の変色が取れるので白くなる
カスタム修理応相談・予算にあわせて修理箇所を決められる
・自由度が高いコース

(※ドレミ楽器の料金一覧2023710日時点)

ピアノの修理や再生をすることができる修理工場をもつのが特徴のピアノ修理業者です。

「全体修理」は長い間弾いていなかったピアノなど、修理箇所が多い場合に向いているコースになります。ほぼ全ての修理を行い最終的な調律までするので、新品のような状態のピアノにすることができます。

その他のピアノ修理にはハンマー整形や鍵盤磨き、外装塗装などパーツごとに分かれた修理があるので、予算にあわせて必要最小限の修理を依頼する方法もあります。

ドレミ楽器のピアノ修理の料金は、16,500円~209,000円~です。

ドレミ楽器
公式サイトはコチラ

名称株式会社ドレミ楽器
住所〒〒435-0013
静岡県浜松市東区天龍川町340
電話番号0120-678-388
受付時間9:00〜20:00
料金16,500円~209,000円~
アクセスJR天竜川駅から徒歩2分(GoogleMap
対応エリア問い合わせ
お問い合わせhttps://www.doremipiano.co.jp/contact/
特徴電話やホームページから見積もりの依頼ができ、料金など詳しい見積もりは問い合わせになります。
公式HPhttps://www.doremipiano.co.jp/

日本ピアノホールディング「クリーニング」:5,500円~119,900円~

日本ピアノホールディングのピアノ修理日本ピアノホールディング公式サイトより引用)

日本ピアノホールディング「クリーニング」のピアノ修理の料金は、33,000円~となっています。

日本ピアノホールディングには以下のコースもあります。

日本ピアノホールディングのピアノ修理の料金

日本ピアノホールディングのピアノ修理の料金

(※日本ピアノホールディング公式サイトより引用)

 

コース名料金(税込)修理内容
クリーニング 33,000円~  ・内部の清掃と外装を磨く作業をする
・工場で解体して清掃するので細部まできれいになる  
リニューアル119,900円~・クリーニングに加え消耗品の交換や調律を行うコース
・古いピアノの再生をする
全弦張替え110,000円~・部分的な内部修理
・全部の弦を張替える
鍵盤張替え(1台分)55,000円~・鍵盤面の張替えをする修理
・きれいな鍵盤になる
ハンマーファイリング5,500円~・ハンマーを整形する修理
・音がよくなる

(※日本ピアノホールディングの料金一覧2023710日時点)

ピアノ再生工場をもつのが特徴のピアノ修理業者です。

「クリーニング」コースは工場でピアノを解体して部品の清掃などのメンテナンスをするので、内部の隅々まできれいにすることができます。

外装を磨くことでツヤが戻り、傷がある場合には傷の修復や再塗装の依頼も可能になっています。製造からそれほど年数が経っていないピアノや、保管状態が悪くない場合に向いた修理内容です。

全国から利用できるピアノレンタルサービスもあります。

日本ピアノホールディングのピアノ修理の料金は、5,500円~119,900円~です。

日本ピアノホールディング
公式サイトはコチラ

名称ピアノプラザ群馬 高崎本店
住所〒〒370-0007
群馬県高崎市問屋町西1-3-10
電話番号027-363-1262
受付時間10:00~19:00
料金5,500円~119,900円~
アクセスJR高崎問屋駅より徒歩15分(GoogleMap
対応エリア問い合わせ
お問い合わせhttps://www.nihonpianohd.co.jp/お問い合わせ
特徴クリーニングは程度により出張で行うこともでき、見積もりは電話やホームページから依頼できます。
公式HPhttps://www.nihonpianohd.co.jp/maintenance/

三木楽器「クリーニング」:8,800円~660,00円~

三木楽器のピアノ修理三木楽器公式サイトより引用)

三木楽器「クリーニング」のピアノ修理の料金は、165,000円~となっています。

三木楽器には以下のコースもあります。

三木楽器のピアノ修理の料金

三木楽器のピアノ修理の料金

(※三木楽器公式サイトより引用)

 

