樹木葬の費用相場と葬儀屋の選び方、安くする方法【各社比較】

故郷にあるお墓は遠いことや高齢化もあり、年々お墓参りをすることも少なくなり、子供世代への負担を心配している方も多くいます。

継承者のいないご家庭では従来のお墓ではなく、ひとりや夫婦で入ることができる樹木葬を希望する人が増えてきました。

シンボルツリーの元に埋葬され自然に還ることを目的とした樹木葬は、墓の負担を子孫に残すこともありません。

樹木葬は代々承継する墓ではなく、霊園が管理し永代供養をしてくれるので費用も安く済みます。

樹木葬は葬儀を行う葬儀屋に依頼することができるので、葬儀から埋葬までスムーズに進めることができます。

葬儀と一緒に葬儀屋に依頼できる、樹木葬の費用や埋葬方法を調べました。

今回は、樹木葬の費用相場と葬儀屋の選び方、安くする方法をご紹介します。

樹木葬とは

樹木葬とは墓石の代わりに樹木などのシンボルツリーを墓標とし、その下に遺骨を埋葬し自然に還すことを目的とした埋葬方法です。

宗教や宗派に関係なく利用でき、霊園の管理者が法要を行い永代供養します。

樹木葬には承継する墓はなく、残された家族に墓の負担をかけずに済みます。

墓の負担をかけない樹木葬の必要性や種類、注意点と樹木葬までの流れを解説します。

参考：姫路市

参考：イオンライフ イオンのお葬式

参考：家族葬のつばさホール

樹木葬の必要性

先祖代々承継する墓は少子高齢化の問題や都会に移住する人が増えた地域もあり、近年定期的にお参りすることが難しくなっています。

また、墓は宗教や宗派によるお盆やお彼岸などの法要を営む必要があり、管理費やお布施などの費用もかかります。

これは姫路市が調査した、お墓と葬送に関するアンケートの調査結果です。

この調査結果からは、墓を所有していない人が墓をもたない理由には子孫に負担を残したくない、という考えを持つ人が多くいることがわかりました。

また、従来の墓に埋葬する以外の埋葬方法では、樹木葬などの自然葬を選ぶ人が一定数存在していることもみえてきました。

樹木葬は子孫に負担を残したくないと考える方に必要な埋葬方法でした。

樹木葬の種類と特徴

樹木葬には霊園の場所や埋葬方法による違いから、いくつかの種類があります。

樹木葬ができる霊園には立地によりガーデンタイプと里山タイプがあり、特徴は以下になります。

ガーデンタイプ

ガーデンタイプの樹木葬は比較的アクセスがよい立地にあることが多く、霊園内部は公園のように整備されお参りしやすいのが特徴です。

ガーデンタイプの樹木葬には多くの人と一緒に埋葬する方法と、家族単位で埋葬できる区画があります。

個別の区画には名前を彫刻した石碑を設置でき、故人の埋葬場所がわかりやすくなっています。

家族単位で埋葬できる個別区画でも、一定期間がすぎると永代供養塔に移され合祀されます。

里山タイプ

里山タイプの樹木葬霊園は山林にあり、墓標に見立てたシンボルツリーの元に遺骨を埋葬します。

循環型の埋葬方法で自然に還ることを目的としているのが特徴です。

自然の中にある里山タイプの樹木葬は都市部から離れた場所にあることが多く、アクセスは大変ですが自然が好きな方や静かな環境で眠りたいと思う方に好まれています。

シンボルツリーや周辺の木々は専門の業者により手入れされるので、里山の自然再生にも役立ちます。

樹木葬は立地のほかにも、埋葬方法により合祀型、集合型、個別型に分類されます。

それぞれの特徴は以下になります。

合祀型

合祀型は、同じ納骨室に不特定多数の遺骨を一緒に収める埋葬方法になります。

合祀する区画内にシンボルツリーや慰霊塔を設置し、献花台や合同礼拝所などでお参りできるのが特徴です。

遺骨は骨壷から取り出しパウダー状にしてから布袋などに移し埋葬することが多く、土に還りやすくなっています。

