ハードウォレットの価格相場、選び方、安く入手する方法

ハードウォレット アイキャッチガジェット

「仮想通貨Rollから約6億2000万円が盗まれる、ホットウォレットがハッキング」

これは2021年3月17日に掲載されたニュースです。(掲載元:crunchbase

このニュースからもわかる通り、仮想通貨は通信環境下のウォレット(ホットウォレット)ではハッキングによって盗まれてしまう可能性があります。

そこで重要なのが仮想通貨の秘密キーを自分で管理できるハードウォレット。

スマートフォンやPC、クラウド、サーバーにウォレットを置かず、物理的な用具で秘密鍵やパスフレーズを保管できるものをハードウォレット(クールウォレット)と言います。

今回はハードウォレットの料金相場、選び方、安く入手する方法をご紹介します。

ハードウォレットとは

ハードウォレットはビットコイン、イーサリアムをはじめとする仮想通貨を通信環境下のウォレットではなく物理的なデバイスで秘密キーを保管できます。

通信環境下のウォレット(ホットウォレット)に対して、このようなウォレットはコールドウォレットと呼ばれます。

ハードウォレットはデバイスに仮想通貨そのものを入れて管理するものではありません。仮想通貨を送金するのに必要な秘密キーを管理するために利用するのがハードウォレットです。

(参考:Ledger日本正規代理店公式サイト

ハードウォレットのメリット

 

秘密キーの管理を自分でできる

秘密キーは仮想通貨を取引する際の機密データのことです。この秘密キーは仮想通貨の所有者のみが知る情報で、ウォレット内で管理、保管します。(参考:GMOコイン公式サイト

この秘密キーを取引所や通信環境下のウォレット(ホットウォレット)に預けていると、ホットウォレットがハッキングされてしまった場合、秘密キーが流出してしまう可能性があります。

それに対し、ハードウォレットは普段インターネットに繋がっていないため、秘密キーを自分で管理できます。

ハッキングによって資産が盗まれることがなくなる

ハッカーはオフライン状態ではハッキングできません。オフライン下では秘密キーが流出して不正送金されることもありません。

ホットウォレットではPCがハッキングされた場合に秘密キーも流出してしまう可能性が高いので、その可能性を消せるハードウォレットは安全性が高いです。

仮想通貨の取引履歴が容易に確認できる

ハードウォレットに仮想通貨の取引履歴をダウンロードすることで容易に取引履歴を確認できます。他のコールドウォレットであるペーパーウォレットではこのようなことはできません。

さまざまなアプリケーションと連携できる

ハードウォレットにはその機種特有のアプリが存在する機種があり、インストールすることでより便利にハードウォレットを利用できます。

複数の種類の仮想通貨をひとつのハードウォレットで管理できる

ハードウォレットの種類によっては5種類以上の仮想通貨に対応している機種もあります。複数の仮想通貨をハードウェアウォレットを活用して保管することが可能となります。

ハードウォレットのデメリット

 

価格が高い

ハードウォレットは1万円以上するものがほとんどです。ホットウォレットの中には無料で提供されているものもあるので、価格がネックになる場合があります。

パソコンとセットで使用する

ハードウォレットはパソコンに専用のアプリをインストールして送金に利用します。パソコンを普段利用しない方には使いこなすのが難しい可能性があります。パソコンを持っていない方はパソコンを購入しなければならないのでハードルは高いでしょう。

日本語対応の機種が少ない

ハードウォレットの多くが海外製です。日本語には非対応のものがほとんどですので、操作を間違えてしまった場合、英語が読めないと使いにくさを覚える可能性があります。

サイズが小さいため、紛失しやすい

サイズが小さいため、紛失してしまう可能性があります。ホットウォレットならば、ネット上に自分の仮想通貨のデータがあるので紛失することはありません。

ハードウォレットの料金相場 約5,500円〜約14,000円

ハードウォレットの料金相場はKeepKeyの約5,500円(USD$49.00)からCassette Soloの約14,000円(108€)です。

ハードウォレットはほぼ全てが海外製のため、公式サイトは英語で書かれています。英語が苦手な方は日本の代理店があるメーカーから購入しましょう。今回の記事で紹介する機種では「Ledger Nano S」、「TREZOR ONE」が日本に代理店がある機種なのでおすすめです。