コース名料金(税込)修理内容
クリーニング  165,000円~ ・古いピアノの整備をするコース
・内部の清掃、整調、整音、調律を行う       
・傷の補修や外装を磨ききれいにする
オーバーホール660,000円~・内部の部品を全部交換する
・約2ヶ月の預かり作業で、内部は新品にうまれかわる
鍵盤戻り修正8,800円~・出張で行う軽修理
・鍵盤の戻りを修正する
内部異物除去8,800円~・出張で行う軽修理
・ピアノ内部にある異物を除去する
異音・雑音対処8,800円~・出張で行う軽修理
・ピアノの音がおかしい場合に対応する修理

(※三木楽器の料金一覧2023710日時点)

1973年以降製造のピアノまで修理対応しているのが特徴のヤマハ正規特約店のピアノ修理業者です。

「クリーニング」は、弦やピンのサビ落としなどの内部の清掃や整音、調律までするコースになります。

外装はボディや鍵盤の磨きと傷補修まで行うので、きれいなツヤを取り戻すことができ、消耗品の交換も別途料金で依頼することができます。

ピアノ修理の対応地域は阪神、近畿地域のみとなり、数ヶ月からのピアノレンタルサービスもしています。

三木楽器のピアノ修理の料金は、8,800円~660,000円~です。

三木楽器
公式サイトはコチラ

名称三木楽器 開成館
住所〒541-0057
大阪府大阪市中央区北久宝寺町3丁目3−4
電話番号06-6252-0432
受付時間10:00~19:00
料金8,800円~660,000円~
アクセス大阪メトロ御堂筋線・中央線 本町駅から徒歩6分(GoogleMap
対応エリア阪神、近畿地域
お問い合わせhttps://piano.miki.co.jp/mailform_general/
特徴依頼は電話やホームページからでき、自宅に訪問して見積もりをしピアノは約2週間の預かり修理になります。
公式HPhttps://piano.miki.co.jp/

ピアノ修理業者一覧・料金比較表 まとめ

ピアノ修理の料金相場を以下の表にまとめました。

コース名料金運送料見積もり料金サービス対象地域修理範囲預かり期間対応できるピアノ特徴
東洋ピアノ     110,000円~ 12,000円~
(東京の場合)  
無料(全国対応)
・予算やピアノの年式・納期に
合わせたプラン提案が可能
・引っ越しに伴うピアノの移動と
組み合わせたプラン提案が可能 
全国      調律・整音・内部清掃・外部磨き「得コース」:2ヶ月~
「美コース」:4ヶ月前後
「極コース」:4ヶ月前後
「得コース」:製造から5年~30年程度
「美コース」:製造から20年~40年程度
「極コース」:製造から40年以上
・全国に提携調律師や運送会社がある
・ピアノを預けている間の無料貸し出しピアノがある
・お客様満足度を調査・公表しており、実際に修理されたお客様の満足度が高い
・多い月は100台以上のピアノ修理を手掛けており、中には100年前のピアノも。
大半のピアノは修理可能。    
アサヒピアノ
「シンプルプラン」
88,000円~110,000円40,000円~
(関東・関西地域の往復料金)
無料(東海圏、関東圏で日時指定のない場合)全国調整・調律・鍵盤クリーニング・外装磨きor傷修理・内部清掃3週間製造から30年前まで・希望により修理の途中経過をメールで連絡してもらえる
・実際にピアノを見て見積もりをする
・見積もりだけでも対応してくれる
スガナミ楽器
「1日ドック」
55,000円~応相談無料(対応地域のみ)限定地域(問い合わせ)清掃・クリーニング・調整・整音・調律問い合わせ問い合わせ・ピアノ工房がありヤマハ認定のリペアスタッフがいる
・6時間かけて総チェックとメンテナンスができる
ドレミ楽器
「全体修理」
209,000円~16,500円~
(東京都の場合)
問い合わせ問い合わせ外装塗装・弦、ピン磨き・調律問い合わせ問い合わせ・自社工場でピアノ全体の修理をする
・全体修理は修理箇所が多い場合に最適
日本ピアノホールディング「クリーニング」33,000円~問い合わせ問い合わせ問い合わせ内部、外装の清掃と磨き問い合わせ問い合わせ・ピアノ再生工房でメンテナンスする
・解体して清掃するのでよりきれいに仕上がる
三木楽器
「クリーニング」
165,000円~19,800円~
(阪神間)
3,300円~阪神、近畿地域外装磨き・内部清掃・整音・調律2週間1973年以降製造のピアノ・ヤマハ正規特約店
・49年前の古いピアノにも修理対応してくれる

