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引越しの費用相場と業者の選び方、安くする方法【徹底比較】

引っ越しの料金相場季節行事

引越しの費用相場と引越業者の選び方をご紹介。各引越業者を徹底比較しています。

最近は、引っ越し業者に丸投げのサービスから、ダンボールの無料支給、不用品回収、ZoomやLINEでの見積りまで、かゆい所に手が届くサービスがたくさんあります。

削れる出費は削って、楽できるところは楽をし、気分良く引っ越しましょう。

この記事では、引っ越しの料金相場と業者の選び方、安くする方法を徹底解説していきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次
  1. 引越しの費用相場と引越業者の選び方をご紹介。各引越業者を徹底比較しています。
  2. 引っ越しサービスとは
  3. 引っ越しの料金相場:約0.9万円〜約35万円程度
  4. 引っ越しサービスの料金相場
  5. 引っ越し業者の選び方
  6. 引っ越し費用を安くする方法
  7. まとめ

引っ越しサービスとは

引っ越しというと、どうしても「荷物の移動」のことばかり考えがち。でも、実際は「生活の拠点を移す」人生の一大イベント。様々な手続きが必要です。

下表のように、行政関係の届出や電力会社の切替え、ご近所さんへの挨拶など、盛り沢山。すべて自分でやろうとすると負担ですし、不安で仕方がありませんね。

引っ越し前後の手続き例
手続きの種類届け出先
約1週間前転出届・印鑑登録・国民年金・国民健康保険現住所(旧居)の役所
不用品・粗大ゴミ処分不用品回収業者等
金融機関届銀行窓口
近所のご挨拶近隣世帯
約3〜4日前郵便局の転送届最寄りの郵便局
電話の移転届現住所(旧居)管轄のNTT
水道・ガス・電気・新聞等の料金精算現住所(旧居)管轄の営業所
転校届転入先の学校
引っ越し直後転入届・印鑑登録・国民年金・国民健康保険新住所(新居)の役所
水道の開栓水道局または役所
運転免許証の住所変更所轄の警察署または安全協会
自動車の登録変更引っ越し先の陸運事務局または軽自動車協会
近所のご挨拶近隣世帯

そんな時に役立つのが引っ越し代行サービス。その道のプロに任せれば手際良く進みますし、何より、何か分からないことがあったとき気軽に質問できますよ。

まずは、どのような引っ越し業者や荷物の運び方、サービスがあるのか見ていきましょう。

引っ越し関連業者の種類

引っ越しにあたって利用できる会社には、次の4種があります。

  • 引っ越し専門業社(全国大手/中小企業/ローカル)
  • 引っ越し対応している宅配業者(小口)や運送会社(大口)
  • 大型輸送(貨物列車/フェリー/飛行機)を扱う業者
  • 引っ越し利用を推奨している大手レンタカー会社

このように、引越しサービスに対応しているのは、引っ越し「専門」の業者だけではありません。

個人の荷物配達に強い小型貨物メインの「宅配業者」や、業務用・法人向けの運輸メインで事業展開している大手の「運送会社」なども、引っ越し事業に進出しています。

また、JR貨物や飛行機といった大型の輸送手段では発着地(駅や空港)が固定のため、引っ越しの際は住まいから発着地までのトラック輸送と組み合わせる必要があります。大型輸送を営む業者は、トラック運送に慣れた引っ越し専門業者や宅配業者、運送会社などと連携して引っ越しサービスを提供しています。

この記事では、自分にあった引っ越し方法を見つけられるよう、これらを満遍なく紹介していきます。

荷物の積載方法

引っ越しのサービス内容に入る前に、各社採用している引っ越し荷物の積載方法を紹介します。

それぞれの業者が採用している荷物の運び方を知ることで、数ある業者の中から自分にあったサービスを選びやすくなるからです。

代表的な荷物の梱包方法は次の4種です。

  • コンテナ(5トン〜):大型貨物など
  • トラック(2トン/4トンなど)
  • カーゴ(1-2m3程度):単身者向け
  • 段ボール(3辺合計100cm〜140cm程度):大型家具家電以外の梱包

これらの方法を組み合わせて、大切な荷物を安全かつ効率よく運んでくれます。

コンテナやトラックに、大勢の単身者の荷物が混ざらないようカーゴを並べて運んだり、トラックを貸し切って同じ世帯の荷物を段ボールのまま乗せたりと、運送方法ひとつとっても様々です。

どのパターンにしても、安く利用するためには、なるべく狭いスペースを効率よく利用することが求められてきます。

引っ越しプラン/サービスの種類:業者へのお任せ度合い

ここまで紹介した、引っ越しに関わる「会社」や引っ越し荷物の「積載方法」を踏まえて、さらに具体的な引っ越しの「プラン」や「サービス」を見ていきましょう。

引っ越しサービスの料金を決める要素にも色々ありますが、荷物の量や運搬距離と並んで重要なのが「業者へのお任せ度合い」です。

引越しにはざっと下表のような作業工程があります。どこからどこまで業者側でやってくれるのか。プランごとにしっかりサービスの範囲を確認していきましょう。

作業工程

プラン例

フルサービスプラン

プラン例

スタンダードプラン

1.梱包資材の用意

2.小物の荷造り

3.大型家具の梱包

4. 運送

5.大型家具の開梱・設置

6.小物の荷解き

7.小物の収納

8.ハウスクリーニングなどの引越し後サービス

利用者にとって一番楽な引っ越しプランは、上表プラン例①のように、荷ほどきや小物の収納までやってくれるもの。これは、各社「フルサービス」や「パーフェクトプラン」といった名称で呼ばれています。

さらに、オプションでハウスクリーニングなどがついた「エクセレントプラン」「プレミアムプラン」といったプランを用意しているところもあります。

しかし、似たようなプラン名でも、会社によってサービス範囲が違うことはよくあります。業者によって、標準のカバー範囲も異なります。当然ではありますが、各社名称が全く違っているので比較が難しいのが現状です。

通常、標準プラン(「スタンダード」「おすすめ」など)では、上表プラン例②のように、資材ダンボールの用意と大型家具の荷造り・荷解きはお任せし、小物の荷造り・荷解きは自分でやるような作業分担に設定されていることが多くなっています。

