動画編集スクールの料金相場と選び方【各社比較検証】

動画編集スクールの料金相場と各社の特徴を比較。選び方、おすすめをご紹介しています。

この記事では、動画編集スクールの料金相場と選び方、安くする方法を紹介していきます。

ネットやスマホなどのデバイスの普及、感染症による巣ごもりなどで、動画に対する需要は増えています。

なかでもYouTubeなどの動画投稿サイトでは、一般の方が作ったさまざまな動画が人気です。

動画編集者の求人も増えているので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

動画編集ってどんな仕事なの？

まずは動画編集がどのような仕事なのか、簡単にお伝えしていきます。

それでは早速さまざまな疑問を見ていきましょう。

素材を編集して形にする

依頼者から受け取った動画素材を編集して、1本の動画に編集するのが仕事です。

動画素材にはNGシーンや、省いた方がいい部分などが混ざっています。

適切にカットし、切り貼りしたり、テロップを入れるなどして見やすい形にまとめるのが基本的な作業内容になります。

料理に例えるとレシピを決める、材料を揃える、下ごしらえ、調理、盛り付け、提供のうち、下ごしらえからが動画編集者の仕事です。

このような仕事をしている方を、動画クリエイターと呼ぶこともあります。

しかし今回の記事では、テレビ局で行うようなものではなく、在宅などで個人的に行うようなものについて紹介しています。

仕事の進め方

まずは依頼者と相談し、相手の希望や伝えたいことなどを話し合います。

企画・構成がまとまったなら素材を必要な部分だけカットして集め、つなぎ合わせます。

さらにBGMやテキストなどの素材を追加し、より効果的に相手に訴えかける動画を作ります。

最後に1本の動画としてファイルを作成し、納品すれば完了です。

動画編集に必要なもの

動画編集をするときに必要なものとはなんでしょうか。

自分の予算と相談し、道具を揃えるといいでしょう。

編集用デバイス

動画を編集するには編集用のデバイスが必要です。

iPhoneなどのスマホでも簡単な動画編集は可能でしょう。しかし、仕事や副業として行うのならばパソコンを用意したいところ。

動画ファイルは容量も大きいので、出来るだけ保存容量が多いものを選びましょう。

複雑な作業を伴うので、パソコンの性能としてはコアと呼ばれる装置が多いものを選ぶといいでしょう。

編集ソフト

動画素材をより見やすくするために編集を行うのですが、その時に編集ソフトが必要になってきます。

Adobeが販売している「Premiere Pro」は操作がしやすいと評判で、多くの方が利用しています。

もし使っている途中に分からないことがあれば、ネット検索することで解決しやすいのもメジャーな編集ソフトを利用するメリットですね。

また「YouTube Studio」は、基本的な編集作業を無料で行うことができるので、動画編集がどんなものか体験したい方におすすめです。

この2つがあれば基本的な動画編集は可能です。その後スキルが上がるにつれて周辺機器が必要になることもあるでしょう。

まずは無理のない範囲内で、できるだけ良いものを購入しましょう。

さらに詳しく知りたい方は、Video Brainのコラムをご覧ください。

動画編集スクールとは？

動画編集スクールとは、どういったことを学ぶのか不安に思う方もいらっしゃることでしょう。

スクールで学ぶことを簡単に紹介していきます。

動画編集について学ぶ

文字通り動画編集について学ぶスクールです。

通学・オンラインなどスタイルはさまざまですが、基本的な学習内容はどこも似通っています。

動画ファイルの取り扱い・動画編集ソフトの使い方など、基本的なことから学べます。

例えばDMM WEB CAMPでは、動画編集の方法を学んだあとは用意された素材を使って動画を作ります。

最終的には素材を使って、ゼロからオリジナルの動画を作る授業もあるので、企画力も育ちますよ。

学ぶのは動画編集だけではない

あまりにも安価なところでは、動画編集のイロハしか教えてもらえませんが、動画編集者に必要なのは技術だけではありません。

案件の受け方、依頼者とのコミュニケーション、企画力などが求められます。

就職サポートがあるところでは、面接や履歴書の書き方を教えてもらえるので、動画編集以外のスキルアップも望めます。

STUDIO USでは動画編集のスキルだけでなく、Photoshop・illustratorなどの画像編集ソフトの使い方が学べます。

自分を売り込むセールスについても教えて貰えるので、フリーランスで働くうえでのノウハウも身に付きますよ。

ポートフォリオも手に入る

転職や就職のときクリエイターの能力をはかるには、実際の作品を見れば一目瞭然です。

動画編集スクールでは、動画を製作したり、卒業制作で一本の動画を作ったりします。

その成果物はポートフォリオとして活用できるので、学んだことを充分に発揮して取り組みましょう。

デジハクでは、基礎を覚えた後は実際にいろいろなタイプの動画を作っていきます。

実践型の授業だからこそ、成果物が制作実績になり、あなたのスキルを証明します。

自分専用のポートフォリオサイトも制作できるので、自分を売り込む時にそのサイトのアドレスを示せばすぐにあなたのスキルを相手に見て貰えますよ。

動画編集スクール受講までの流れ

動画編集スキルは動画編集スクールで学べば身につけることのできるスキルです。

動画編集スクールを受講するまでの流れは以下の通りです。

動画編集スクールによってはコース修了後のサポートも受ける事ができるので、動画編集スキルを使って転職・副業を考えている方は、コース修了後のサポートの有無を確認する事が重要です。