多くの人の遺骨と一緒になるので、遺骨の取り出しができず改葬することはできません。

集合型

集合型は1体づつ個別に遺骨を収納できる納骨室が集まった樹木葬です。

個別の納骨室をいくつかまとめて、シンボルツリーや石碑などの墓標を設置しています。

個人の納骨室に名前を刻める石碑やプレートが設置できるので、故人の埋葬場所がわかるのが特徴です。

納骨室に入れられるのは1人分の遺骨だけなので、家族や夫婦一緒に納骨することはできません。

個別の納骨室に一定期間埋葬されますが、その後は永代供養塔に移され合祀されます。

個別型

個別型には複数の遺骨を収めることができる納骨室があり、夫婦や家族で使用することができます。

霊園によりペットの遺骨も一緒に埋葬することもできるのが特徴です。

シンボルツリーや墓碑があり、納骨室には石碑やプレートを設置し名前を彫刻することもできます。

最後の埋葬者から一定期間がすぎると、永代供養塔などに移され合祀されます。

樹木葬の注意点

樹木葬には、一般的な墓と違う点がいくつかあります。

樹木葬の契約前に確認しておきたい注意事項は以下になります。

墓地としての許可を受けている霊園か、契約前に確認することが必要です。樹木葬や散骨などの埋葬方法には法律的にグレーゾーンも多く、墓地として認可されていない霊園に遺骨を埋葬すると法律に抵触することもあるので注意しましょう。

樹木葬は寺院や霊園が墓の管理をするので、個人で手入れをすることができません。シンボルツリーや花壇など植物は枯れてしまうこともあり、どのような管理をするのか確認することも大切です。

お墓参りの制約がある霊園も多いです。一般的なお墓参りとは違い、お供物や線香などが禁止されていることがあります。花を供えることができても帰るときには持ち帰るなど決まりがあるので、墓の規約の確認が必要です。

樹木葬は個別埋葬することができますが、7回忌や13回忌などの区切りで永代供養塔に移され合祀される霊園が多くあります。期間は霊園により異なるので、どのくらい個別埋葬して欲しいか考えて選びましょう。

樹木葬は残された家族に墓の負担をかけないことが大きな特徴です。契約時や埋葬時に一括で支払う費用には、永代供養料などが全て含まれるので、追加費用は発生しません。しかし、埋葬後に管理費などが発生する樹木葬もあるので、追加費用の確認をすることが必要です。

樹木葬までの流れ

人が亡くなると役所での手続きや葬儀、埋葬までしなくてはならないことが多くあります。

辛い思いをしている家族に代わり、葬儀屋が手続きの代行をすることもできます。

葬儀屋がサポートできる、葬儀から樹木葬までの流れを解説します。

生前に葬儀から埋葬方法まで契約しておくと家族への負担も少なく、滞りなくお見送りすることができます。

葬儀屋ではトータルプランニングもしてくれるので、予算や希望にあった葬儀の相談をしてみましょう。

樹木葬のメリットとデメリット

樹木葬には多くのメリットがありますが、デメリットも存在していました。

樹木葬のメリットとデメリットをご紹介します。

樹木葬のメリット

従来の墓は清掃やお盆、お彼岸のお参りが必要になりますが、遠方にあったり高齢化により行く機会も減ってしまいますね。樹木葬は墓の管理や供養を霊園がしてくれるので、自分で墓の管理をしなくて済みます。

墓を維持するには管理費や永代使用料、法要などお金がかかります。新たに墓を購入する場合では、数百万円の費用を用意する必要もあります。樹木葬には永代供養料が含まれているため、埋葬後にかかる費用や墓石など高額な費用がなく、一般的な墓より安くなります。

寺院に墓がある場合には檀家になる必要があり、宗教や宗派が違うと埋葬できないケースも出てきます。樹木葬は菩提寺を持たない人でも宗教や宗派に関係なく、誰でも埋葬することができます。