引っ越しの料金相場:約0.9万円〜約35万円程度

引っ越しの料金相場

引っ越しの料金相場は、約0.9万円(単身・引越し推奨レンタカー)〜約2.1万円(単身・大手引越し専門業者)〜約35万円(大家族・長距離)となっています。

また、業者の事業規模や種別で引越し相場を比較すると、

①大手の引越し専門業者

②中堅の引越し専門業者

③小規模な引越し業者

④コンテナ輸送を利用できる運送会社

⑤大型家財に対応している宅配業者

⑥引越し利用を推進している大手レンタカー業者

の順に安くなる傾向が見られます。

引っ越しアンケートデータに基づく料金相場

具体的な業者比較に入る前に、引越し距離と荷物量(家族の人数)で決まる、引越しの大まかな料金相場を知っておきましょう。

ここでは、引越し経験者のアンケート集計内容をご紹介します。

【通常期(5〜1月)における家族の引越し価格相場】

2人家族3人家族4人家族5人家族以上
全平均74,505円92,675円115,729円163,598円
〜15km未満(同市区町村程度)64,815円79,792円99,192円141,330円
〜50km未満(同都道府県程度)70,794円89,344円118,144円158,580円
〜200km(同一地方程度)86,478円105,281円134,971円185,565円
〜500km未満(近隣地方程度)110,040円148,712円179,745円232,855円
500km以上(遠距離地方程度)157,166円1996,619円238,990円343,246円

SUUMO引越し見積もり公式サイトより引用)

上の表を縦方向に見ると、引っ越しの料金相場は、同一市区町村内での引越しから500km以上の遠距離の引越しまで、「引っ越しの距離」によって最大9万円〜20万円程度も変わってくることがわかります。

また、表の横軸を見ると、引っ越しの料金相場は、2人家族から5人家族まで、「引っ越し世帯の人数」つまり「荷物量」によって最大7.7万円〜8.8万円程度も変わってくることがわかります。

また、業者が繁忙期でない「通常期」の引越し料金相場を調査した同種のアンケートを見てみると、アンケート結果に大きな違いがありました。どちらかというと上記SUUMOのアンケートでは料金の平均値が高めに出ている印象です。

たとえば、引越し侍のアンケート調査結果では、5人以上の家族かつ500km以上の長距離引越しで、SUUMOのアンケートよりも14万円ほど安い料金相場となっています。

それほど、同条件でも、安く利用できている人と高い料金を支払っている人、大きな差がついてしまっていることが推察されます。選ぶ業者やプランによって料金にかなりのばらつきが生まれる引っ越しでは、正確に相場感をつかんで最適な業者やプランを選んでいきましょう!

同様の条件下での各社引っ越し料金相場

各社提供サービスの基準がバラバラで比較しづらいため、この記事ではなるべく統一した基準で見ていきます。

引っ越し料金を決める4要素
どこまで作業を代行してもらうか梱包資材の用意、小物の荷造り、大型家電の梱包、運送……etc.(前項参照)
荷物量容積、重量、対応スタッフの人数
運搬距離同一市町村内~海をまたぐ長距離輸送まで
繁忙期かどうか年度切替りの3月~4月*は繁忙期
*「2月~」、「~4月中旬」など、業者によって若干異なる。

今回はこれら4つの条件をなるべく揃えて、各社引っ越しサービスの料金を比較していきます。各社比較のための統一基準・引っ越し条件を表にしました。

各社比較のための引っ越し条件
統一基準
①  業者お任せ度合い大型家具の荷造り〜運搬〜大型家具の荷解きまでお任せ。小物の荷造り・荷解きや収納、お掃除は自分で(標準プラン)
②  荷物量110サイズ段ボール15箱分(単身平均)
③  運搬距離400km(東京―大阪間400km、大阪―熊本間500km)
④  繁忙期かどうか通常期・平日

表中②の荷物量は、イメージしやすいよう、食器や本を詰め込んでも一人で運べる「110サイズのダンボール(=3辺合計110cm)」を最小単位としました。

単身者の荷物量はだいたい段ボール10〜20箱と言われていますので、今回は「15箱分」に統一して比較してみたいと思います。

では、具体的な業者比較に入っていきましょう!

ハトのマークの引越センターの料金相場:400kmあたり約2.1万円(作業員1名&梱包オプション付き)

大手引っ越し専門業者「ハトのマークの引越センター(ひっこし専門協同組合)」の引越し料金相場は、400kmあたり約2.1万円〜となっています。

ハトのマークの引越センターの料金相場

ハトのマークの引越センターの料金相場

(※ハトのマークの引越センター公式サイトより引用)

プラン料金
小鳩パック29,000円〜45,000円
小鳩プチトラパック11,000円〜26,000円
小鳩スカイパック49,000円〜87,000円

(※ハトのマークの引越センターの料金一覧20211228日時点)

発地・着地それぞれでの時間指定など、追加料金で細かくオプションをつけることができます。

今回取り上げるのは「小鳩スカイパック」と呼ばれる空路を使用したサービスです。遠距離輸送に強く、とにかく速く時間にきっちりしているのが特徴です。

飛行機を使うと聞くと高い気がするかもしれませんが、長距離輸送であればむしろ安くなるケースもあります。

海峡をまたぐ場合は、基本的に空路か海路を使用せざるを得ません。フェリーなどと合わせて検討してみてもいいでしょう。

各社比較のための引越し条件でこのサービスを利用する場合の料金を計算していきます。

引越し料金相場の計算式

【東京―札幌間(直線距離830km)】

・基本料金4.9万円+作業員料金7,000円×2(発着両方)+梱包量3000円=6.6万円(税抜)

・6.6万円×1.1≒7.3万円(税込)

→400kmあたりの料金:7.3万円×(400km÷830km)≒3.52万円

 

【大阪―札幌間(直線距離1050km)】

・基本料金6.3万円+作業員料金7,000円×2(発着両方)+梱包量3000円=8.0万円(税抜)

・8.0万円×1.1≒8.8万円(税込)

→400kmあたりの料金:8.8万円×(400km÷1050km)≒3.35万円

空路を利用した小鳩スカイパックでは、およそ400kmあたり3.4万円ということがわかりました。この料金は、カーゴ専用BOX1つの荷物量(内寸1.7m×0.8m×1.1m≒1.5m3:ダンボール110サイズ24箱程度)での料金です。

3.4万円で段ボール24箱運べるので、各社比較のための引越し条件の15箱分に換算すると約2.1万円ということがわかります。

紹介した「小鳩スカイパック」は「ひっこし専門協同組合 北海道」のプランです。このように、ハトのマークの引越センター(ひっこし専門協同組合)では、対応窓口が全国各地に点在し、その地域にあったサービスを提供しています。その数、全国に200拠点。

引っ越し前は現地の情報が少ないだけに、大手といえど、現地のことが分かる人が対応してくれるのは心強いですね。

ハトのマークの引越センター
公式サイトはコチラ

名称ハトのマークの引越センター
運営会社名全国引越専門協同組合連合会 (国土交通省認可)
会社住所〒101-0035
東京都千代田区神田紺屋町14 千代田寿ビル4階
電話番号0120-1919-00
料金400kmあたり約2.1万円〜
お問い合わせ03-5298-1208
特徴単身での長距離引っ越し、また時間の正確さやスピーディーさを求める場合にはおすすめのサービスです。
公式HPhttps://www.hato.or.jp/