動画編集スクールの料金相場：55,000円～696,975円

ここからは動画編集スクールの料金相場を紹介します。

それぞれのスクールの特徴も簡単にまとめたので、ぜひ最後までご覧下さい。

DMM WEB CAMPの料金相場：169,800円～334,800円（オンライン）

（DMM WEB CAMPのHPから引用）

DMM WEB CAMPの料金相場は169,800円～334,800円です。

有名なサイトが運営しているので、知名度・安心度は高いです。

DMM WEB CAMPは、DMMが運営しており、ほかにも多くのコースが用意されています。

動画編集のスキルだけを磨くのではなく、構成→編集→納品という実際の仕事での流れを意識したカリキュラムが特徴です。

無料相談もあるのでぜひ利用してみてはどうでしょうか。

専属のメンター（現役クリエイター）が、週2回・25分のメンタリングをしてくれるので、続けられるか不安な方にもおすすめです。

DMM WEB CAMP
公式サイトはこちら

STUDIO USの料金相場：55,000円～220,000円（オンライン）

（STUDIO USのHPから引用）

STUDIO USの料金相場は55,000円～220,000円です。

未経験から動画編集スキルをじっくりと学びたい方におすすめです。

STUDIO USは、授業と講師の品質が高いことで有名なスクールです。

ananや日経ウーマンなどのメディアにも掲載されており、無料相談をLINEで受けつけているので、相談のハードルも低いですね。

チャットでの質問を常時受け付けているので、疑問も直ぐに解消されるのが魅力です。

全てのコースに＋55,000円で、月額無料でスキルを習得するまで続けられます。

700以上の動画素材が見放題なうえ毎月新しい動画がUPされますし、デザインに必要なillustratorやPhotoshopの使い方も学べます。

STUDIO US
公式サイトはこちら

デジハクの料金相場：148,000円～248,000円（オンライン）

（デジハクのHPから引用）

デジハクの料金相場は148,000円～248,000円です。

実践方カリキュラムと、採用通過率5%以下の講師がサポートしてくれます。

デジハクは、多数のメディアで掲載されている動画編集スクールです。

マンツーマンで質問や相談もできるので、学習するうえでの悩みも親身に聞いて貰えます。

デジハクは独学でプロになった経緯を持つ講師が集まってできたスクールなので、遠回りしたからこそわかるプロへの近道がカリキュラムに盛り込まれています。

未経験者に最適なカリキュラムとサポートが受けられます。

デジハク
公式サイトはこちら

MOOCRESの料金相場：297,000円～594,000円（東京・大阪・オンライン）

（MOOCRESのHPから引用）

MOOCRESの料金相場は297,000円～594,000円です。

動画スキルが4ヶ月で手に入るスクールなので、早くスキルを身に着けたい方におすすめです。

MOOCRESは、さまざまな講座を開いているテックアカデミーが運営しているスクールです。

講師がクライアント役になり、実際の案件に取り組んでるような実践的な授業が特徴です。

Adobe CCコンプリートプランが3ヶ月無償提供され、講座受講中はPCレンタルが実質無料なのでぜひ活用しましょう。

学校に通う場合は1名～5名のクラスで勉強することになり、校舎は東京・大阪にあります。

MOOCRES
公式サイトはこちら

ヒューマンアカデミーの料金相場：258,368円～696,975円（全国・オンライン）