樹木葬は、自然に還ることをコンセプトとした埋葬方法です。森林再生を目指す里山タイプの樹木葬では、シンボルツリーの元に直接埋葬され土に還ることができます。自然や静かな環境を好む方に向いた樹木葬になります。

樹木葬のデメリット

樹木葬では埋葬にかかる費用を一括払いする必要があります。生前予約の場合には契約後、全て一括で費用を支払います。費用が安くすむ樹木葬でもまとまったお金を用意しておきましょう。

一般的な墓参りでは線香や花などを供える風習があります。樹木葬は個別の区画に埋葬されている場合でも、自由に法要をすることはできません。お供えをしたり線香をあげることができないなどの制約もあります。

樹木葬は個別埋葬できる期間が限られています。7回忌や13回忌などにあわせて合葬墓に移され合祀されます。従来の墓のように子孫に承継できず、個別埋葬期間がすぎると樹木葬の墓の権利がなくなります。

樹木葬は自然に還ることを目的とした循環型の埋葬方法です。合祀の場合には不特定多数の遺骨と一緒に埋葬されるので、遺骨を取り出すことはできません。また、個別の区画に埋葬する場合でも一定期間ののち合祀されるので、その後は遺骨の返還はできなくなります。

樹木葬の費用相場：76,780円～970,000円

樹木葬の費用相場は、76,780円～970,000円となっています。

樹木葬を行っている葬儀屋も多く、どこを選べばよいか迷いますね。

霊園が管理し永代供養してくれる、樹木葬の費用や埋葬方法を調べました。

葬儀屋でできる、樹木葬の費用を比較しました。

イオンライフ イオンのお葬式「樹木葬 沙羅（1区画）」の樹木葬の費用相場：50,000円～500,000円（全国）

（イオンライフ イオンのお葬式公式サイトより引用）

イオンライフ イオンのお葬式「樹木葬 沙羅（1区画）」の樹木葬の費用は、300,000円～となっています。

イオンライフ株式会社が運営する葬儀屋で、イオン会員は優待価格で葬儀や樹木葬ができるのが特徴になります。

また、イオンのお葬式公式サイトでは、イオンが紹介している全国の樹木葬一覧を簡単にチェックできます。

「樹木葬 沙羅（1区画）」は法光寺内にある樹木葬霊園で、家族で使用できる納骨室がある区画です。

法光寺（または「あま茶寺」）は、千葉県市原市にある樹木葬霊園です。

4人分の永代使用料が含まれたプランで、ペットも一緒に埋葬することも可能になっています。

納骨室には芳名板や種類を選べる墓碑を設置でき、名前を刻むことができます。

永代使用料の他に初回管理費があり、芳名板や墓碑の費用は別途必要になります。

最初の納骨にかかる納骨供養料は永代使用料に含まれますが、2回目から納骨供養料がかかります。

イオンライフ イオンのお葬式「樹木葬 沙羅（1区画）」の樹木葬の費用は、50,000円～500,000円です。

イオンライフ イオンのお葬式
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お葬式・お供養のなかた「桜雲」の樹木葬の費用相場：750,000円～970,000円（和歌山）

（お葬式・お供養のなかた公式サイトより引用）

お葬式・お供養のなかた「桜雲」の樹木葬の費用は、750,000円～970,000円となっています。

家族葬や社葬、合同葬を行うことができる葬祭ホールをもつ葬儀屋です。

「桜雲」は地蔵寺にある樹木葬で、夫婦2人で利用できる個別埋葬のプランになります。

地蔵寺は、 和歌山県田辺市にある霊園で、バリアフリーや多目的ホールなどの施設が充実しています。

納骨室には石碑の設置ができ、名前を彫刻することができます。

霊園内はバリアフリーなので、車椅子での利用もできるのが特徴です。

契約時に支払う費用には管理費や永代供養料などが全て含まれているので、埋葬後に追加費用がかかることはありません。

個別埋葬する期間は最後の埋葬者から13年間で、その後は桜の木の下に移し合祀されます。

お葬式・お供養のなかた「桜雲」の樹木葬の費用は、750,000円～970,000円です。

お葬式・お供養のなかた
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ホクサン「妙顕寺 樹木葬墓苑」の樹木葬の費用相場：495,000円～680,000円（栃木）