BIG引越センターの引越し料金相場:400kmあたり約1.8万円(スモールタイプ&スタンダード&軽トラック選択)

中堅の引っ越し専門業者「BIG引越しセンター」の引っ越し料金相場は、400kmあたり約1.8万円〜となっています。

BIG引越センターの料金相場

BIG引越センターの料金相場

(※BIG引越センター公式サイトより引用)

プラン料金
エコノミー16,500円〜112,200円
スタンダード25,300円〜138,600円
デラックス49,500円〜214,500円

(※BIG引越センターの料金一覧20211228日時点)

BIG引越しセンターでは、住まいの間取りや荷物を積み込むトラックのサイズ、作業員の人数など、細かくカスタマイズして最適の料金プランを選ぶことができます。

各社比較のための引越し条件でこのサービスを利用する場合の料金を計算していきます。

引越し料金相場の計算式

【東京―札幌間(直線距離830km)】

・スモールタイプ×エコノミー×軽トラック×平日:1.65万円

・遠距離加算料金*:{(830km-30km)÷10km}×2,200円=17.6万円

*30km以上10kmごとに2,200円の遠距離加算料金

→1.65万円+17.6万円≒合計19.3万円

→400kmあたりの料金:19.3万円×(400km÷830km)≒9.3万円

 

【東京―大阪間(直線距離400km)】

・スモールタイプ×エコノミー×軽トラック×平日:1.65万円

・遠距離加算料金*:{(400km-30km)÷10km}×2200円=8.14万円

*30km以上10kmごとに2,200円の遠距離加算料金

→400kmあたりの料金:1.65万円+8.14万円≒合計9.8万円

BIG引越しセンターでは、平均して400kmあたり約9.6万円ということがわかりました。

トラックサイズは軽トラック(荷台サイズ:幅1.4m×長さ1.92m×高さ2m≒5.4m3:ダンボール110サイズ80箱程度)を選択したので、各社比較のための引越し条件の15箱分に換算すると約1.8万円です。

BIG引越センターでは、業者へのお任せ度合いにより大きく3つのプランを用意していますが、引越パックでは30km以内、短距離の引越しを標準としています。

各社比較のため、計算では400kmの引っ越しに換算しましたが、割高になりがちな短距離の引越しでは他社よりもかなりお得と言えるでしょう。

幅広いオプションサービスを揃えながらも格安で引っ越しプランを提供しているのが特徴です。

BIG引越センター
公式サイトはコチラ

名称BIG引越センター
運営会社名株式会社ビッグサービス運輸
会社住所〒171-0041
東京都豊島区千川2-40-9
電話番号0120-111-803
料金400kmあたり約1.8万円〜
お問い合わせhttps://bigmove.co.jp/contact/
特徴ウェブサイトの情報も充実していて分かりやすく、どのプランも良心的な価格で提供されています。
公式HPhttps://bigmove.co.jp/

赤帽の引越し料金相場:400kmあたり約1.6万円(赤帽ちび太運送「長距離引越し便」)

地域密着型の引越宅配業者「赤帽」の引っ越し料金相場は400kmあたり約1.6万円〜となっています。

赤帽の料金相場

赤帽の料金相場

(※赤帽公式サイトより引用)

一例料金(目安)
移動距離:110km+2H29,920円
移動距離:570km+2H81,400円
移動距離:910km+2H118,000円
移動距離:1440km+2H177,100円

(※赤帽の料金一覧20211228日時点)

上キャプチャのように手作り感あるウェブサイトが目立ちますが、赤帽をはじめとするローカルな引っ越し業者では、所在地の地域情報に精通した引っ越しサービスを格安で提供しています。

各社比較のための引越し条件で、赤帽のサービスを利用する場合の料金を計算していきます。千葉市の「赤帽ちび太運送」が提供している「長距離引越し便」を例に計算します。

引越し料金相場の計算式

【千葉―大阪間(直線距離430km)】

・引越し例*(千葉市―大阪市間):8.14万円

*軽トラック1台、作業補助1名、引越作業(2時間)基本料込み

・高速料金:およそ1.3万円

→8.14万円+1.3万円≒合計9.4万円

→400kmあたりの料金:9.4万円×(400km÷430km)≒8.7万円

赤帽ちび太運送の長距離引越し便では、400kmあたり約8.7万円ということがわかりました。

赤帽の輸送手段は軽トラック(荷台サイズ:幅1.4m×長さ1.92m×高さ2m≒5.4m3:ダンボール110サイズ80箱程度)なので、各社比較のための引越し条件の15箱分に換算すると約1.6万円です。

赤帽は地域の個人事業主が活躍する全国ネットワークです。軽トラックでの運搬のため、単身の引越しのみに限定している場合が多いこと、また、基本的には作業員が一人のため、大きな家財は一緒に運ぶ必要があることなどに注意が必要です。

赤帽以外にもローカルな引っ越し業者はたくさんあります。「(新居もしくは旧居の都道府県名)& 引っ越し」で検索してみましょう。関東エリアでおすすめなのが、MOVING S(ムービング・エス)です。ムービング・エスでは、非常に幅広いサービスを取り揃えており、融通のきく格安プランを提供しています。

赤帽引越し
公式サイトはコチラ

名称赤帽引越し
運営会社名全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会
会社住所〒111-0053
東京都台東区浅草橋3-8-5 VORT浅草橋 3F
電話番号0120-400-111
料金400kmあたり約1.6万円〜
お問い合わせhttps://www.akabou.jp/contact/
特徴赤帽はインパクトあるカラーデザインの軽トラックでお馴染みかもしれませんが、宅配のみならず引っ越しにも力を入れています。
公式HPhttps://hikkoshi.akabou.jp/

日本通運の引っ越し料金相場:400kmあたり約1.5万円(単身パックLサイズ使用)

運送会社「日本通運」の引っ越しの料金相場は、400kmあたり約1.5万円〜となっています。

日本通運の料金相場

日本通運の料金相場

(※日本通運公式サイトより引用)

プラン料金(税込)
単身パックSサイズ19,800円〜72,930円
単身パックLサイズ22,000円〜97,570円

(※日本通運の料金一覧20211228日時点)

運送会社の日本通運では「引越しは日通」という引越しに特化したサービスを展開しており、上キャプチャはそのうち単身パックの料金です。

各社比較のための引越し条件で、このサービスを利用する場合の料金を計算していきます。

引越し料金相場の計算式

【東京―札幌間(直線距離830km)】

単身パックLサイズ=5.06万円(税込)