英語で書かれていても問題がない方は好きなメーカーの機種を購入しましょう。

Ledger Nano Sの料金相場 8,990円〜

Ledger Nano S価格
出典:ハードウェアウォレットジャパン公式サイト

Ledger Nano Sの最低料金は8,990円です。Amazonでは8,900円、楽天市場では11,141円です。

。Ledger Nano SはChromeアプリケーションが動作するすべてのコンピュータにUSB接続が可能です。多くのサイトでも一番使いやすいと評価されています。

ハードウェアウォレットジャパン株式会社はLedger社と代理店契約している会社なので安心してLedger Nano Sを手に入れたい方は要チェックです。また、Ledger社のホームページは英語で書かれているので、英語が読めない方にもハードウェアウォレットジャパン株式会社で購入するのがおすすめです。

Ledger Nano S 正規代理店
出典:ハードウェアウォレットジャパン公式サイト

ハードウェアウォレットジャパン公式サイトはこちら

TREZOR ONEの料金相場 9,800円〜

TREZOR ONE価格
出典:マイハードウェアウォレット

TREZORの最低料金は9,800円です。Amazonでは9,488円、楽天市場では12,800円です。

TREZOR ONEは非常に小さなデバイスであり、近年では世界でも100カ国以上で標準的に使用されているハードウェア型のビットコインウォレットです。電源も必要なく、USBでPCに接続するだけでブラウザからウォレットを利用でき、デバイス内に安全に保存された秘密鍵がその外に一切出ることもありません。
PCで入力される情報がウイルスやマルウェア、キーロガーで読み取られたとしても、物理的にデバイスと暗証番号とが揃わない限り送金することが不可能であるため、TREZOR ONEを使うとビットコインを安全に保管・使用することが可能です。

引用元:マイハードウェアウォレット

マイハードウェアウォレットを運営している株式会社langreyは日本国内のTREZOR正規販売代理店なので、安心して購入できます。

TREZOR社もホームページは全て英語表記です。

マイハードウェアウォレットの公式サイトはこちら

Coolwalletの料金相場 約11,000円〜(USD.00)

CoolWalletの最低料金は約11,000円〜(USD$99.00)です。Amazonでは12,800円、楽天市場では16,044円です。

CoolWalletを購入する場合、金額表示がアメリカドルなのに対し、決済は台湾ドル(NTD)で行われます。

CoolWalletは設定する際に公式サイトにある動画を見ながら設定できるので初心者に優しいです。(英語を聞き取れる必要あり)

CoolWallet 説明
出典:クールウォレット公式サイト

クールウォレット公式サイトはこちら

BITHD Razorの料金相場 約11,100円〜(USD.99)

BITHD 価格
出典:ebay

BITHD Razorの最低料金は約11,100円(USD$99.99)です。Amazon、楽天市場では取り扱いがありませんでした。

BITHDのホームページは全て英語で書かれているので英語を読める能力は必須です。またレビュー記事等も日本語で書かれているものはほとんどないので注意です。

しかし、世界中では人気の機種なので英語が読める、英語のサイトでも問題ないという方にはおすすめです。

BITHD Razor公式サイトはこちら

Cassette Soloの料金相場 約14,000円〜(108€)

Casette solo 価格
出典:Cryptosteel

Cassette Soloの最低料金は約14,000円(108€)からです。Amazon、楽天市場では取り扱いがありませんでした。

素材はステンレスで重さは455gあります。使い方はドライバーで蓋を開け、文字列を保存するだけととてもシンプルになっています。ステンレスだけあって、多少の水や火器では中の文字列はびくともしない、ということがこの商品の特徴です。

Cryptosteelの公式サイトはこちら

KeepKeyの料金相場 約5,500円〜(USD.00)