今回ご紹介した中でピアノ修理の料金が安価だったのは、日本ピアノホールディング「クリーニング」で33,000円~、高価格帯のものにはドレミ楽器「全体修理」209,000円~がありました。

ドレミ楽器「全体修理」はピアノ全体を修理するコースで、内部の修理と外装の塗装など、長年弾いていなかったピアノにも対応できる修理内容になっています。

ピアノ修理の料金はピアノの状態や製造からの年数により異なるため、単純に比較することはできませんでした。

修理範囲の広さや古いピアノに対応できるものほど、料金が高くなる傾向がみられます。

自分のピアノの製造年数がどのくらいなのか、ピアノの保存状態などを考慮し、必要な修理ができるピアノ修理業者を選ぶと失敗も少なくなります。

比較表を参考に、自分のピアノに最適なピアノ修理業者を探してくださいね。

ピアノ修理には以下の特徴がありました。

古いピアノにも対応できる
  • 東洋ピアノ「得コース」
  • アサヒピアノ「シンプルプラン」
  • 三木楽器「クリーニング」
全国から利用できる
  • 東洋ピアノ「得コース」
  • アサヒピアノ「シンプルプラン」
見積もりが無料
  • 東洋ピアノ「得コース」
  • アサヒピアノ「シンプルプラン」
  • スガナミ楽器「1日ドック」
ピアノの修理工場がある
  • 東洋ピアノ「得コース」
  • アサヒピアノ「シンプルプラン」
  • スガナミ楽器「1日ドック」
  • ドレミ楽器「全体修理」
  • 日本ピアノホールディング「クリーニング」
  • 三木楽器「クリーニング」

ピアノ修理業者の選び方

ピアノ修理業者の選び方

ピアノ修理業者の選び方は自分のピアノにあわせて選ぶことです。

予算が把握できる事前見積もりがあることやメーカー純正部品があること、修理期間中にピアノをレンタルできるなど選ぶ方法があります。

自分のピアノにあうピアノ修理業者の選び方をご紹介します。

修理前に見積もりをしてくれる

ピアノのトラブルは内部にあることが多く、素人では故障箇所を知ることはできません。そのため、修理にはどのくらい料金がかかるかわからず心配になりますね。

長年弾いていないピアノを修理にだす方には、どのくらいの料金がかかるか把握できる、修理前に見積もりがとれるピアノ修理業者が向いています。

アサヒピアノ「シンプルプラン」には、ピアノを修理にだす前に見積もりがあります。見積もりの依頼は電話やFAX、ホームページからでき、業者が出張して自宅のピアノを診断し詳しい見積もり料金の提示をしてくれます。

見積もりだけでもしてもらうことができるので、見積もり料金に納得してから修理を依頼できます。また、予算に応じた修理箇所の相談も可能です。

アサヒピアノの見積もり

アサヒピアノの見積もり

アサヒピアノ公式サイトより引用)

詳しく見積もりをしてくれるピアノ修理業者は、長年弾いていないピアノを修理にだす方に向いています。

修理前に見積もりがあるピアノ修理業者を以下の表にまとめました。

修理業者名見積もり特徴
アサヒピアノ無料(地域限定)・電話、FAX、ホームページから申し込む
・見積もりだけでも依頼できる
・東海圏、関東圏で日時指定しない場合は無料で訪問してくれる
・他の地域の出張費は有料
・予算にあわせたプランの提案がある
東洋ピアノ無料(全国対応)・電話、FAX、郵送、ホームページから申し込む
・見積もりは無料
・予算やピアノの年式・納期に合わせたプラン提案が可能
・引っ越しに伴うピアノの移動と組み合わせたプラン提案が可能
スガナミ楽器無料(地域限定)・ホームページから申し込む
・対応地域には訪問してくれる
ドレミ楽器あり・電話、ホームページから申し込む
・料金などは問い合わせ
日本ピアノホールディングあり・申し込みは電話、ホームページで行う
・料金については問い合わせる
三木楽器3,300円~(地域限定)・電話、ホームページから申し込む
・出張見積もりがある
・阪神、近畿地域限定のサービス