→400kmあたりの料金:5.06万円×(400km÷830km)≒2.44万円

 

【東京―大阪間(直線距離400km)】

単身パックLサイズ=3.41万円(税込)

→400kmあたりの料金:3.41万円

日本通運の単身パックでは、平均して400kmあたり約2.9万円ということがわかりました。

単身パックのカーゴサイズは、Sサイズ(奥行0.74m×幅1.08m×高さ1.55m≒1.2m3:ダンボール110サイズ20箱程度)と、Lサイズ(奥行1.04m×幅1.08m×高さ1.75m≒2.0m3:ダンボール110サイズ30箱程度)から選べます。今回は、Lサイズの料金で計算しました。

約2.9万円で段ボール30箱運べるので、各社比較のための引越し条件の15箱分に換算すると約1.5万円です。

日本通運ではJR貨物などの大型輸送とタイアップすることにより、コストを抑えた長距離向けの引越しサービスを実現しています。

特に、1回で10tトラック65台分という、桁違いな大量輸送を行えるJR貨物(26両の貨物列車)の特徴を生かした格安プランは、今回取り上げた単身パックに限らず、家族での引っ越しや海外、離島への引っ越しにもおすすめです。

鉄道コンテナを利用した引越しサービスを利用したい場合、JR貨物の引っ越しサービスから見積りをとることも可能です。しかし、旧居までの引き取り、新居側での受け取りはトラック運送業者との接触になりますので、トラック運送業者が窓口になってくれるのは安心ですね。

日本通運「引越しは日通」
公式サイトはコチラ

名称引越しは日通
運営会社名日本通運株式会社
会社住所〒101-8647
東京都千代田区神田和泉町2番地
電話番号0120-154022
料金400kmあたり約1.5万円〜
お問い合わせhttps://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/contact/
特徴費用を抑えたい方向けの「セルフプラン」や後片付けまで任せたい方向けの「フルプラン」も用意されています。
公式HPhttps://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

ヤマトグループの引っ越し料金相場:400kmあたり約1.3万円(らくらく家財宅急便&宅急便組合せ)

クロネコヤマトでお馴染みの宅配業者「ヤマトグループ」の引っ越し料金相場は1.3万円〜となっています。

ヤマトグループ(東京ー札幌間)の料金相場

ヤマトグループ(東京ー札幌間)の料金相場

(※ヤマトグループ公式サイトより引用)

サイズ東京ー札幌間の料金(税込)
80〜160cmまで1,980円〜3,850円
200〜300cmまで6,270円〜16,885円
350〜450cmまで26,235円〜44,825円

(※ヤマトグループの料金一覧20211228日時点)

上キャプチャは、ヤマトホームコンビニエンスが提供する「らくらく家財宅急便」を利用した場合の、東京ー札幌間の宅配料金です。

各社比較のための引越し条件での料金計算にあたっては、「らくらく家財宅急便」で大型家財を送り、ヤマト運輸の宅配便で小さな荷物を送ります。家具付き賃貸物件や実家住まいから引っ越す身軽な単身者の家財として、一般的な単身パックの1.5 m3〜2.0m3に入る量を想定しましょう。

  • 単身者用冷蔵庫(250サイズ)
  • 液晶テレビ(160サイズ)
  • 炊飯器(120サイズ)
  • 衣装ケース(160サイズ)
  • 段ボール(110サイズ)5箱
引越し料金相場の計算式

【東京―札幌間(直線距離830km)】

・単身者用冷蔵庫:11,935円

・液晶テレビ(160サイズ):3,850円

・炊飯器:2,640円

・衣装ケース(160サイズ):3,850円

・110サイズ段ボール5箱:2,050円×5箱=10,250円

→合計32,525円(税込)

→400kmあたりの料金:3.3万円×(400km÷830km)≒1.6万円

 

【東京―大阪間(直線距離400km)】

・単身者用冷蔵庫:8,855円

・液晶テレビ(160サイズ):3,410円

・炊飯器:2,420円

・衣装ケース(160サイズ):3,410円

・110サイズ段ボール5箱:1,720円×5箱=8,600円

→合計26,695円(税込)

→400kmあたりの料金:およそ2.7万円

ヤマトグループのサービスを使った引っ越しでは、平均して400kmあたり約2.2万円ということがわかりました。

今回は1.5 m3程度の荷物量(110サイズ段ボールおよそ24箱分)と仮定したので、各社比較のための引越し条件の15箱分に換算すると約1.3万円です。

ちなみに、ヤマトグループでは他の業者と同じような引っ越しに特化したサービスも扱っています。単身パックのみですが、あわせて検討してみるといいでしょう。

ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅配便」
公式サイトはコチラ

名称ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅配便」
運営会社名ヤマトホームコンビニエンス株式会社
会社住所〒103-0027
東京都中央区日本橋3丁目11番1号 HSBCビルディング6階
電話番号0120-008008
料金400kmあたり約1.3万円〜
お問い合わせhttps://www.008008.jp/contact/
特徴「らくらく家財宅配便」のいいところは、大型家具家電の梱包をしてくれるところです。梱包慣れしたヤマトのスタッフがやってくれるなら安心ですよね。
公式HPhttps://www.008008.jp/

日産レンタカーの引っ越し料金相場:400kmあたり約9,300円(2tトラック使用)

大手レンタカー会社「日産レンタカー」の乗り捨てサービスを利用した引っ越し料金相場は9,300円〜となっています。

日産レンタカーの料金相場

日産レンタカーの料金相場

(※日産レンタカー公式サイトより引用)

車種料金
クリッパートラック4,840円〜7,260円
キャラバンバン9,020円〜13,750円
アトラス2tロングアルミ13,420円〜18,920円

(※日産レンタカーの料金一覧20211228日時点)

上キャプチャは、車の「レンタル料金」に加えてかかる「乗り捨て料金」の簡易シミュレーターです。注釈の通り、引っ越しで使うトラックの乗り捨て料金は通常割増し料金になっているので気をつけてください。

レンタカー大手各社はこのようなワンウェイドライブ(乗り捨てプラン)を用意しており、レンタカーでの引越しを推奨しています。

各社比較のための引越し条件で、日産レンタカーによる引っ越しの料金を計算していきます。当然ながら自分で運転して運ぶ必要があるので、他の引っ越しサービスとはこの点前提条件が異なります。

引越し料金相場の計算式

【東京―大阪間(直線距離400km)】

・レンタル料(12時間*):18,920円(一般料金)→約1.9万円

*移動6時間+休憩1時間+荷下ろし3時間=合計10時間

・ガソリン代(500km*):500km÷10km/L×150円/L=7,500円

*150円/L(税込)、燃費10km/Lで計算

・高速料金(東京IC―大阪豊中IC間):およそ1.2万円

・ワンウェイドライブ手数料*:基本料金6.05万円+500km÷50km×1,100円≒7.2万円(税込)

