社会福祉士資格講座に料金相場、選び方、安くする方法

介護福祉

社会福祉士は合格率が30%の難関試験です。

所有しているとキャリアアップの幅が広がるため、福祉業界では人気があります。

本記事ではそんな社会福祉士の資格講座の料金相場や、講座の選び方、おすすめ、安く受講する方法について解説します。

社会福祉士とは?

「社会福祉士及び介護福祉士法」によって位置づけられた国家資格で、法律内では以下のように定義されています。

「専門的知識及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保険医療サービスを提供する者その他の関係者との連携及び調整その他の援助を行うことを業とする者」

引用:「社会福祉士及び介護福祉士法」第2条第1項

 別名ソーシャルワーカーとも呼ばれ、高齢者、障害者、児童、生活困窮者など福祉が必要な人全般を相手に助言や指導をおこないます。

合格率が30%と低いため、所有していると社会的な信頼を得られ働く場所を増やすことができる資格です。

社会福祉士になるメリット 

社会福祉士になるメリットはキャリアアップの幅が広がることや、多職種からの信頼が得られることです。

キャリアアップの幅が広がる

社会福祉士を取得する最大のメリットは、キャリアアップの幅が広がることでしょう。

社会福祉士の資格を所有していると行政に就職ができるようになり、活躍の場を広げることができます。

近年は病院でも社会福祉士の配置に力を入れており、より安定した職場で働ける魅力もあります。 

他職種から信頼が得られる

社会福祉士資格は合格率が低いので所有していると、多職種から信頼を得られます。

有名な福祉の資格として介護福祉士とケアマネージャーがありますが、この2つは介護保険や現場での介護技術に特化した資格です。

しかし社会福祉士を獲得するには、障害や児童などの分野についても知識が必要になります。

所有していると福祉分野に関して専門的な知識をもっていることの証明になり、他の専門職から信頼度が上がるのです。

社会福祉士が働ける職場

社会福祉士は福祉領域では、さまざまところで働くことができます。

主な就業先は以下のとおりです

  1. 児童福祉施設
  2. 老人福祉施設
  3. 医療機関
  4. 行政
  5. 学校

順番に説明していきます。

児童福祉施設

児童福祉施設は、児童養護施設、児童発達支援センター、母子生活支援施設などを指します。

社会福祉士は就職すると、入所している子供の支援や保護者と今後について話し合いをおこないます。

支援をするにあたり子供とその保護者だけでなく環境にも働きかける必要があるので、幅広い知識が必要です。

老人福祉施設

老人福祉施設は特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、グループホームなどをいいます。

老人福祉施設では生活相談員として配属され、入所している利用者や家族との連絡調整をおこないます。

現場で実際に介護をすることもあるので、最低限の介護技術も身につけておきましょう。

医療機関

最近は病院でも社会福祉士の募集がおこなわれています。

病院では医療ソーシャルワーカーという名目で働くことなり、社会福祉士の資格がないと働くことができません。

業務では主に入院患者の退院先や医療費の相談などをおこない、入院患者や関係機関とやりとりをおこないます。

行政

行政では定期的に社会福祉士の資格を所有している人材を確保するため、試験がおこなわれています。

試験合格後は基本的に福祉課に配置され、生活保護業務や地域の福祉全般について業務をおこないます。

福祉の知識だけでなく行政に関する知識も必要になるので、特に多くの知識を必要とする職場です。

学校

学校に就職する場合はスクールソーシャルワーカーとして働くことになります。

スクールソーシャルワーカーの役割は、問題を抱えた児童が自分の力で問題を解決できるよう支援をおこないます。

問題を解決する際は、直接的な支援だけでなく環境面にも働きかける必要があるのでさまざま知識が必要です。

社会福祉士の平均年収・給料は?

社会福祉士の平均年収はどうなっているのでしょう?