純正部品を使用できる

ピアノは多くの部品からなる繊細な楽器で、音質を揃えることでうつくしい音色を楽しめます。ピアノ修理は交換部品と既存の部品が同じメーカーであるほうがより音が揃います。

音質を重視してピアノ修理を依頼したい方には、メーカー純正品を使用できる修理業者が向いています。

スガナミ楽器は、ヤマハの特約楽器店でヤマハ認定のリペアスタッフが修理を行います。

ヤマハのピアノを修理したい方は、純正部品を使用しヤマハピアノの取り扱いに慣れたスタッフがいる修理業者に依頼するとよいでしょう。バランスのとれたヤマハ独自のうつくしいピアノの音色を再現することができます。

スガナミ楽器はヤマハの特約楽器店

スガナミ楽器はヤマハの特約楽器店

スガナミ楽器公式サイトより引用)

純正部品を使用できるピアノ修理業者は、ピアノメーカーの音質を生かした修理をしたい方に向いています。

純正部品を使用できるピアノ修理業者を以下の表にまとめました。

修理業者名メーカー特約店特徴
スガナミ楽器ヤマハ特約楽器店・ヤマハ認定のリペアスタッフがいる
・ヤマハのピアノを多く手掛けている
三木楽器ヤマハ正規特約店・ヤマハ正規特約店で純正部品やヤマハのピアノに取り扱いに慣れている
東洋ピアノアポロピアノ製造元・自社オリジナルブランド「アポロ」をはじめとする自社製品は、原則純正部品を使用
・他社製品に関しても、事前に要望があれば、一部大手メーカーのピアノに関しては純正部品使用可
・ヤマハ・カワイOBの技術者も複数人在籍

修理期間中にピアノをレンタルできる

ピアノ修理では工場にピアノを搬入して修理を行うこともあり、数週間から数ヶ月預けることになります。

その間は自宅にピアノがないので、お子様がレッスンを始めている場合は練習ができず困ってしまいますね。

ピアノ修理業者にはピアノレンタルサービスを行っているところもあり、数ヶ月からピアノを借りることができます。

修理中でもピアノが必要な方には、ピアノレンタルサービスがあるピアノ修理業者が向いています。

東洋ピアノには、ピアノを修理に預けている間のピアノ貸し出しサービスがあります。

「得コース」など110,000円上以上の修理を依頼する場合には、無料でピアノをレンタルすることができ、自宅までの運送料と保険料(5,500円)のみの負担で修理が終わるまでピアノを借りられます。

東洋ピアノのピアノレンタルサービス

東洋ピアノのピアノレンタルサービス

東洋ピアノ公式サイトより引用)

ピアノレンタルサービスがあるピアノ修理業者は、修理中でもピアノを弾きたい方に向いています。

ピアノのレンタルがあるピアノ修理業者を以下の表にまとめました。

修理業者名ピアノのレンタル特徴
東洋ピアノピアノレンタル無料・110,000円以上の修理を依頼すると、預かり中に無料でピアノを貸し出してくれる
・動産保険料5,500円+往復運送費が別途かかる
日本ピアノホールディング月額5,940円~・ピアノレンタルサービス「ピプレ」がある
・レンタル期間は基本1年から
・運送料は別途かかる
三木楽器月額8,800円~(合計39,600円~)・三木楽器ピアノレンタルがある(近畿圏が対象、数ヶ月~1年の期間)
・搬入設置費用(16,500円)+レンタル料(8,800円~)+納入調律料金(14,300円)がかかる
・ヤマハ製のピアノをレンタルできる

ピアノ修理業者の選び方には、事前見積もりがあることやメーカー純正部品を使用できること、ピアノレンタルサービスがありました。

ピアノ修理業者の選び方を以下の表にまとめました。

修理業者名見積もりがある純正部品を使用ピアノの貸し出し
東洋ピアノ(※1※2)
アサヒピアノ××
スガナミ楽器(※2)×
ドレミ楽器××
日本ピアノホールディング×
三木楽器(※2)

※1 東洋ピアノのオリジナルブランド「アポロ」をはじめとする自社製品は原則純正部品を使用します。尚、他社製品に関しても事前に要望を出せば純正部品を使用して修理が可能なケースがありますので、見積もりを取る際に確認しましょう。