*ワゴン・RV・トラックなどは50kmごとに+1,100円(税込)加算

・レンタル料+ガソリン代+高速料金+ワンウェイ手数料=合計9.9万円

→400kmあたりの料金:9.9万円

2tトラックのレンタカーでは、およそ400kmあたり約9.9万円ということがわかりました。

 

日産レンタカーのアトラス2tアルミバンでは、およそ長さ3.18m×幅1.78m×高さ2.10m≒11.9m3:ダンボール110サイズ160箱程度)と、とてつもない量を積むことができます。

約9.9万円で段ボール160箱運べるので、各社比較のための引越し条件の15箱分に換算すると約9,300円です。

レンタカーでの引っ越しでまず注意しなければならないのが、ワンウェイドライブ対応の大手レンタカー会社でなければ片道利用の引っ越しでは使えないことです。

便利な乗り捨てサービスですが、多くの場合、北海道内、沖縄県内、本州内では長距離の乗り捨てが可能でも、海をまたいでの乗り捨てができなくなっています。

さらに、レンタカーによる引っ越しの注意点として、運転免許によりトラックのサイズに制限があることも挙げられます。

少し前までの普通免許であれば、比較的大きな車種のトラックでも運転できます。2t〜3tも乗せられれば、2〜3人世帯くらいの荷物は運べるかもしれません。

しかし、ごく最近普通免許を取得した場合は運転できない2tトラックもあります。また、慣れていないサイズのトラックを運転するのが不安な場合も、軽トラックや箱バン程度なので単身、ワンルームの引越しが限界でしょう。

トラックをレンタルしての引越しは、梱包や運転の労力がかかる上、運搬時の家財破損といったリスクもあります。

反面、引っ越しスタッフの人件費がかからず自分の交通費が浮く分、費用を格段に抑えられる方法です。特に、自分や家族の移動費用もかからないことを考えると、他の引っ越し方法よりかなり価格面では相当有利でしょう。

日産レンタカー
公式サイトはコチラ

名称日産レンタカー「ワンウェイドライブ」
運営会社名株式会社日産カーレンタルソリューション
会社住所〒220-8686
神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号
電話番号0120-00-4123
料金400kmあたり約9,300円〜
お問い合わせhttps://nissan-rentacar.com/contact/
特徴日産レンタカーは全国各地に営業所を持つため、この乗捨サービスを利用すれば、全国ほとんどの場所に引っ越せるでしょう。
公式HPhttps://nissan-rentacar.com/moving/

引っ越しサービスの料金相場

各社引っ越しサービスの料金相場を、以下条件でなるべく統一して表にまとめました。

  • 小物の荷造り&荷解きは自分で(各社標準プラン平均)
  • 荷物量110サイズ段ボール15箱換算(単身平均)
  • 輸送距離400km換算(東京―大阪間)
  • 通常期&平日
名称上記条件での料金段ボール無料支給不用品処分対応特徴
ハトのマークの
引越センター
約2.1万円最大50枚 ・全国に200拠点
・地域によっては空路を使うプランあり
BIG引越センター     約1.8万円       最大30枚      ○   ・短距離の引っ越しに強い        
・比較的安い
赤帽約1.6万円 対応店舗による
*対応店舗による
・対応が早い
・格安
日本通運
「引越しの日通」
約1.5万円単身:10-20箱程度
家族:30-40箱程度
・JR貨物などの大型輸送を利用し格安プランを実現
ヤマトグループ「らくらく家財宅急便」約1.3万円
*家具家電以外の運搬は、ヤマト運輸の宅配便を利用
支給なし  ×・大型家電の宅配見積りがネット上で簡単に済ませられる
・大型家電の梱包までしてもらえる
日産レンタカー「ワンウェイドライブ」約0.9万円
*運搬を自身で行う点、他と条件が異なる
支給なし×・とにかく安い
・北海道や沖縄へ海をまたぐことはできない

今回ご紹介した引っ越し方法の中で、料金が一番安かったのは日産レンタカー「ワンウェイドライブ」で単身400kmあたり0.9万円〜、料金が一番高かったのはハトのマークの引越センター(ひっこし専門協同組合)で単身400kmあたり2.1万円〜でした。

丸ごとお任せの引越し業者では、大手よりも中小企業、中小企業よりも地元密着の小規模企業の業者の方がだいぶ料金が安い印象でした。

自分でやる手間の増える分、引っ越し専門業者よりも、家具家電に特化した宅配サービス、さらには、トラックレンタカーの方が安い傾向でした。

引っ越し業者の選び方

引っ越し業者の選び方

ここまで引っ越しの料金相場をご紹介してきましたが、各社サービス内容が非常に幅広く、慣れていない人が選ぶには複雑な印象でした。

ここからは、おすすめの引越し方法、業者の選び方をご紹介していきます。

①自分が持っている大型の荷物や特殊な荷物に対応できるプランを選ぶ

一番手取り早いのは、自分が持っている「最大級・最重量級の荷物」、また「取り扱いが困難な荷物」に対応できるサービスに絞る方法です。

たとえば、折りたためない大きなマットレス、特別大きな家電を持っている段階で、もうサイズ制限のあるカーゴに乗りません。よって、この場合、いくら単身だからといってカーゴを使って運ぶ形式のプランは全てNGということになります。

引越しは日通の単身パックLサイズ

引越しは日通の単身パックLサイズ

「引越しは日通」公式サイトより)

上画像のように、単身パックにしては大きめのカーゴでも、最大長さは身長程度です。

利用したいサービスのカーゴやトラックのサイズと自分の持っている荷物のサイズを比較して、一辺でもはみ出しそうであれば、もう少しゆとりのあるプランを探しましょう。

また、ドライバー1人で集荷することを前提に成り立っている宅配系のサービスでは、重量制限で引っかかることも多いでしょう。ドライバーと一緒に運ぶことを求められるサービスもあります。

赤帽車の積載能力

赤帽車の積載能力

赤帽公式サイトより)

上画像のように、幌(緑のカバー)がついているようなタイプのトラックでは、軽トラックでもかなりの「容量」乗せられます。しかし、軽貨物での引越しであれば350kgまでの重量制限があります。体積の割に重量がある家具家電には注意が必要です。