KeepKeyの最低料金は約5,500円(USD49.00)です。Amazonでは10,313円、楽天市場には取り扱いがありませんでした。

ShapeShift社が作っているKeepKeyの最大のメリットはアカウントが複数作れることです。例えば、決済専用、保管専用と用途別にアカウントを管理できます。

ShapeShift社の公式サイトはこちら

ハードウォレット料金相場一覧 比較まとめ

機種値段接続方法備考
Ledger Nano S8,990円〜micro-USB人気ナンバーワン
TREZOR ONE9,800円〜micro-USB2つのボタンで簡単操作
CoolWallet約11,000円〜
(USD$99.00)
Bluetooth公式サイトで設定方法などの使い方が学べる
BITHD Razor約11,100円〜
(USD$99.99)
Bluetooth日本ではやや人気が薄い
Casette Solo約14,000円〜
(108€)
なし管理の安全性ナンバーワン
KeepKey約5,500円〜
(USD$49.00)
micro-USBコスパナンバーワン

人気ナンバーワンの「Ledger Nano S」ならば、日本語でのレビュー記事も多くあります。

価格重視ならば「KeepKey」が約5,500円〜からで最も安いです。

「CoolWallet」、「BITHD Razor」は接続方法がBluetoothで接続にケーブルが必要ないのでストレスフリーで使えます。

ハードウォレットを選ぶときのポイント

ハードウォレットの選び方にはどのようなものがあるのでしょうか。

ハードウォレットを選ぶときのポイントをご紹介します。

人気で選ぶ

人気で選べば、わからないことがあった時にすぐにインターネットで情報を集められます。特にハードウォレットは基本的に英語ですべての設定や操作をしていくので、わからないことがあったら自力で解決するのが大変です。

人気があるハードウォレットはこの記事で紹介しているものだったら「Ledger Nano S」です。日本語で検索しても多くの情報が出てくるのでとてもおすすめですよ。

Ledger Nano S 人気
出典:ハードウェアウォレット公式サイト

接続方法で選ぶ

主な接続方法としては、micro-USB、USB-C、Bluetoothが挙げられます。Bluetooth接続の機種ならばコードレスでストレスフリーにハードウォレットを使えます。

今回の記事で紹介したものでは、「Ledger Nano S」、「TREZOR ONE」、「KeepKey」がmicro-USB接続です。

Bluetoothで接続するものは「CoolWallet」、「BITHD Razor」の2つです。

価格で選ぶ

「ハードウォレットのデメリット」で挙げた通り、ハードウォレットはほとんどが1万円以上します。大きい出費なので、最低限の機能がある低価格な機種を選ぶことも大事でしょう。

今回の記事で一番低価格なのはShapeShift社の約5,500円(USD$ 49.00)です。

安全性で選ぶ

安全性は仮想通貨をできるだけ安全に管理するために意識したいですよね。オープンソースで開発されているものであれば、脆弱性がユーザーから指摘されてその度に改善されていきます。

「Ledger Nano S」は人気が高くユーザーも多いため、安全性は高いでしょう。

今回紹介したものでは「Cassette Solo」ならばパソコンに接続もせず、水や火にも強いので安全性は最も高いです。

ハードウォレットをもっと安く手に入れる方法

ハードウォレットをもっと安く手に入れる方法はあるのでしょうか。

ハードウォレットをもっと安く手にれる方法をご紹介します。

Amazon・楽天市場などのECサイトで購入する

Amazon・楽天市場などのネットショップで購入すると、公式サイトより安く購入できます。

また、英語でしか書かれていないサイトでは英語が読めないと購入が難しいですが、Amazon・楽天市場では日本語で書かれているので英語が苦手な方にもおすすめです。

例えば、「TREZOR ONE」は日本公式代理店では9,800円ですが、Amazonでは9,488円で購入できます。

 

TREZOR ONE Amazon

出典:Amazon

中古で買うのはおすすめできない

ヤフオクやメルカリなどでハードウォレットが売られていることがありますが、それらのサイトで購入するのはおすすめできません。悪意のある人がハードウォレットを改造した状態で売ることもあるからです。

安全に仮想通貨を運用するためにも中古で購入するのは控えましょう。

まとめ

今回紹介した中で最も安かったのはShapeShift社の「KeepKey」が約5,500円(USD$49.00)です。それに対して最も高価だったのはCryptosteelの「Cassette Solo」の約14,000円(108€)です。

ハードウォレットは仮想通貨の秘密キーを物理デバイスで保存できるものです。購入する際にはその安全性をよく精査する必要があるでしょう。

また、メーカーの公式サイトは英語で書かれているものがほとんどなので、英語が苦手な方は日本の企業が販売代理店をしているメーカーの機種を選びましょう。