※2 既に廃業しているメーカー等、メーカーによっては純正部品を使用できないケースがございます。

ピアノ修理を安くする方法

ピアノ修理を安くする方法

ピアノ修理をすることで、思い出のある大切なピアノを自分の子供にも弾かせてあげることができますね。しかし、古いピアノほど修理箇所が多くなるので、修理料金が高額になることも心配です。

ピアノ修理を安くする方法には、見積もり料金を無料にすることやカード払いをしてポイントを貯めること、定期的に調律することがあります。

ピアノ修理を安くする方法をご紹介します。

見積もり料金を無料にできる

ピアノは実際に診断してからでないと、正確な見積もりをだすことはできません。また、自宅まで見積もりに来る出張料などの費用もかかります。

条件次第では見積もり料金を無料にできるピアノ修理業者もあり、利用するとピアノ修理の料金を安くすることができます。

三木楽器「クリーニング」は自宅まで出張してピアノを診断し、正確な見積もりをだしてくれます。

見積もりのための出張費は3,300円~かかりますが、修理料金を22,000円以上支払う場合には出張費が無料になります。

「クリーニング」の修理料金は165,000円~なので出張費が無料になり、3,300円~ピアノ修理の料金を安くすることができます。

条件次第では見積もりが無料に

条件次第では見積もりが無料に

三木楽器公式サイトより引用)

見積もり料金を無料にできるピアノ修理業者を以下の表にまとめました。

修理業者名見積もり料金無料特徴
三木楽器・見積もり料金(3,300円~)→無料・22,000円以上の修理を依頼する場合は、見積もり料金は無料になる
・調律時に修理依頼をする場合の見積もり料金も無料
アサヒピアノ・東海圏、関東圏で日時指定しない場合→無料・東海圏、関東圏からの依頼で日時指定しない場合には、無料で見積もりをしてもらえる
・他の地域では出張費がかかる
東洋ピアノ無料・無料で見積もりを行う
スガナミ楽器無料・限定地域のみのサービスになる
・見積もりは無料

カード払いでポイントを貯める

ピアノ修理料金の支払いでは、銀行振り込みや現金払いしかできない修理業者も多いです。

ピアノ修理の料金は高額になることがあるため、カード払いができるとカード会社のポイントが貯まり料金を安くすることができます。

東洋ピアノ「得コース」では、ピアノ修理の支払いにクレジットカードを使えます。オリコカードなら分割払いも可能で、一括払いをした場合にはカード会社のポイントが貯まります。

カード払いの一例ですが、オリコカードで一括払いをした場合には利用金額の1%がポイント還元されます。

「得コース」の料金は110,000円~なので1%ポイント還元されると1,100ポイントが貯まり、1,100円ピアノ修理の料金を安くすることができます。

カード払いでポイントが貯まる

カード払いでポイントが貯まる

東洋ピアノ公式サイトより引用)

カード払いでポイントが貯まるピアノ修理業者を以下の表にまとめました。

修理業者名カード払いでポイントが貯まる特徴
東洋ピアノ・オリコカードの場合→1%ポイント還元・修理料金の支払いにクレジットカードを使用できる
・オリコ、VISA、マスターカード、JCB、アメリカンエキスプレス、ダイナーズクラブカードが使用可能
・カードにより還元率は異なる

調律期間が短いと安くなる

長い間弾いていなかったピアノにはトラブルも多く、正しい音をだすための調律も必要になり料金が高額になります。

定期的に調律をしているとピアノの状態をチェックしやすく、大きな修理にならないため料金を抑えられます。また、調律期間が短いほど調律料金を安くすることができます。

日本ピアノホールディングでは、調律期間が短いほど調律料金が安くなります。

調律期間が5年以上あくと調律料金は23,100円~かかりますが、1年以内に調律を行うと料金は14,300円~です。

ピアノのチェックも兼ねて毎年調律を行うと、8,800円料金を安くすることができます。

調律期間が短いほど調律料金が安くなる

調律期間が短いほど調律料金が安くなる

日本ピアノホールディング公式サイトより引用)

