相続税の申告を税理士に依頼する場合の料金相場と安くする方法

相続税の申告で税理士に依頼する場合の料金相場 士業関係依頼

相続税の処理は、素人には難しい点ばかりのため、自力で処理せずに税理士に依頼する方が大勢いらっしゃいます。

税理士への依頼費用は、以前は報酬規程によって相場が定められていたのですが、自由化が進み、各事務所が自由な金額を定めて報酬を取っています。

1つの事務所だけの料金を参考にして事務所を決めてしまうと、相場よりも高い料金を取られてしまうことになります。税理士に依頼する場合には、事前に相場を知っておくことがとても重要なのです。

この記事では、相続税の申告を税理士に依頼する場合の料金相場について紹介していきます。また、かかる費用を安くする方法についても解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

相続税の申告を税理士に依頼する場合の料金相場

 

相続税の申告を税理士に依頼する場合の料金相場

まずは、相続税の申告を税理士に依頼する場合の料金相場についてご紹介し、各事務所の料金などを比較できる形で紹介していきます。

相続税の申告の場合、相続した額の0.5%~1%が相場と言われています。

たとえば、1億円の遺産を相続した場合、50万円から100万円が税理士費用の相場となります。遺産総額が5000万円未満の場合には、25万円から50万円程度が相場です。

遺産総額が1億円を超えてくると、相場のパーセンテージは低くなる傾向にあります。遺産が多ければ多いほど、料金の相場はお得になっていくのです。

遺産に土地が含まれていたり、相続人が複数人いたりする場合、基本報酬に加えて「加算報酬」を払わなければならないことがあります。追加の報酬がどのような場合に、どれだけ発生するのかも重要なチェックポイントなのです。

税理士法人チェスターに相続税の申告を依頼する料金相場:遺産総額の0.36%~0.57%

税理士法人チェスターに相続税の申告を依頼する場合の依頼料金について紹介していきましょう。

以下が、相続遺産ごとの基本報酬額です。かっこの中は、遺産の料金のうち何%が報酬になっているかを示しています。

チェスターの基本報酬額

  • 遺産総額が5000万円未満:25万円(0.5%)
  • 5000万円~7000万円の場合:40万円(0.57%)
  • 7000万円から1億円の場合には:50万円(0.5%)
  • 1億~1億5000万円の場合:65万円(0.43%)
  • 1億5000万円~2億円の場合:80万円(0.4%)
  • 2億円~2億5000万円の場合:100万円(0.4%)
  • 2億5000万円~3億円の場合:120万円(0.4%)
  • 3億円~4億円の場合:150万円(0.375%)
  • 4億円~5億円の場合:180万円(0.36%)
  • 5億円以上は別途見積り

少し分かりづらいかもしれませんが、遺産総額が増えるごとに報酬額のパーセンテージが低く、より安くなっていっているのが分かると思います。

チェスターの加算報酬について

基本報酬に加えて、場合によっては加算報酬も別途発生します。

土地が遺産に含まれている場合、1区分につき6万円が加算報酬として加えられます。非上場株式が遺産にある場合、1社につき15万円の加算となります。

相続人が2名以上・複数いる場合には、基本報酬額×10%×(相続人の数-1)という計算式で加算報酬を決めます。たとえば、1億円の遺産があり相続人が3人いる場合には、50万円×10%×2で、10万円の加算報酬が発生します。

チェスターは相続税に強い事務所

チェスターは、年間で1210件もの相続税申告を扱ってきており、税理士業界でもトップクラスの実績を誇っています。相続税に強い税理士事務所なので、安心して任せることができます。相続税申告数の受任数も年々右肩上がりに成長していますし、相続税業務の中のエース的存在です。

税理士法人チェスターに相続税の申告を依頼する料金相場
(※チェスターへの相続税申告依頼の料金抜粋

相続税申告を依頼しようと思った場合、まずチェスターに問い合わせて見積りを出してもらうようにするといいでしょう。

税理士法人クレサスに相続税の申告を依頼する料金相場:遺産総額の0.4%程度

相続税に強い愛知県岡崎市の税理士法人クレサスの相続税申告依頼の場合の料金を紹介していきます。

クレサスの基本報酬抜粋

すべては掲載しませんが、クレサスの基本報酬の相場はだいたい以下のようになっています。

  • 遺産の額が~5000万円:20万円(0.4%)
  • 7000万円~1億円:40万円(0.4%)
  • 2億5000円~3億円:120万円(0.4%)