（ホクサン公式サイトより引用）

ホクサン「妙顕寺 樹木葬墓苑」の樹木葬の費用は、495,000円～となっています。

市内に5つのホールを持つ葬儀屋で、家族葬や一般葬儀を行うことができます。

葬儀は1日1葬儀限定なので、関係者のみの貸し切りで使用できるのが特徴です。

葬祭ディレクター資格を保有するスタッフも在籍しているので、地域の習わしなどわからないことも相談できます。

「妙顕寺 樹木葬墓苑」は妙顕寺内の樹木葬霊園で1区画に1名から4名まで埋葬でき、2名分の年間管理費や納骨代、石碑と彫刻費用まで全て初期費用に含まれているプランです。

妙顕寺は、栃木県佐野市の中心市街地にある樹木葬霊園です。

最後の埋葬者から13年間は個別の区画で埋葬しますが、その後は妙顕寺永代供養墓で永代供養されます。

ホクサン「妙顕寺 樹木葬墓苑」の樹木葬の費用は、495,000円～680,000円です。

ホクサン
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家族葬のつばさホール「樹木葬霊園 共同埋葬墓地」の樹木葬の費用相場：76,780円～165,000円（長野）

（家族葬のつばさホール公式サイトより引用）

家族葬のつばさホール「樹木葬霊園 共同埋葬墓地」の樹木葬の費用は、76,780円～となっています。

直葬や福祉葬、火葬式や一日葬など家族葬を行う葬儀屋です。

病院から葬儀ホールに直接ご遺体を搬送することができ、通夜から告別式まで斎場に家族で宿泊できる特徴があります。

「樹木葬霊園 共同埋葬墓地」は里山タイプの樹木葬で、菩提樹をシンボルツリーとする共同埋葬区画に埋葬する合祀型のプランです。

霊園の所在地は、長野県北佐久郡にある「西軽井沢霊園」となります。

土に還すことができるため、お骨はそのまま全部埋葬し粉末化をする必要はありません。

霊園の樹木の管理は提携造園会社が行います。

家族葬のつばさホール「樹木葬霊園 共同埋葬墓地」の樹木葬の費用は、76,780円～165,000円です。

家族葬のつばさホール
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長谷川葬儀「ひだまりの丘 ふくろい霊園 B」の樹木葬の費用相場：330,000円～1,870,000円（静岡）

（長谷川葬儀公式サイトより引用）

長谷川葬儀「ひだまりの丘 ふくろい霊園 B」の樹木葬の費用は、770,000円～となっています。

一般葬から家族葬、一日葬を行うことができる5つのホールをもつ葬儀屋です。

ISO認証格付機関JECIAで「5つ星」を獲得し、安心と信頼の証としているのが特徴になります。

霊園は静岡県袋井市にある「累徳寺（ひだまりの丘ふくろい霊園）」で、樹木葬エリアに1人用から4人以上まで家族一緒に埋葬できる個別埋葬区画を用意しています。

納骨室は1人用でも独立しているので、故人の埋葬場所がわかりお参りしやすくなっています。

「ひだまりの丘 ふくろい霊園 B」は3人まで利用できるプランで、最後の埋葬者から7年間は個別区画に埋葬され、その後は永代供養塔に移されます。

霊園は、静岡県袋井市にあります。

長谷川葬儀「ひだまりの丘 ふくろい霊園 B」の樹木葬の費用は、330,000円～1,870,000円です。

長谷川葬儀
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辻吉・和泉光殿「野出墓地 樹木葬墓」の樹木葬の費用相場：143,000円～495,000円（大阪）

