介護用ベッドの価格相場と選び方【安く手に入れる方法を解説】

ベッド画像 介護福祉

認知症や病気で介護が必要になった人は、筋力の低下からベッドで過ごすことが多くなります。

そのため、自宅で介護をしている人にとってベッドは重要です。

ただ突然介護ベッドを選べといわれても、どれがいいのか分からない人が多いでしょう。

今回は介護ベッドの価格相場や選び方を解説しつつ、安く手に入れる方法を説明していきます。

介護ベッドとは

介護ベッドとは「特殊寝台」とも呼ばれ、介護しやすいよう背上げ機能や膝上げ機能を搭載したベッドのことをいいます。

聞いただけだと電動ベッドを思い浮かべる人もいると思いますが、介護ベッドは電動ベッドとは違います。

介護ベッドは介護する側の負担を軽減するために上記の機能を搭載しており、外見も地味な者が多いです。

昇降のために搭載されているモーターも介護ベッドの方が多く、モーター数に応じて価格が高くなる傾向にあります。

またベッド本体には柵を設置できるため、転落のリスクが減り介助者は安心して生活できます。

このように介護ベッドは、介護が必要な人から介護を受ける人まで使いやすいよう機能が搭載されたベッドなのです。

参考サイト:一般社団法人 日本福祉用具供給協会

介護ベッド価格相場(71,280〜163,500円)

ここからは介護ベッドの価格相場を確認していきます。

価格帯としては71,280〜163,500円と幅があります。幅がある理由としては前述したようにモーターの搭載数に差があるからです。

大商産業 介護ベッド MFB−890

大商産業 介護ベッド MFB−890の価格は79,000~150,000円です。

大商産業 介護ベッド MFB−890

大商産業 介護ベッド MFB−890 価格

 

画像引用:Amazon

価格及び性能表

公式サイト 150,000円
Amazon 79,000円
楽天市場 85,800円
yahoo!ショッピング
モーター 1モーター
大きさ 幅102×長さ221cm
付属品 コンセント、LED照明、手すり、ウレタンマットレス付属

 

1モーター式のリーズナブルな介護ベッドです。

マットレス及び手すりが付属しているため、購入後すぐに使用が可能です。

付属のマットレスはウレタン素材のため軽く設置する際も簡単に取り付けができます。

頭部にはLEDライトが搭載してあり、立ち上がり用のグリップも付いているため夜間トイレにいく際も安心して使用できます。   

大商産業 介護ベッド HMFB-8002JNS

大商産業 介護ベッド HMFB-8002JNSの価格は71,280円~130,000円です。

大商産業 介護ベッド HMFB-8002JNS

大商産業 介護ベッド HMFB-8002JNS 価格

画像引用:Amazon

価格及び性能表

公式サイト 130,000円
Amazon 83,998円
楽天市場 75,800円
yahoo!ショッピング 71,280円
モーター 2モーター
大きさ 幅98×長さ204cm
付属品 マットレス、サイドレール

 

本製品は2モーターを搭載していますが、価格が安いのが特徴です。

幅が98cmと他の製品と比べると狭くなっており、小さいスペースでも使用できます。

座面の高さを4段階で調節でき、小さな人でもベッドから脚をおろした際に床につくので転倒の危険なく使えます。

パラマウントベッド 介護ベッド KQ−63310

パラマウントベッド 介護ベッド KQ−63310の価格は158,500~163,500円です。

パラマウントベッド 介護ベッド KQ−63310

パラマウントベッド 介護ベッド KQ−63310 価格

画像引用:Amazon

価格及び性能表

公式サイト オープン価格
Amazon 163,500円
楽天市場
yahoo!ショッピング 158,500円
モーター 3モーター
大きさ 幅99.6×長さ209.6cm
付属品 ベッドサイドレール、マットレス付属

 

角度や高さを調整する際に、付属のリモコンにベッドの状態が表示されるため調整が簡単にできます。

3モーターを搭載しているためベッドの高さを変えられます。そのため、介護度が高い人でも体位交換する際に楽におこなえます。

また、本製品は充分な機能と安全性を保証するJIS規格の認証を取得しているため、隙間に腕や脚が挟まりづらい作りになっています。

パラマウントベッド クオラ 介護ベッド KQ−63230

パラマウントベッド クオラ 介護ベッド KQ−63230の価格は133,000~139,000円です。

パラマウントベッド クオラ 介護ベッド KQ−63230

パラマウントベッド クオラ 介護ベッド KQ−63230 価格

画像引用:Amazon

価格及び性能表

公式サイト オープン価格
Amazon 137,000円
楽天市場 133,000円
yahoo!ショッピング 139,000円
モーター 3モーター
大きさ 幅99.6×長さ203.2cm
付属品 リモコン