調律期間が短いと安くなるピアノ修理業者を以下の表にまとめました。

修理業者名調律期間が短いと安くなる特徴
日本ピアノホールディング・1年以内→14,300円~
・5年~10年→23,100円~
・調律する期間が短いほど料金が安くなる
・調律時に修理箇所がわかるので、早く修理するほど安くすむ
ドレミ楽器・1年以内→12,100円
・修理依頼時の調律料金→16,500円
・修理依頼時に調律するより、1年以内に調律をした方が安くなる
三木楽器・1年に1回→14,300円
・依頼時に調律→16,500円
・1年に1回の定期調律の方が安い
・不定期の調律依頼の料金は高くなる

ピアノ修理を安くする方法には、見積もり料金を無料にすることやカードのポイントを貯めること、定期的な調律がありました。

ピアノ修理を安くする方法を以下の表にまとめました。

修理業者名見積もり料金無料ポイントを貯める調律期間が短いと安い
東洋ピアノ×
アサヒピアノ××
スガナミ楽器××
ドレミ楽器××
日本ピアノホールディング××
三木楽器×

まとめ

ピアノ修理の料金相場は、33,000円~209,000円~でした。

今回ご紹介した中で安価なものは、日本ピアノホールディング「クリーニング」で33,000円~、ピアノ修理が高価格帯になるものにはドレミ楽器「全体修理」209,000円~がありました。

ピアノ修理はピアノの状態により料金が異なるので単純に比較できませんが、修理範囲が広いことや古いピアノに対応できるものほど料金が高くなる傾向がみられます。

ピアノ修理業者の選び方として、自分のピアノにあわせて選ぶことが挙げられます。

アサヒピアノ「シンプルプラン」は、ピアノを修理に出す前に業者が出張して詳しい見積もりをだしてくれます。スガナミ楽器「1日ドック」は、ヤマハの特約楽器店なので純正部品を使用した修理をすることができました。

ピアノ修理を安くする方法には、見積もり料金を無料にすることやカード払いでポイントを貯めること、定期的な調律をすることがあります。

条件次第で見積もり料金を無料にできるのは、三木楽器「クリーニング」、カード支払いでポイントを貯めることができる東洋ピアノ「得コース」等、チェックしておきましょう。

思い出あるピアノを再び弾けるように、ピアノ修理選びに役立ててくださいね。

ピアノ修理の料金相場の比較表

画像東洋ピアノ ロゴアサヒピアノ ロゴスガナミ楽器 ロゴドレミ楽器 ロゴ日本ピアノホールディング ロゴ三木楽器 ロゴ
名称東洋ピアノアサヒピアノスガナミ楽器ドレミ楽器日本ピアノホールディング三木楽器
料金相場110,000円~88,000円~
110,000円
55,000円~209,000円~33,000円~165,000円~
運送料12,000円~
(東京の場合)
40,000円~(関東・関西地域の往復料金)応相談16,500円~
(東京都の場合)
問い合わせ19,800円~
(阪神間)
見積もり料金無料無料(東海圏、関東圏で日時指定のない場合)無料(対応地域のみ)問い合わせ問い合わせ3,300円~
サービス対象地域全国全国限定地域(問い合わせ)問い合わせ問い合わせ阪神、近畿地域
修理範囲調律のみ等の、自宅で可能なメンテナンスからオーバーホールに至るまで幅広く対応調整・調律・鍵盤クリーニング・外装磨きor傷修理・内部清掃清掃・クリーニング・調整・整音・調律外装塗装・弦、ピン磨き・調律内部、外装の清掃と磨き外装磨き・内部清掃・整音・調律
対応できるピアノメーカー年式問わず、大半のピアノは対応可能製造から30年前まで問い合わせ問い合わせ問い合わせ1973年以降製造のピアノ
特徴全国ほぼ全ての地域で対応。100年以上前のピアノの修理実績も。メーカー年式問わず、大半のピアノは修理可能。希望する方には修理進捗状況をメールで教えてくれる修理工房です。たった1日(6時間)で清掃から調律まで行うコースがあります。長い間弾いていなかったピアノ、修理箇所が多いピアノにも対応してくれます。ピアノのクリーニングやリニューアルを提供しています。ピアノの軽修理からクリーニング、オーバーホールを提供しています。
預かり期間2ヶ月~            3週間           問い合わせ            問い合わせ         問い合わせ       2週間             

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