（辻吉・和泉光殿公式サイトより引用）

辻吉・和泉光殿「野出墓地 樹木葬墓」の樹木葬の費用は、495,000円～となっています。

創業450年余の歴史があり、家族葬や一日葬、火葬式ができる3つの直営会館をもつ葬儀屋です。

安置室は24時間365日利用可能で、病院から斎場まで直接搬送することもできるのが特徴になります。

「野出墓地 樹木葬墓」は個別埋葬することができる霊園で、1人から最大2人まで家族で使用できるプランです。

霊園は、大阪府泉佐野市の「野出墓地」で、泉佐野駅から徒歩圏内にあります。

費用には区画使用料や管理費、永代供養料や納骨費用など全て含まれているので、追加費用は発生しません。

最後に埋葬された方から13年後には合葬墓に移され合祀されます。

辻吉・和泉光殿「野出墓地 樹木葬墓」の樹木葬の費用は、143,000円～495,000円です。

辻吉・和泉光殿
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樹木葬の費用相場まとめ

樹木葬の費用相場を以下の表にまとめました。

今回ご紹介した中で費用が安価だったのは、家族葬のつばさホール「樹木葬霊園 共同埋葬墓地」で76,780円、高価格帯にあったのはお葬式・お供養のなかた「桜雲」970,000円でした。

お葬式・お供養のなかた「桜雲」の霊園内はバリアフリーになっているので、車椅子が使用でき高齢者でもお墓参りしやすい施設になっていました。

最後の埋葬者から13年後に合葬されますが、合祀された後の永代供養費用も含まれています。また、費用は2人分なので1人あたりの費用に換算すると、430,000円になりました。