また、精密機器、ペット、バイク、高層階で玄関から出せないような荷物、あたりは特別な対応のできる業者に頼む必要が出てきます。

違う会社の2つのサービスを利用すると高額になりますので、まとめて引き受けてくれる会社を見つけましょう。

注意すべき家財の中で代表的なものをまとめました。

注意すべき家財
A. 特別大きなもの、重いもの【大型家具】解体できないベッド土台、折りたためないマットレス、ソファ、たんす、机
【大型家電】エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、電子レンジ、IH/コンロ、食洗機
【その他】ピアノ、自動車、バイク、自転車
B. 壊れやすいもの=割れ物、精密機器【割れ物】ガラスのショーケース、額縁、水槽
【精密機器】プリンター、カメラ、パソコン
C. 取り外しや取り付けに特別な技術や資格が必要なものエアコン&室外機、シャンデリア、古い照明器具(引っ掛けシーリングでない)、ダクトレール等電気工事を頼んだもの
D. 特別に許可を受けた業者や取扱に慣れた業者しか対応できないものペット、リサイクルしたい家電、処分して欲しいもの、買取希望の中古品

このうち、手荷物として持ち運べるサイズ感ものは、自分が新居に移動する際に持ち運べば良いかもしれません。手荷物にする場合は、ペットや自転車を載せられる交通手段が限られてくることにも注意しましょう。

②時間の制約があるか&きっちり派かのんびり派か

引っ越しサービスを選ぶ際に重要なポイントとして、他には「時間的な制約」と「自身や家族の性格」があります。

時間的な制約がある場合

時間的な制約がある場合は、取れる選択肢がかなり限られてきます。

たとえば遠距離の引っ越しで、引っ越し前の土地での仕事納め、引っ越し後の土地での仕事始めの日程から、引越し日時がかなり限定されている場合があります。

極端な話、自分の出発、現地入りに合わせて、引っ越し完了時刻まで指定しなければならないケースもあるでしょう。このようなかっちりした引っ越しをする場合は、貸切便や、短時間で引っ越しが完了するサービスがおすすめです。

時間的な制約がある場合のおすすめサービスを一覧にまとめました。

具体的な制約内容おすすめのサービス
繁忙期の引っ越しトラック混載便、帰り便、日時フリー便、JR貨物
お金を出す分、速くフライトパック、トラック貸切り便
時間に正確がいい貨物輸送(東京―大阪:7時間、東京―大阪18時間)、フライトパック

より慎重に引越しを進めるなら、大手のサービスがより安心でしょう。使用頻度の低い荷物を先に荷造りして保管してもらえるオプションなども便利かもしれません。

準備時間にまつわる性格的な問題

計画的に荷造りできるきっちり派なのか、それとも直前まで放置してしまうのんびり派なのかで、選ぶべきサービスが変わってきます。

「まあ引っ越し直前になったらちゃんとやるだろう」などと甘い予測を立てず、性格に合ったサービスを選びましょう!

費用負担減費用負担増
きっちり派・自分で荷造り
・JR貨物など公共交通を使うプランやサービスも
・収納サービスまでお任せ
のんびり派・荷解きや収納は自分で・荷造りはお任せ
・キャンセルのリミットがぎりぎりだったり、万が一遅れても追加料金の少ないサービス

きっちり派で予め新居での家具配置までしっかり決めておけるなら、自分で荷造りして費用を抑えた分、収納まで任せてしまうのが非常に効率的です。

一方、のんびり派なら、荷造りはお任せして、荷解きは自分でゆっくりやるのがいいでしょう。また、自分がのんびり派でなくても、他の家族が全く動きそうにない場合は、荷造りを業者にお任せしてしまいましょう。

③オプションサービスなど自分にあったサービスで選ぶ

最後の選び方は、「トラブルは避けたい」「とにかく安く」といった、ご自身の要望にあったサービス・オプションを取り揃えている業者を選ぶ方法です。

たとえば、以下のような希望があれば、オプションサービスなどで業者やプランを絞ることが可能です。

トラブルは絶対避けたい
要望・対象例おすすめサービス・オプション
全部お任せがいい・引っ越し専門業者
・運送会社の引越しサービス
ブランド/安全安心重視・大手業者
・全国に拠点のある会社
部屋、小物まで懇切丁寧に扱って欲しい・引越し専門業者
・大手宅配業者
家に見知らぬ人を入れたくない (単身女性など)・オンライン見積り対応会社
・LINE見積り対応会社
・荷造りは自分で
引っ越しに有利な条件がある
要望・対象例おすすめサービス・オプション
実家からの引越し(学生/就職)
家具付き賃貸からの引越し
・単身パック(トラック/貨物/フライトの混載便)
・家財宅配と通常の宅配便の組合せ
・レンタカーのワンウェイドライブ(乗り捨て)
大都市間の引っ越し・トラック混載便、帰り便
・JR貨物
とにかく安くしたい
要望・対象例おすすめサービス・オプション
日程にこだわらない分、安く・トラック混載便、帰り便、日時フリー便
遠距離の割に安く・貨物輸送
・フライトパック
頑張る分、安く・レンタカーのワンウェイドライブ(乗り捨て)

やたら物が多かったり面倒くさがりの場合は、守備範囲の広い、引越し「専門」業者を選びましょう。

引っ越し費用を安くする方法

引っ越し費用を安くする方法

引っ越し費用を抑えるにはどんな節約方法があるのでしょうか。

今回はリターンの大きい4つの方法をご紹介します

  1. 業者の競争により安くする
  2. キャンペーンを利用する
  3. 荷物量を減らす
  4. 繁忙期を外す

①一括見積り・相見積もり【節約効果:最大50%程度】

火災保険や自動車保険などでもお馴染みの一括見積もりサイト。

5社〜10社程度の見積もりを一括で請求することにより、各社ライバルよりも安い料金を提示しようとギリギリまで頑張ってくれます。

SUUMO引っ越し見積もり

SUUMO引っ越し見積もり

SUUMO引っ越し見積もり公式サイトより引用)

このような画面から飛べるフォーム画面で、家財の量や希望条件といった簡単な情報を入力すると、最適なプランや各社サービスの見積もり料金を提示してもらえる仕組みです。

この次に紹介しますが、携帯料金や転職などでよくあるキャッシュバックやお祝い金は、引っ越し自体のキャンペーンとしてはたいして期待できません。というのも、継続的な支払いが発生するサービスと違って、一回払いきりの引っ越しでは業者側にあまり旨味がないためです。

そこで、引っ越しにあたっては、業者の競争で安くしてもらうこの「一括見積もり」が最有力の値引き方法になります。

SUUMO引越し見積もりの画面で「最大50%安くなる」と書かれているように、「引っ越しするなら絶対条件」と言っても良いくらい、他の方法とは比較にならないほど割引率の大きい方法です。

引っ越しの予定があるなら、確定していなくても今すぐ一括見積もりだけは請求しておきましょう。

そこで、一括見積もりが無料でできるオススメのサービスを3つ紹介します!