（ヒューマンアカデミーのHPから引用）

ヒューマンアカデミーの料金相場は258,368円～696,975円です。

教育訓練給付制度に対応したコースもあり、上限10万円還ってきますので検討してみてはどうでしょうか。

ヒューマンアカデミーは、未経験からでもスキルを身に着けられるスクールです。

講座のなかでポートフォリオを製作するので、転職や就職などにも使えます。

映像講義が見放題だったり、質問回数が無制限だったりと学ぶ上で助かる特典が盛りだくさん。

オンラインと通学から選べるだけでなく、両方を選択することも可能です。

ヒューマンアカデミー
公式サイトはこちら

デジタルハリウッドの料金相場：330,000円（東京・埼玉・神奈川・オンライン）

（デジタルハリウッドのHPから引用）

デジタルハリウッドの料金相場は330,000円です。

最短3ヶ月で簡単な動画を作ることが可能なので、早くスキルを身に着けたい方におすすめです。

デジタルハリウッドは、ネット動画ディレクター専攻コースのみのスクールです。

動画編集の現場でよく使われているAdobe Premire Proを使用し、プロ講師にアドバイスをしてもらえます。

動画編集だけではなく、企画・シナリオ・ネット動画マーケティングなどもカバー。

案件を紹介してもらえるだけでなく、卒業後もサポートしてもらえるので安心です。

デジタルハリウッド
公式サイトはこちら

動画編集スクールの料金相場まとめ

動画編集スクールの料金相場を表にまとめました。

それぞれのスクールの特徴もご覧ください。

動画編集スクールの料金相場は55,000円～696,975円です。

値段が高くなるほどより専門的な知識を身に着けられ、使用できるようになるソフトも多くなります。

専門的なスクールは料金が高くなりがちですが、少しでも安く利用したいものです。

動画編集スクールの選び方

動画編集スクールの需要は高まっており、多くのスクールがあります。

どんな基準でスクールを選べばいいのでしょうか、ポイントを紹介します。

無料相談や体験会を活用する

ある程度スクールを絞れたならば、HP上に載っていることだけで判断しないほうがいいでしょう。

絞ったスクールが無料相談や体験会、説明会などがあるのならばぜひ活用しましょう。

HPを見るだけではわからない疑問や、授業の雰囲気、わかりやすさなどをリサーチしてから決断するのがおすすめです。

学習スタイルで選ぶ

通学タイプのメリットは、その場で質問ができるだけでなく、クラスで行うタイプならば仲間との交流も期待できます。

デメリットは通学するため、時間の制約があることです。

オンラインタイプのメリットは、スキマ時間に学習できることです。

デメリットは、質問の回答が直ぐに得られないこと、モチベーションの維持が必要なところです。

自分の生活スタイルに合った方を選びましょう。

例えばMOOCRESは、東京・大阪校で1週間に1回・2時間の対面授業が行われています。

クラスの人数は1～5名なので、講師との距離が近く、わからないところも質問しやすい雰囲気になっています。

課題を仲間とこなすこともあるので、モチベーションアップが期待できそうです。

目的によって選ぶ

あなたが動画編集のスキルを手に入れたい理由はなんでしょうか。

趣味が高じた方、副業で稼ぎたい方、転職・就職したい方など、スキルを手に入れた後の目的はさまざまです。

目的によって動画編集スクールを選べば、膨大なスクールの中から自分に合った場所を見つけられますよ。

動画編集スクールを安く利用する方法

高くなりがちな動画編集スクールですが、ちょっとでも安く利用したいですよね。