樹木葬には合祀型や家族で利用できる個別型などがあり、費用も異なっていました。

また、霊園の立地による費用の差もあるので、1人あたりの費用に換算しても、単純に比較することはできませんでした。

樹木葬には以下の特徴があります。

葬儀屋の選び方

葬儀屋の選び方は、家族の状況にあわせて選ぶことです。

葬儀から埋葬、役所関係の手続きまで全て代行してくれるものや、自宅以外で通夜ができる葬儀屋を選ぶこともできます。

家族の状況にあう、葬儀屋の選び方をご紹介します。

葬儀から埋葬、手続きまでワンストップでできる

ご不幸があった場合には、役所での手続きなど葬儀以外にもするべきことがたくさんあり、高齢者や小さなお子様がいるご家庭では対応も大変ですね。

葬儀屋では葬儀や埋葬だけでなく、役所への届け出や相続手続きのサポートも行っているところがあります。

手続きを行うことが困難なご家庭には、ひとつの場所で様々なサポートを受けられるワンストップサービスがある葬儀屋が向いています。

お葬式・お供養のなかた「桜雲」には「ワンストップサービス」があり、葬儀後までサポートしてくれます。

葬儀はもちろんのこと樹木葬などの埋葬、仏壇の準備や相続手続きの相談もワンストップでできます。

遺族年金の手続きや生命保険、高額医療費の請求など相続に関する難しい手続きは代行してくれる専門家を紹介してくれます。

ワンストップで相談ができる葬儀屋は、ひとりで対応することが困難な方に向いています。

ワンストップができる葬儀屋を以下の表にまとめました。

斎場に宿泊できる

家族だけで見送りをする家族葬を選ぶ方も多いですね。

しかし、離れた場所に住む家族がいる場合には、通夜と告別式に参列するため泊まる必要も出てきます。

狭い家では家族全員が泊まることができませんが、宿泊できる斎場なら家族揃って通夜を営み告別式をすることができます。

家族みんなでお見送りをしたい方には、宿泊できる斎場を持つ葬儀屋が向いています。

家族葬のつばさホール「樹木葬霊園 共同埋葬墓地」は、通夜から告別式まで全て斎場だけで行うことができる葬儀屋です。

斎場には宿泊できる設備があり、家族葬の費用に1泊2日の宿泊費も含まれているので追加費用の心配もなく、家族みんなで故人を偲び一緒に過ごせます。

家族みんなでお見送りしたい家族には、宿泊できる斎場がある葬儀屋が向いています。

斎場に宿泊できる葬儀屋を以下の表にまとめました。

霊園の数が多い

樹木葬は霊園が永代供養をしてくれますが、やはりお墓参りはしたいものですね。

お墓参りをするには、自宅から樹木葬をする霊園までのアクセスのよさも大切です。

アクセスのよい樹木葬霊園を探している方には、数多い霊園の中から選ぶことができる葬儀屋が向いています。

イオンライフ イオンのお葬式「樹木葬 沙羅（1区画）」には、樹木葬ができる霊園が4箇所あります。

関東地区に2箇所、近畿地区に2箇所の樹木葬霊園があり、それぞれ合祀型と個別型の埋葬方法を選ぶことができます。

霊園の場所や埋葬方法の選択肢がある葬儀屋は、アクセスのよい場所を探してる方に向いています。

霊園の数が多い葬儀屋を以下の表にまとめました。

葬儀屋の選び方には、葬儀後の手続きも頼めるところや斎場に宿泊できるもの、霊園の数が多い葬儀屋を選ぶことがありました。

葬儀屋の選び方を以下の表にまとめました。

樹木葬の費用を安くする方法

樹木葬は一般的な墓に比べると安く利用することができますが、葬儀費用のことも考えると少しでも安くしたいものですね。

樹木葬を行っている葬儀屋では、家族単位で利用すると1人あたりの費用が安くなるプランや生前予約割引、葬儀費用の会員割引なども用意されています。

葬儀屋で行う樹木葬の費用を安くする方法をご紹介します。

1人あたりの費用を安くする

樹木葬は従来の墓に比べ安い費用でできますが、埋葬する人数が多くなると高くなってしまうこともあります。

しかし、1つの区画を家族一緒に使用できるプランなら、一人あたりの樹木葬の費用を安くすることができます。

長谷川葬儀「ひだまりの丘 ふくろい霊園 B」は、家族で使用できる個別区画がある樹木葬霊園です。

1人の埋葬費用は330,000円ですが、複数埋葬できる区画だと1人増えるごとに220,000円加算されます。

埋葬人数が多くなるほど、1人あたりの樹木葬の費用を安くすることができます。

「ひだまりの丘 ふくろい霊園 B」は3人まで埋葬することができる区画で、費用は3人分で770,000円です。

3人分の費用を1人あたりに換算した場合、約256,666円になります。

個別区画で1人で埋葬した場合に比べると、73,334円樹木葬の費用を安くすることができます。

1人あたりの樹木葬の費用を安くできる葬儀屋を以下の表にまとめました。

生前予約をすると割引がある

樹木葬は生前予約することができるので、埋葬されたい霊園や埋葬方法を事前に選ぶことができます。