SUUMO引越し見積もり

不動産・住宅サイトで有名なSUUMO(スーモ)の引越し見積もりサービスです。

電話番号の登録は不要、引越し業者とのやりとりはメールで完結します。

SUUMO引越し見積もり

SUUMO引越し見積もり

(※SUUMO引越し見積もりより引用)

最短1分以内で簡単に見積もりを出すことができて、一番安い引越し業者(最大50%OFF)を探すことができます。

単身引っ越し業者ランキングや地域密着引っ越し業者ランキングなどで、口コミ評価の高い業者を見つけることができます。

その情報をもとに業者を選んだり、引越種別(単身・長距離・大手など)で絞り込んで見積もりを出すことも可能です。

SUUMO引越し見積もり
公式サイトはこちら

名称SUUMO引越し見積もり
運営会社名株式会社リクルート
会社住所〒100-6640
東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
電話番号0120-070-091
料金無料
お問い合わせhttps://suumo.jp/edit/sogotoiawase/
特徴引越しお役立ち情報が豊富に用意されているので、引越しを考えているならまずこのサイトをチェックしましょう。
公式HPhttps://hikkoshi.suumo.jp/

価格.com引越し

価格.com引越しは大手から地域密着型まで、価格.comが厳選した業者へ無料で一括見積もりができるサービスです。

価格.com引越し

価格.com引越し

(※価格.com引越しより引用)

最短3分の情報入力で簡単に一括見積もりを出すことができます。なお見積もりを依頼したい業者は自由に選ぶことが可能です。

人気ランキングや業者別の口コミ・料金相場も掲載されているので、業者選びに迷った方の参考になると思います。

価格.com引越し
公式サイトはこちら

名称価格.com引越し
運営会社名株式会社カカクコム
会社住所〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南3丁目5番7号 デジタルゲートビル
電話番号
料金無料
お問い合わせhttps://help.kakaku.com/contact.html
特徴国内最大級の比較サイト価格.comが提供するサービスです。
公式HPhttps://hikkoshi.kakaku.com/

LIFULL引越し

LIFULL引越しは全国130社の業者へ無料で一括見積もりができるサービスです。

LIFULL引越し

LIFULL引越し

(※LIFULL引越しより引用)

最短45秒の情報入力で一番安い業者を探すことができます。

LIFULL限定割引特典、休日より平日の方が安い、引越し業社の都合に合わせると割引してくれる、などのポイントを組み合わせれば、引越し料金が最大60%も安くなるのがLIFULL引越しの特徴です。

そのほかにLIFULLだけのお得なプレゼントやキャンペーンも実施しています。

LIFULL引越し
公式サイトはこちら

名称LIFULL引越し
運営会社名株式会社LIFULL
会社住所〒102-0083
東京都千代田区麹町1-4-4
電話番号
料金無料
お問い合わせhttps://lifull.com/ask/
特徴限定割引特典や無料ダンボールなど、LIFULLだけの特典が用意されています。
公式HPhttps://www.homes.co.jp/hikkoshi/lp/affiliate/

一括見積りサービスまとめ

おすすめの一括見積もりをまとめました。

一括見積りサイト3選特徴
SUUMO引越し見積もり最初の見積りにおすすめ。電話番号不要のため営業電話なし。
価格.com引越しある程度業者選定ができている人におすすめ。見積もり業者を自分で選べる。
LIFULL引越し単身者におすすめ。他では一括見積りが取れない、軽貨物の引越し業者が参加している。

どの会社がいいか闇雲にネット検索しても数が多く迷うだけ。一括見積もりでは最適な候補を絞って比較してくれるので、検討始めのとっかかりとしても非常におすすめです。

一括見積りを取って、引っ越し業者に迷ったら…

一括見積りを取った上で、どの引っ越しサービスするか迷ってしまったら。

引っ越し専門業者の企業規模によってサービス内容に傾向があることを押さえておくと、選びやすくなるでしょう。

以下のように、企業規模によって、大手・中堅・ローカルの3つに分類できます。

A. 大手企業B. 中堅企業/中小企業C. 地域密着/ローカル企業
1. 対応範囲全国>>地域限定(旧居/新居の何かが企業の所在地)
2. 安心感大きい=ブランドの安心感>>小さい=数が多く、下調べの時間が必要
サービスの当たり外れ小さい<<大きい
配達員の当たり外れ小さい<<大きい
3. オプション/プランの充実度選択肢が多い>>選択肢は少なめ
4. 引越し先情報への詳しさ詳しくない詳しくない詳しい(引っ越し先の業者を利用する場合)
 5. 融通がきくか融通がきかないという口コミも多い<<比較的融通がきく
6. 費用の傾向高い>>安い

一般的な傾向にすぎませんが、口コミ評価などと組み合わせることにより選びやすくなるでしょう。

②各社キャンペーンや割引を利用する【節約効果:最大数万円】

前述の通り「我が社で契約してくれたらもれなく引っ越し料金割引」といった無条件のキャンペーンは期待できません。あったとしても、実際に利用者への大きな還元があることはまずありません。赤字になってしまうからです。

しかし、ちょっとした工夫でお得なキャンペーンを見つけることができます。

引っ越し時のキャンペーン利用にあたっては、次の2点と組み合わせたキャンペーンや割引をおすすめします。

  1. 空きトラックを埋めるよう業者側に配慮する代わり、お得に
  2. 引っ越しに伴って切替が必要な「インフラ系サービス」でお得に

a. 業者側の空きトラックを埋める

まず、以下のように「業者側のトラック余りを埋める」ことで、キャンペーンや割引といった形でサービスしてくれるケースがあります。

  • 混雑していない季節(繁忙期3〜4月以外)や日程(平日)のトラックを利用する
  • 他の人の引越しのトラックの空きスペースを埋める(「混載便」「割り勘便」)
  • 他の人の引越し帰りのトラックを使う(「帰り便」)

引越しは年度をまたぐ3〜4月に集中します。そのため、繁忙期を避けた引越しを促すキャンペーンはよくあります。

どれも、引っ越し日時に縛りがなく、引っ越しのタイミングを業者にお任せできる人だけが利用できるサービスです。そのため、「待ち割」「(日時)フリー便」などとも呼ばれたりします。

b. インフラ系サービスのキャンペーン利用

引っ越しに伴うインフラ系サービスのキャッシュバックもおすすめです。

厳密には引っ越し自体を安くする方法ではありませんが、下画像のように、インフラセットのキャンペーンを用意している業者や一括見積もりサイトがあります。

引っ越しというのは、インフラ系の業者からしたら、新規顧客獲得のチャンスです。

毎月継続利用してくれるお客さんが一人増えれば、この先ずっと使ってくれる可能性が高いため、長期的には儲かります。多少のキャッシュバックをしてでも契約して欲しいでしょう。

インフラ系のサービスを契約し直すタイミングであれば、そういったサービスを利用しない手はありませんね。たとえば、ガス電気、インターネット、ウォーターサーバー、保険などは、とにかく契約時のキャンペーンやキャッシュバックが充実しています。

引越しの際は、新居で契約し直すありとあらゆる月額契約サービスについて、キャンペーンを調べましょう!

