葬儀の料金相場と選び方と安くする方法

終活

お葬式は、故人を弔う儀式です。近親者が亡くなられた場合、すぐに葬式の形式や費用などについて考えなければならないのは非常に大変ですよね。

この記事では、葬儀の料金相場と、葬儀の選び方、お葬式を安くする方法について紹介していきます。ぜひ最後までお読みください。

葬儀の費用相場

鎌倉新書の「第3回お葬式に関する全国調査」によると、葬儀全体にかかる総額費用は平均で178.2万円となっています。葬儀の費用自体は、117.1万円なのですが、飲食費や返戻品などに30万円ずつくらい必要となるのです。

葬儀の費用相場

この調査では、葬儀の種類についてのアンケートも実施されています。一般葬が53%で、家族葬が38%などとなっています。1日葬や直葬・火葬式なども5%ずつくらいいらっしゃいます。そのため、一般葬の費用・料金については、平均値よりも高くなります。家族葬なども含めた平均が117.1万円だということをしっかりおさえておく必要があるでしょう。

葬儀の種類

お葬式と言ってもさまざまな種類のものがあります。以下では、葬儀の種類ごとの相場について紹介していきます。

一般葬:60万円~160万円

一般葬は、お通夜や法要などを行う一般的な形式の葬儀です。一般葬の費用は、規模などにもよって異なっていますが、60万円~160万円ほどとなります(会食費・返戻品費用を除く)。

一般葬は葬儀社が最初から最後までしっかり仕切ってくれます。場合によっては、数百万円ほどお金をかける場合もあります。

一般葬の費用は高いと思われがちですが、実際には参列者が香典を出してくれるので、場合によっては家族葬よりも実質的に安い料金となることもあります。

たとえば、参列者が平均5,000円の香典をくださった場合、100人の参列で500,000円の費用を回収することができます。数百人となると、さらに香典の額は多くなります。

参列者の数によって、お葬式に実質的に必要となる額は異なってくるのです。家族葬の場合にも香典をいただくことがありますが、参列者の数が限られているので、香典の額も限られてきます。

家族葬:30万円~50万円

家族だけが参列する小規模なお葬式が、「家族葬」です。家族葬は、身内やごく近しい友人だけで行われます。通夜や告別式を身内だけでひっそりと済ませるのです。

家族葬の料金・費用の相場は、30万円から50万円程度です。

一般葬と比べるとずっと安い料金で実施することができますし、人を呼んだりする手続からも解放されるので、最近人気が高まってきている葬儀の種類です。

家族葬の料金
(※家族葬の葬式料金抜粋)

一日葬:20~40万円

一日葬は、通夜を行わず、告別式のみで故人を見送るタイプのお葬式です。一般の参列者を招く場合と、家族葬と同様に身内だけでひっそり行う場合とがありますが、基本的には家族葬よりもさらに小さい規模で行います。

一日葬の料金相場は、20万円~40万円ほどとなっています。

家族葬よりもより安いため、最近人気が高まってきている形式です。ですが、家族葬ほどは普及していませんので、やはり少人数であっても通夜も含めた弔いをしてあげたいと思う方が、まだまだ多いのでしょう。

一日葬の料金
(※一日葬の料金抜粋)

直葬・火葬式:10万円~20万円程度

直葬とは、葬儀を挟むことなく火葬場に直接ご遺体を持っていく形式のことです。火葬場で小規模な読経などの弔いをする「火葬式」というものもあります。

これらの費用は、10万円~20万円と非常にリーズナブルになっています。

最低限の葬式も必要ないという方がご利用されます。また故人が葬式は要らないと言い残している場合などにも直葬されます。

直葬にかかる費用
(※直葬の料金抜粋)

【葬儀の費用相場】
平均:178.2万円(葬儀費は117.1万円)一般葬:60万円~160万円
家族葬:30万円~50万円
一日葬:20~40万円
直葬・火葬式:10万円~20万円

葬儀社の選び方

以上、葬儀の費用相場について紹介してきました。以下では、葬儀社の選び方について紹介していきます。

価格設定がはっきりしていること

葬儀社はどこを選んでも同じだと思われがちですが、業者によっては莫大な追加費用を追加請求するような悪徳業者も存在しています。

ぼったくられないためにも、料金設定が明確になっている業者を選ぶようにするといいでしょう。追加費用が何か発生するのかどうかについては、見積りの段階ではっきりと明らかにしておくようにしましょう。

料金の支払い期日も参考に

お葬式の料金は決して安くはないので、すぐに現金で支払うことができない場合も多いと思います。料金支払いのタイミングは葬儀社によって異なっていますので注意が必要です。

余裕をもって支払ができる期日を設けてくれるような葬儀社を選ぶようにしましょう。中にはクレジットカードでの代金支払いに対応している業者もあります。

対応の丁寧さ

葬儀業者はマナー業ですから、対応や人となりは大事なポイントとなってきます。こちらの要望に丁寧に対応してくれるかどうかで、式は全然違うものとなってきます。また、安い葬式にしたからといって、手を抜いてしまうような業者は好ましくありません。

葬儀を安くする方法

以上、葬儀社の選び方について紹介してきました。葬式の料金を安くしたい場合にはどうすればいいのでしょうか。以下、葬儀を安く済ませる方法について紹介していきます。

小さいお葬式を選ぶ

葬儀にかけられる費用があまり多くない場合、葬儀の規模を小さいものとするといいでしょう。具体的には、通夜を行わない一日葬や、火葬場に直接送る直葬などがあります。

きちんとした儀式を経て見送ってあげたいという場合、参列者を家族だけに限定する「家族葬」という選択肢があります。見送る人数は限られていますが、故人を本当に悼んでいる遺族のみが参列するので、温かい葬儀となります。

一般葬であっても、各種のオプションを削ることで安くすることができますので、葬儀社に相談してみるといいでしょう。

複数社から見積りを取る

故人が亡くなってから、葬儀までは時間がとにかくありません。そのため、1社だけに見積りを取るようなケースも多いです。

しかし、できるだけ多くの葬儀社から見積りを取るようにしましょう。葬儀社が違うだけで、同じ式であっても料金が10万円以上違ってくることもあります。また、見積り段階で、追加料金が発生するタイミングなどについてもしっかり確認しておくようにしましょう。

補助金を受ける

自治体によって、葬祭費として補助金を出している自治体があります。1万円~7万円程度の給付を受けることができるので、ぜひ調べて活用するようにしましょう。

また、5万円程度の埋葬費の給付もあるので、併せて調べておくようにするといいでしょう。

葬儀の料金相場と選び方と安くする方法まとめ

以上、葬儀の料金相場と、葬儀社の選び方、安くする方法について紹介してきました。

葬儀全般の費用の平均相場は、会食代金や返戻品などを合わせて178.2万円、葬儀だけの費用は117.1万円でした。一般葬は60~160万円ほどが相場となっています。家族葬や一日葬・直葬などの場合にはより安い費用が相場となっています。

葬儀社を選ぶ際には、価格設定がしっかりと明確になっているか、料金支払いに柔軟に対応してくれるか、対応が丁寧か、などがポイントとなります。

葬儀を安く済ませる方法として、小さい規模の葬式を選ぶ方法、見積りを複数社から取る方法、補助金をもらう方法などがあります。

いかがだったでしょうか。
葬儀の参考となったのであれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。