下記は厚生労働省が令和2年に発表した福祉職の平均年収を表にしたものです。

職種平均年収
生活相談員420万円
ケアマネージャー432万円
介護福祉士382万円

引用:厚生労働省令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果

生活相談員の平均年収は上記の表の通り420万円です。

介護福祉士より高いですが、ケアマネージャーに比べると低いことが分かります。

ただ社会福祉士は行政で働けば、もっと年収を上げることもできるのであくまで目安ていどにとらえておいてください。

社会福祉士資格講座の料金相場:39,710~80,400円

ここからは、社会福祉士講座の各スクールの料金相場をみていきます。

社会福祉士資格講座の料金相場は、39,710~80,400円です。

価格に開きがある理由は通学講座のほうがサポート体制が充実しており、その差が価格に現れています。

アガルートの料金相場:53,900円

アガルートの受講料は以下の通りです。

通信講座受講料:53,900円

アガルート料金

画像引用:アガルート公式サイト

講座ではテキスト内容をわかりやすく説明してくれるので、事前に予習する必要がありません。

使用するテキストもイメージがつきにくいところは図やイラストを使っているので、わかりやすい内容になっています。

講座内容には合格カリキュラムと総合講義の2つがありますが、違いは過去問の解説と講師に説明できるかです。

1人で学習するのが不安な人は合格カリキュラムを受講しましょう。

ユーキャンの料金相場:59,000~59,760円

の受講料は以下の通りです。

通信講座受講料 一括:59,000円

        分割:59,760円

ユーキャン 料金

画像引用:ユーキャン公式サイト

講座で使用するテキストは5冊あり、副教材としてドリルが2冊ついてくるので教材が充実しています。

テキストは最後に理解度チェックがついており、その日のうちに復習できるので確実に知識を定着できます。

ただ講師への質問は1日3回までしかできないので、わからないところを都度聞きたい人には向きません。

資格の大原の料金相場:68,200~80,400円

資格の大原の受講料は以下の通りです。

通信講座:68,200円

通学講座:80,400円

通信講座

資格の大原 料金

通学講座

資格の大原 料金

画像引用:資格の大原公式サイト

大原の特徴は、さまざまな質問の受付体制を整えていることです。

メールや電話だけでなくFaxや郵送でも質問を受け付けてくれるので、幅広い層の人対応が可能です。

また講座では模擬試験が3回受けられるようになっているため、本試験に万全で挑めます。

しかし費用が他のスクールと比べるとやや高額なため、費用を抑えたい人には向きません。

東京アカデミーの料金相場:48,000~80,200円

東京アカデミーの受講料は以下の通りです。

通信講座:48,000円

通学講座:80,200円

通信講座

東京アカデミー 料金

通学講座

東京アカデミー 料金

画像引用:東京アカデミー公式サイト

東京アカデミーの特徴は、サポート体制が充実していて価格が安いことです。

通信講座については、他のスクールに比べると5,000~10,000円ほど安く受講できます。

また質問する時にSOSカードというツールを使用しており、受講生が質問しやすいような環境も整えています。

そのためはじめての人でも、安心して受講できます。

TECOM福祉教育カレッジ料金相場:39,710円

TECOM福祉教育カレッジの受講料は以下の通りです。

通信講座:39,710円

テコム教育福祉カレッジ 料金

画像引用:TECOM福祉教育カレッジ公式サイト

TECOM福祉教育カレッジは受講料が安く、他のスクールと比べると10,000円ほど安く受講できます。

だだし講師への質問はついておらず、別途60,000円ほどかかってしまいます。

そのため対策をされたテキストや、学習方法を知りたい人にオススメの講座です。

LEC東京リーガルマインド料金相場:55,000~66,000円

LEC東京リーガルマインドの受講料は以下の通りです。

通信講座:55,000円

DVD講座:66,000円

LEC 料金

画像引用:LEC東京リーガルマインド公式サイト

LECの社会福祉士講座は映像講義がメインで、Web動画を視聴する際は倍速にして見ることで学習時間を短縮できます。

また専門科目と共通科目を別に講座も選べるので、どちらか一方の講座を受けたい人は受講料を抑えることが可能です。

ただし模試や講師への質問はついていないので、わからないところを確認しながら勉強したい人は別のスクールを検討しましょう。

講座比較まとめ

会社料金特徴
アガルート53,900円使用するテキストもイメージがつきにくいところは図やイラストを使っているので、わかりやすい内容になっています。

講座内容には合格カリキュラムと総合講義の2つがありますが、違いは過去問の解説と講師に説明できるかです。

1人で学習するのが不安な人は合格カリキュラムを受講しましょう。

ユーキャン59,000円講座で使用するテキストは5冊あり、副教材としてドリルが2冊ついてくるので教材が充実しています。