 

起き上がる際に身体がずれないようベッド側で調整してくれるので、起き上がるのがほかの製品に比べて楽になっています。

ベッドの上と下に取り付けられた木製ボードは取り外しが可能なため、シーツ交換をおこなう際に便利です。

付属のリモコンによく使うポジションを登録すれば、ボタン一つで角度調整ができるので操作性も優れています。

リレア 電動モーター リラックスベッド r-da-dh-293

リレア 電動モーター リラックスベッド r-da-dh-293の価格は83,980円です。

リレア 電動モーター リラックスベッド r-da-dh-293

リレア 電動モーター リラックスベッド r-da-dh-293 価格

画像引用:楽天市場

価格及び性能表

公式サイト
Amazon
楽天市場 83,980円
yahoo!ショッピング
モーター 2モーター
大きさ 幅103×長さ221.6cm
付属品 マットレス、サイドレール

ベッドボードに2口コンセントや引き出しが2杯付いているため、スマホを充電したりものを置けるので便利です。

搭載されているモーターはドイツ製で、品質に優れており滑らかにベッド角度を調整できます。

2モーター式のためベッドの高さ自体を変えることはできませんが、組み立てる際に座面の高さを3段階で調節できます。

そのため、使用者の体格に合わせた運用が可能です。

フランスベッド 介護ベッド CU−101F

フランスベッド 介護ベッド CU−101Fの価格は89,000~99,999円です。

フランスベッド 介護ベッド CU−101F

フランスベッド 介護ベッド CU−101F 価格

画像引用:Amazon

価格及び性能表

公式サイト 99,999円
Amazon 98,000円
楽天市場 90,000円
yahoo!ショッピング 89,000円
モーター 1モーター
大きさ 幅98×長さ203.1cm
付属品 リモコン

 

本製品は「フリーホイール構造」というフレームとモーターが連結しない構造を採用しています。

そのため、降下中にフレームに挟まれてもモーターの力が加わらないため怪我をするリスクが低く安全に使用できます。

シンプルな外見をしているため部屋に置いていても違和感がなく、普通のベッドを置く感覚で設置できます。

介護ベッド一覧表

各介護ベッドの比較表

会社 最安価格 特徴
大商産業

介護ベッド MFB−890

79,000円 本体だけでなく、マットレスとサイドバーが2本付いてくるため購入してすぐに使用が可能です。ベッドボードにLEDランプが付いているため、夜間のトイレにいく際も安全にいくことができます。
大商産業

介護ベッド HMFB-8002JNS

71,280円 2モーター式だが、価格が安いのが特徴。幅が98cmとほかの製品に比べると小さいため小さなスペースでの運用も可能です。床からの高さを4段階で調節できるので、使用者の体格に合わせた使用もできます。
パラマウントベッド

介護ベッド KQ−63310

158,500円 角度や高さが付属のリモコンに表示されるため、調整が簡単にできます。JIS規格を取得しているため、安全面にも優れている。3モーターを搭載しており、ベッドの高さを調節できるため介護度が高い人でも使えます。
パラマウントベッド

クオラ 介護ベッド KQ−63230

133,000円 付属リモコンによく使う角度を調整すれば、ボタンを押すだけで調整ができるので便利です。ベッドボードが取り外せるためシーツ交換をおこなう際に手間がかかりません。
リレア

リラックスベッド r-da-dh-293

83,980円 ベッドボードにコンセントや引き出しが付いているため、ものを置くことができ便利です。組み立てる際にベッドの高さを調節できるので、使用者に合わせて使うことができます。
フランスベッド

介護ベッド CU−101F

89,000円 フリーホイールというフレームとモーターが直結しない方式をとっている。万が一何か挟まってもモーターの力が加わらないため安全に使用できる。

 