葬儀屋で行う樹木葬では、生前に樹木葬を契約をすると割引価格になるプランを用意している葬儀屋もあります。

生前予約することで葬儀後に契約するよりも、樹木葬の費用を安くすることができます。

イオンライフ イオンのお葬式「樹木葬 沙羅（1区画）」の樹木葬は、生前予約をすると費用が安くなります。

樹木葬の1区画の永代使用料は、通常費用で4人分300,000円になります。

「イオンのお葬式」プランと樹木葬をセットで生前予約すると、永代使用料が295,000円になり、5,000円樹木葬の費用を安くすることができます。

生前予約をすると樹木葬の費用が割引になる葬儀屋を以下の表にまとめました。

会員割引を利用する

お葬式には、樹木葬のほかにも通夜や告別式などの葬祭費がかかります。

葬儀屋では会員制度があり、会員になることで葬儀費用の割引や特典を受けられます。

会員割引や特典を利用することで、樹木葬の費用を安くすることができます。

辻吉・和泉光殿「野出墓地 樹木葬墓」には「ハートフルCLUB」があり、入会すると会員特典を受けることができます。

入会特典には、家族葬セットプランが特別価格になることや提携店での優待割引などがあります。

一日葬と家族葬のプランで利用できる3万円割引券のプレゼントがあり、利用すると樹木葬の費用を3万円安くすることができます。

会員割引を利用できる葬儀屋を以下の表にまとめました。

樹木葬の費用を安くするには、家族で1区画を使用し1人あたりの費用を安くすることや生前予約割引、会員割引を利用する方法がありました。

樹木葬の費用を安くする方法を以下の表にまとめました

樹木葬の費用相場と葬儀屋の選び方、安くする方法まとめ

樹木葬の費用相場は、76,780円～970,000円でした。

今回ご紹介した中で費用が安価だったのは、家族葬のつばさホール「樹木葬霊園 共同埋葬墓地」で76,780円、高価格帯にあったのはお葬式・お供養のなかた「桜雲」970,000円でした。

樹木葬では、合祀型や都心部から離れた場所にある霊園ほど費用が安くなる傾向がありました。

樹木葬には合祀型や個別型の埋葬方法、ガーデンタイプや里山タイプなどの立地があり、単純に費用を比較することはできませんでした。

葬儀屋の選び方は、家族の状況にあわせて選ぶことでした。

お葬式・お供養のなかた「桜雲」には「ワンストップサービス」があり、葬儀から埋葬、手続きまでトータルサポートをしてもらえました。

斎場に宿泊し家族で通夜から告別式まで過ごせるのは、家族葬のつばさホール「樹木葬霊園 共同埋葬墓地」でした。

イオンライフ イオンのお葬式「樹木葬 沙羅（1区画）」には、アクセスのよいところを選択できる4箇所の樹木葬霊園がありました。

樹木葬の費用を安くするには、家族で1つの区画を使用し1人あたりの費用を安くすることや、生前予約割引、会員割引を利用する方法がありました。

1人あたりの樹木葬の費用を安くできるのは、長谷川葬儀「ひだまりの丘 ふくろい霊園 B」でした。

イオンライフ イオンのお葬式「樹木葬 沙羅（1区画）」の樹木葬は、生前予約をすると費用が安くなりました。

会員になると葬儀費用の割引や特典が受けられるのは、辻吉・和泉光殿「野出墓地 樹木葬墓」でした。

樹木葬を選ぶことで、残された家族への墓の負担を軽くすることができました。

生前に葬儀プランや樹木葬などの埋葬方法を決めておくことで、後悔のないお見送りをすることができますね。

生前からきちんと準備をしておきたい方のための、樹木葬選びの参考にしてくださいね。

樹木葬の費用比較表

画像
樹木葬プラン	イオンライフ イオンのお葬式 「樹木葬 沙羅（1区画）」	お葬式・お供養のなかた 「桜雲」	ホクサン 「妙顕寺 樹木葬墓苑」	家族葬のつばさホール 「樹木葬霊園 共同埋葬墓地」	長谷川葬儀 「ひだまりの丘 ふくろい霊園 B」	辻吉・和泉光殿 「野出墓地 樹木葬墓」
費用	300,000円（永代使用料）	860,000円	495,000円	76,780円	770,000円	385,000円～495,000円
その他費用	30,000円(初回管理手数料) 24,200円(芳名板) 60,000円～(墓碑) 20,000円(納骨供養料)	ー	ー	ー	ー	ー
樹木葬のタイプ	ガーデンタイプ	ガーデンタイプ	ガーデンタイプ	里山タイプ	ガーデンタイプ	ガーデンタイプ
埋葬方法	個別型	個別型	個別型	合祀型	個別型	個別型
埋葬可能人数	4人	2人	2人	1人	3人	4人
個別埋葬期間	ー	13年	13年	ー	7年	13年
地域	全国	和歌山	栃木	長野	静岡	大阪
特徴	4人まで埋葬可能で、 ペットの供養にも対応。	料金体系が明確で、 霊園内はバリアフリー。	市内に5つのホールがあり、 1日1葬儀限定の貸切。	お骨を粉末化せず埋葬でき、 シンボルツリーは菩提樹。	JECIAで5つ星を獲得し、 無料相談が何度でも可。	創業450年の歴史があり、 霊園のアクセスが良い。