動画編集スクールを安く利用する方法を紹介していきます。

各種割引サービスを利用する

スクールによってお得なキャンペーンが実施されているかもしれません。

まずはキャンペーンをチェックし、お得に講座を受けましょう。

MOOCRESでは、対象クラスに参加して友達と申し込むと最大で44,000円OFFになるキャンペーンが実施されています。

教育訓練給付制度を使用する

雇用保険の被保険者期間が3年以上あれば受けられる制度です。

厚生労働大臣が指定した講座を受講すると、支払った教育訓練費の20％（上限10万円）相当額がハローワークから支給されます。

受講するだけでなく、修了することが条件なので注意してください。

今回紹介したなかでは、ヒューマンアカデミーのみが対象です。

給付資格を持っているのなら、使わない手はありません。

独学で学ぶ

時間もお金も余裕がなく、いまいちスクールに通うことに踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は独学で学ぶのも手です。YouTubeなどで初心者向けの動画編集講座を行っている方も多くいます。

独学で学ぶうち、余裕が出来ればスクールに通うのもいいでしょう。

有名YouTubeの「水溜まりボンド」のメンバー・カンタさんが初心者向けの動画講座を投稿しています。

まずはこの動画を見て、動画編集がどういうものか確認するのもいいですね。

まとめ

動画編集スクールの料金相場は55,000円～696,975円です。

選び方としては、予算を決めて3つ以上のスクールを比較し、学習スタイルを重視しましょう。

ヒューマンアカデミーは通学・オンライン・両方を選べるので、融通が利くのでおすすめです。

安く利用したいのならば割引キャンペーンを利用しましょう。MOOCRESなら最大で44,000円安く利用できます。

また、独学で学ぶのもいいでしょう。YouTubeで「動画編集　初心者」などで検索すると、為になる動画がたくさん見られますよ。

動画編集スクールの比較表

画像
スクール名	DMM WEB CAMP	STUDIO US	デジハク	MOOCRES	ヒューマンアカデミー	デジタルハリウッド
料金相場	169,800円～ 334,800円	55,000円～ 220,000円	148,000円～ 248,000円	297,000円～ 594,000円	258,368円～ 696,975円	330,000円
相談など	無料相談あり	無料相談あり	無料説明会あり	無料相談あり	無料説明会あり	無料説明会あり
学習期間	4～16週間	HPに表記なし	90～180日	3～4ヶ月	6～12ヶ月	3ヶ月
コマ数	1週間に10～40時間学習	自由	自由	週1回2時間	自由	自由
割引など	返金保証制度あり	特別割引キャンペーンあり	特になし	特別割引キャンペーンあり	特別割引キャンペーンあり	特になし
特徴	インタビュー動画やプロモーション動画も作れる。厳選された現役クリエイターが講師を担当。	15本以上の動画を作成するので、ポートフォリオも充実し、転職や就職に有利。	通っている人の9割が未経験、300本以上の動画講座あり。	未経験でもOK、割引キャンペーンもあり、通学かオンラインを選べる。	オンライン・通学だけでなく両方選べるのが特徴。	動画編集だけでなく、撮影スキルも学べるので自分で撮影もしたい方におすすめ。
地域	オンライン	オンライン	オンライン	東京・大阪・オンライン	全国・オンライン	東京・埼玉・神奈川・オンライン

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