テキストは最後に理解度チェックがついており、その日のうちに復習できるので確実に知識を定着できます。

ただ講師への質問は1日3回までしかできないので、わからないところを都度聞きたい人には向きません。

資格の大原68,200円メールや電話だけでなくFaxや郵送でも質問を受け付けてくれるので、幅広い層の人対応が可能です。

また講座では模擬試験が3回受けられるようになっているため、本試験に万全で挑めます。

しかし費用が他のスクールと比べるとやや高額なため、費用を抑えたい人には向きません。

東京アカデミー48,000円通信講座については、他のスクールに比べると5,000~10,000円ほど安く受講できます。

また質問する時にSOSカードというツールを使用しており、受講生が質問しやすいような環境も整えています。

そのためはじめての人でも、安心して受講できます。

TECOM福祉教育カレッジ39,710円TECOM福祉教育カレッジは受講料が安く、他のスクールと比べると10,000円ほど安く受講できます。

だだし講師への質問はついておらず、別途60,000円ほどかかってしまいます。

そのため対策をされたテキストや、学習方法を知りたい人にオススメの講座です。

LEC東京リーガルマインド55,000円LECの社会福祉士講座は映像講義がメインで、通信講座倍速にして見ることで学習時間を短縮できます。

また専門科目と共通科目を別に講座も選べるので、どちらか一方の講座を受けたい人は受講料を抑えることが可能です。

ただし模試や講師への質問はついていないので、わからないところを確認しながら勉強したい人は別のスクールを検討しましょう。

上記表は通信講座の価格をまとめたものです。

最安値はTECOM福祉教育カレッジの39,710円で、最高値が資格の大原の68,200円でした。

スクールによって講座の中に模試や講師への質問が入っていないところもあるので、受講する際は価格だけでなく内容も見ましょう。

社会福祉士の資格講座の選び方

社会福祉士の資格講座を数が多く、何を基準に選んだらいいかわからない人も多いでしょう。

選び方としては

  • 合格率をだしている
  • 無料体験がある

スクールを選びましょう。以下理由を説明していきます。

合格率をだしている

資格講座を決めるうえで、合格率は重要です。

どんなに費用が安くサポートが充実していても、合格率が低ければ意味がありません。

各スクールの合格率は以下の通りです。

会社合格率
TECOM福祉教育カレッジ73.8%
資格の大原69.3%
ユーキャン発表なし
東京アカデミー発表なし
アガルート発表なし
LEC東京リーガルマインド発表なし

1番合格率が高いのは、TECOM福祉教育カレッジで73.8%です。

テコム教育福祉カレッジ 合格率

画像引用:TECOM福祉教育カレッジ公式サイト

講師への質問に別途料金がかかりますが、講座料金も紹介している中では1番安いのでオススメです。

無料体験がある

資格講座は無料体験ができるところも多いので、積極的に活用しましょう。

資料だけでは自分にあった講座か判断するのは難しく、実際に体験することで申し込んだあとのミスマッチをふせげます。

無料講座は紹介したスクールではアガルートが行っているので、参加してみてください。

社会福祉士資格講座を安くする方法

社会福祉士の資格講座を安くする方法は以下の2つの方法があります。

  • 教育訓練給付制度を活用する
  • 割引を利用する

順番に解説します。

教育訓練給付制度を活用する

教育訓練給付制度は資格を取得する際に、費用の一部を国が補助してくれます。

本制度を使えば資格取得にかかった費用の20%が後日国から支給されますが、上限が10万円までと決まっているので注意しましょう。

利用する際は雇用保険の被保険者期間が通算で1年以上必要です。

また資格講座を受講する前に以下のことをスクールに伝えないと制度は利用できません。

  1. 教育訓練給付制度を利用する意志があることを伝える
  2. 免許証やマイナンバーカードを提示して本人確認を受ける
  3. 機関内に課題をすべて提出し基準点を取る

利用する際に多少の手間がありますが、使えば受講費用を大幅に削減できるのでぜひ活用してみてください。

割引を利用する

各スクールで受講するにあたり割引をしているので、上手く活用すると安く受講できます。

アガルート料金

画像引用:アガルート公式サイト

上記で紹介したアガルートに関しては、現在受講料の30%オフを実施しておりお得に受講することができます。

割引を利用すれば受講料を抑えることできるので、ぜひ検討してみてください。

まとめ

社会福祉士資格講座の料金相場は39,710~80,400円です。

スクールのサポート体制によって価格に幅があり、手厚いサポートが受けられる通学になると受講料が高くなります。

講座を選ぶ際は合格率と無料体験があるか確認しましょう。

上記を確認して講座を選ぶことで、自分に合った講座を選択できるようになります。

合格率はTECOM福祉教育カレッジの73.8%が1番高いので、選ぶ際は参考にしてください。

受講料を安くするには、教育訓練給付制度とスクールの割引を使用するのがオススメです。

本記事を参考に自分に合った講座を探してみてください。