以上のように、クレサスの基本報酬は遺産額の原則として0.4%程度になるように設定されています。

クレサスの加算報酬

加算報酬としては、路線価地域の土地1区分につき5万円、非上場株式1社につき10万円などがあります。

相続人が複数の場合には、チェスターと同じ計算式で加算報酬が算出されます。

クレサスは相続税に強い

クレサスに所属している税理士は、100件以上の相続税申告を受任しています。相続税に強い税理士がいる事務所なのです。

 

税理士法人クレサスに相続税の申告を依頼する料金相場
(※クレサスの相続税申告の報酬抜粋

実際に相続が発生した場合のみならず、生前からの対策の手続にも強いのが特徴です。もしも遺産相続争いが発生した場合も、弁護士などと連携をして対応してくれます。相続では何が起こるか分からないので、相続に強い事務所に依頼するのが一番ですね。

フジヤ会計事務所に相続税の申告を依頼する料金相場:遺産総額のの0.35~0.45%

東京都練馬区にあるフジヤ会計事務所への相続税申告依頼の場合、遺産総額の0.35%~0.45%の基本報酬で依頼することができます。

フジヤ会計事務所の基本報酬

遺産金額が1億円以下の部分については、0.45%が基本報酬となります。1億円の場合には45万円が基本報酬となるのです。

遺産が1億円を超え5億円以下の部分については、0.35%が基本報酬となります。

 

フジヤ会計事務所に相続税の申告を依頼する料金相場
(※フジヤ会計事務所の相続税申告の料金抜粋

契約着手金として10万円~30万円が必要となりますが、相続報酬を払うタイミングで控除されるので、実際の費用としてはかかりません。

相続税の申告で税理士に依頼する場合の料金相場の比較

税理士事務所名相続税手続きの料金相場税理士事務所の特徴
税理士法人チェスター遺産総額の0.36%~0.57%年間で1210件もの相続税申告を扱ってきており、税理士業界でもトップクラスの実績
税理士法人クレサス遺産総額の0.4%程度クレサスに所属している税理士は、100件以上の相続税申告を受任しているので、相続税に強い
フジヤ会計事務所遺産総額のの0.35~0.45%契約着手金として10万円~30万円が必要だが、相続報酬を払うタイミングで控除されるので、実際の費用ではかからない

相続税申告を安くする方法

相続税申告を安くする方法

以上、相続税の申告を税理士に依頼した場合の料金相場について紹介してきました。これらの費用を安く抑える方法はないのでしょうか。以下、相続税申告の費用を安くする方法について紹介していきます。

複数社から見積りを取る

税理士の報酬額は、自由化が進んだため事務所によって料金が大きく異なってきます。相続税申告の場合も例外ではありません。遺産総額の0.5%~1%が相場とされてはいますが、0.5%なのか1%なのかで倍も違いがあるのは無視できません。

費用を少しでも安くしたいと思っている方は、各事務所から見積りを取って、比較検討するのが一番です。

税理士を比較検討して複数社から見積りを取る場合には、比較bizでの一括見積り税理士ドットコムの税理士探しサービスを利用すると便利です。

 

比較bizでの一括見積り比較bizより画像を抜粋

自分でできる場合には、自力でやってみる

遺産の中に土地などが含まれておらず、相続人も少ない場合には、相続税の申告を自力で行うこともできます。自力で申告を行えるようなシンプルなケースは、全案件中10%程度だけだと言われています。

自力で申告を行えば確かに税理士費用は抑えられますが、間違ってしまうと追徴課税などが課せられることもあるので慎重に行うようにしましょう。

相続税の申告を税理士に依頼する場合の料金相場と安くする方法まとめ

以上、相続税の申告を税理士に依頼する際の料金相場と、費用を安くする方法について紹介してきました。

相続税申告の税理士報酬の相場は、遺産総額の0.5%~1%程度でした。

税理士費用を安くする方法としては、自力でできる部分は少なく、複数社から見積りをとって比較して、安い事務所を選ぶのが最善の方法です。自力で相続税申告が可能な場合もありますが、自力で解決可能なのは全案件中1割程度とされています。

いかがだったでしょうか。
相続税申告の際の税理士選びの参考となったのであれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。