③荷物を減らす【節約効果:数万円程度】

当然といえば当然ですが、荷物量を減らすのも、非常に効果が大きい方法です。

使うトラックのサイズがワンランク上がる(1t増える)につき2~3万円は高くなります。

結局使わない荷物にお金をかけて運ぶのはバカらしいと思いませんか?

荷物を減らす方法としては、

  1. 断捨離サービスを利用する
  2. 自分で捨てるものを選別して不用品回収や粗大ゴミに出す

の2つが考えられます。

それぞれ見ていきましょう。

a. 断捨離サービスを利用する

なかなか自分では捨てられなかったこそ蓄積してきた荷物です。

専門家の力を借りて選別してしまうのが最良の選択と言えるでしょう。

おすすめの断捨離サービスをまとめてみました。

断捨離サービス特徴
LIXIL「整理収納サービス」オンラインショップで簡単注文。全国広範なエリアで対応。
片付けられない.com「断捨離を促す整理収納サービス」東京近郊のみ。重度の家まで対応。
片付けPRO関西圏を中心に対応。

ローカルな断捨離サービスほど、ゴミ屋敷のような深刻な状態をメインターゲットにしている印象でした。LIXILの整理収納サービスなら、手軽に始められそうですね。

普段なら「荷物を捨てるために高額なお金を払うのは…」と躊躇してしまう人でも、身軽になって引っ越し料金を安くできると思えば頼みやすいのではないでしょうか。

b. 自分で捨てるものを選別して不用品回収や粗大ゴミに出す

引っ越しまで日程に余裕がある人など、「段ボールを用意するこの機会に!」と自分でやる気の方向けに、各引っ越しサービスの段ボール支給量と、不用品処分の対応状況をまとめました。

段ボール無料支給不用品処分対応
ハトのマークの引越センター(ひっこし専門協同組合)・最大50枚が基本
・対応エリアによる
BIG引越しセンター最大30枚
・ダンボール(大):幅59 cm ×奥行36 cm ×高さ45cm=140サイズ
・ダンボール(小):幅43 cm ×奥行34 cm ×高さ29 cm=110サイズ
赤帽引越し・対応店舗による
・基本は無料支給なし

*対応店舗による
日本通運・単身:10-20箱程度
・家族:30-40箱程度
・箱のサイズ:幅54cm×高さ34cm×奥行32cm=120サイズ
ヤマトホームコンビニエンス・支給なし
・「らくらく家財宅急便」については、スタッフが梱包するため用意不要
×
日産レンタカー「ワンウェイドライブ(乗り捨て)」・支給なし×

あまり気負いすぎると進まないのがお片付け。

無理のない形で早めに少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。

④引っ越し時期をずらす/繁忙期を外す【節約効果:1万円〜15万円程度】

荷物が多い世帯の長距離の引越しでは、同じサービスを受けるのに引っ越し時期だけで15万円も変わってしまう場合があります。

引越し侍の安い月ランキング

引越し侍の安い月ランキング

引越し侍公式サイトより引用)

一括見積りサイトのデータによると、10月、6月、12月あたりが特別安いようです。

時期が絶対にずらせない場合はとれない選択肢ですが、時期を1ヶ月ずらすだけで1〜2ヶ月分の家賃になってしまうような場合もあると聞くと、真剣に考えようと思う人も出てくるのではないでしょうか。

まとめ

今回ご紹介したを行っているであたりの料金が一番安かったのは、日産レンタカーのワンウェイドライブで単身400kmあたり0.9万円〜、料金が一番高かったのは大手引越し業者のハトのマークの引越センター(ひっこし専門協同組合)で単身400kmあたり2.1万円〜でした。

サービスや業者の選び方としては、自分が持っている大型の荷物や特殊な荷物に対応できる業者に絞り込んだ上で、日時の制約や自身が重視するオプションなどから納得できる料金の引っ越しサービスを選ぶと良いでしょう。

安くする方法としては、①一括見積もりをとる、②キャンペーンを利用する、③荷物を減らす、④繁忙期を外す、の四択です。

特に②のキャンペーンについて、実質的にお得なキャンペーンは、A. 業者の都合に合わせるものと、B. 引っ越しに伴うインフラ系サービスの月額契約の割引の2パターンです。

引っ越し当日荷物が乗らなければ、追加料金を支払うか別に送ったりしなければならなくなります。安いプランを選んだ労力が水の泡とならないよう、念には念を、しっかり準備して当日を迎えましょう。

一括見積もりは絶対条件です。自分に最適の引っ越しプランを見つけて、引っ越し先での生活に備えましょう!

引越し業者の比較表

画像ハトのマークの 引越センターBIG引越センター 赤帽引越し引越しは日通ヤマトホーム コンビニエンス日産レンタカー
名称ハトのマークの
引越センター
BIG引越センター赤帽引越し引越しは日通ヤマトホーム
コンビニエンス
「らくらく家財宅配便」
日産レンタカー
「ワンウェイドライブ」
料金約2.1万円~約1.8万円~約1.6万円~約1.5万円~約1.3万円~約0.9万円~
段ボール
無料支給
最大50枚最大30枚対応店舗による単身:10-20箱程度
家族:30-40箱程度
支給なし支給なし
不用品
処分対応

*対応店舗による
××
特徴引越し作業のクオリティが高いと評判の老舗の引越し業者です。
単身引越し、長距離引越しの業界最安値を謳っています。宅配業者ですが単身者向けの引越しサービスも行なっています。大手運送業者ならではのクオリティを備えたお得な引越しサービスを提供しています。家具・家電を梱包から開梱・設置、梱包材の回収まで行なってくれます。大きめの車やトラックを長時間レンタルすることができます。自力で引越しする人向けです。

一括見積もりサービスの比較表

画像SUUMO引越し見積もり価格.com引越しLIFULL引越し
サービス名SUUMO引越し
見積もり
価格.com引越しLIFULL引越し
料金無料無料無料
特徴引越し業者の評判・口コミ・料金相場を確認できます。引越しに役立つ情報も掲載されています。
引越し業社の人気度・情報・口コミを確認することができます。LIFULL限定の割引やキャッシュバック、プレゼントキャンペーンなどがあります。