1モーターから2モーター式に関しては、最安価格であれば10万円以下での購入が可能です。

特に大商産業から発売されているHMFB-8002JNSに関しては、2モーター式でありながら1モーター式の製品より安いのでお買い得な製品といえるでしょう。

3モーター式に関しては最安価格でも10万円を超えてきますが、在宅で長く介護を続けるならベッドの昇降機能は必須なので3モーター式をおすすめします。

介護ベッドの選び方

介護ベッドを選び際には以下の4つのことが重要になります。

  • モーターで選ぶ
  • サイズが合っているものを選ぶ
  • 付属品が付いているものを選ぶ

順番に説明していきます。

モーターで選ぶ

1つ目がモーターで選ぶです。

介護ベッドに使われているモーターは主に以下の3種類があります。

  1. 1モーター式
  2. 2モーター式
  3. 3モーター式

各モーターによって、性能が違うので順番に解説していきますね。

1モーター式:起き上がりを補助してくれる

1モーター式は比較的介護度が低い人向けです。

理由としては操作性の自由度が低く、介護度が高い人の介護には向かないからです。

1モーターはその名の通りモーターが一つしか搭載していません。

そのため、介護ベッド機能の一つである背上げ機能を使った際、一緒に膝側も上がってしまいます。

介助の際はベッドからの起き上がりを補助するのに役立ちます。

2モーター式:起き上がり+立ち上がりをサポート

2モーター式は平均的な介護度の人向けです。

1モーター式と違い、背上げ機能と膝上げ機能を独立して操作できます。

特に脚にむくみがある人は、膝上げ機能で改善につながるので2モーター式がおすすめです。

また、頭側と脚側を独立して操作できるので、角度調節してベッド上で本人に食事を食べてもらうことも可能です。

そのため、食事介助の手間を減らせます。

3モーター式:寝返りから立ち上がりまでサポート

3モータ式は介護度が高い人向けです。

3モーター式は背上げ機能と寝返り機能に加え、ベッドの高さ調節機能が追加されています。

そのため、ベッドから車椅子へ介助する際に移乗がしやすくなっています。

高さを調節することで腰を痛めることも減るので、介助を受けている人だけでなく介助者にも優しいです。

介護度が高い人の介助は身体に負担が大きいので、導入するなら3モーター式の介護ベッドをおすすめします。

付属品がついているものを選ぶ

介護ベッド付属品

画像引用:楽天市場

介護ベッドを選ぶさいは付属品が付いているものを選びましょう。

特にマットレスが付いているものを選べば、すぐに使うことができるので便利です。

また、安全に介護するためにもサイドレールが付いているか確認しましょう。

認知症の人は夜眠りが浅く、ベッドから起きようとして転落することがあります。

サイドレールがあると転落防止になり、大切な家族が怪我をするリスクを減らせます。

転落のリスクが低くなると夜間の見守りをする機会が減り、介助者は安心して眠れるので付属品についているか確認しましょう。

サイズが合っているものを選ぶ

介護ベッドを選ぶ際は、サイズにも注意しましょう。

なぜなら大きすぎるサイズを選ぶと介助する際に手が届かないなど、お互いの負担になるからです。

そのため、お互いの負担にならないためには介護を受けている人の身体にあった製品を選ぶ必要があります。

介護ベッドを安く手に入れる方法

以下では、介護ベッドを安く手に入れる方法を紹介していきます。

方法としては中古の製品を買うのとレンタルする方法があります。

中古製品を買う

介護ベッドは中古で販売されており、元々が30万円台のベッドでも10万円以下で購入できます。

オカセイ中古介護ベッド専門店

参考URL:オカセイ中古介護ベッド専門店

そのため、性能がいいものを安く購入したい場合はお得に購入できます。

注意点としては、中古品はほかの人が寝たものなので、抵抗感がある人には向きません。

また、現物を確認して購入できないため、傷や汚れなどが付いている可能性もあります。

購入する際は、上記のデメリットを理解して購入することをおすすめします。

レンタルする

介護ベッド 福祉用具貸与

引用:厚生労働省

次に紹介するのがレンタルするです。

介護ベッドは「福祉用具貸与」の対象になっており、レンタルすることができます。

注意点としてレンタルできる人が限られていることです。介護ベッドをレンタルできる人は、要介護2〜5の人に限られています。

レンタルする際は事前に介護度を満たしているか注意しましょう。

まとめ 

介護ベッドの価格相場は71,280〜163,500円ほどです。

購入するならパラマウントベッド 介護ベッド KQ−63310がおすすめです。

本製品は3モーターを搭載しており、高さの調節ができるため在宅での介護が長引いても対応できます。

介護ベッドを選ぶ際は、適切なモーターを選ぶ、付属品がついている、サイズが合っているものを選ぶことが大事です。

特にマットレスやベッド柵が付いているとすぐに使うことができるので、購入する前に確認しましょう。

安く手に入れる方法としては、中古品を買うのとレンタルする2つの方法があります。

中古品は一度誰かが使ったもので、傷や汚れがある可能性もあるため許容できない人は購入は控えましょう。

レンタルは購入するのより安く手に入れることができますが、要介護度が2~5の人しか借りられないので注意してください。

用途にあった介護ベッドを手に入れて、長く在宅で介護できるようにしましょう。