ハードウォレットの価格相場と選び方【各社比較検証】

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ハードウォレットの価格相場と各社の特徴を比較。選び方、おすすめをご紹介します。

「ハッカーが暗号通貨会社Mixinから2億ドルを盗む」

これは2023年9月26日に掲載されたニュースです。(掲載元:TechCrunch+

このニュースからもわかる通り、仮想通貨は通信環境下のウォレット(ホットウォレット)ではハッキングによって盗まれてしまう可能性があります。

そこで重要なのが仮想通貨の秘密キーを自分で管理できるハードウォレット。

スマートフォンやPC、クラウド、サーバーにウォレットを置かず、物理的な用具で秘密鍵やパスフレーズを保管できるものをハードウォレット(クールウォレット)と言います。

今回はハードウォレットの料金相場、選び方、安く入手する方法をご紹介します。

この記事でわかること
  • ハードウォレットの価格はどのくらいなのか
  • ハードウォレットでおすすめはどれなのか
  • ハードウォレットでコスパの良いものはどれなのか
  • ハードウォレットの選び方
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ハードウォレットとは

ハードウォレットはビットコイン、イーサリアムをはじめとする仮想通貨を通信環境下のウォレットではなく物理的なデバイスで秘密キーを保管できます。

通信環境下のウォレット(ホットウォレット)に対して、このようなウォレットはコールドウォレットと呼ばれます。

ハードウォレットはデバイスに仮想通貨そのものを入れて管理するものではありません。仮想通貨を送金するのに必要な秘密キーを管理するために利用するのがハードウォレットです。

(参考:Ledger日本正規代理店公式サイト

ハードウォレットのメリット

秘密キーの管理を自分でできる

秘密キーは仮想通貨を取引する際の機密データのことです。この秘密キーは仮想通貨の所有者のみが知る情報で、ウォレット内で管理、保管します。(参考:GMOコイン公式サイト

この秘密キーを取引所や通信環境下のウォレット(ホットウォレット)に預けていると、ホットウォレットがハッキングされてしまった場合、秘密キーが流出してしまう可能性があります。

それに対し、ハードウォレットは普段インターネットに繋がっていないため、秘密キーを自分で管理できます。

ハッキングによって資産が盗まれることがなくなる

ハッカーはオフライン状態ではハッキングできません。オフライン下では秘密キーが流出して不正送金されることもありません。

ホットウォレットではPCがハッキングされた場合に秘密キーも流出してしまう可能性が高いので、その可能性を消せるハードウォレットは安全性が高いです。

仮想通貨の取引履歴が容易に確認できる

ハードウォレットに仮想通貨の取引履歴をダウンロードすることで容易に取引履歴を確認できます。他のコールドウォレットであるペーパーウォレットではこのようなことはできません。

さまざまなアプリケーションと連携できる

ハードウォレットにはその機種特有のアプリが存在する機種があり、インストールすることでより便利にハードウォレットを利用できます。

複数の種類の仮想通貨をひとつのハードウォレットで管理できる

ハードウォレットの種類によっては5種類以上の仮想通貨に対応している機種もあります。複数の仮想通貨をハードウェアウォレットを活用して保管することが可能となります。

ハードウォレットのデメリット

価格が高い

ハードウォレットは1万円以上するものがほとんどです。ホットウォレットの中には無料で提供されているものもあるので、価格がネックになる場合があります。

パソコンとセットで使用する

ハードウォレットはパソコンに専用のアプリをインストールして送金に利用します。パソコンを普段利用しない方には使いこなすのが難しい可能性があります。パソコンを持っていない方はパソコンを購入しなければならないのでハードルは高いでしょう。

日本語対応の機種が少ない

ハードウォレットの多くが海外製です。日本語には非対応のものがほとんどですので、操作を間違えてしまった場合、英語が読めないと使いにくさを覚える可能性があります。

サイズが小さいため、紛失しやすい

サイズが小さいため、紛失してしまう可能性があります。ホットウォレットならば、ネット上に自分の仮想通貨のデータがあるので紛失することはありません。

ハードウォレットに仮想通貨を保存するまでの流れ

一般的なハードウォレットに仮想通貨を保存する流れは以下のようになります。
(今回はTREZOR のハードウォレットを使用し、TREZOR(トレザー)のブラウザ(TREZOR Bridge)利用してビットコインを保存する方法を説明します)

ハードウォレットに仮想通貨を保存するまでの流れ(TREZORの事例)
  • STEP1
    初期設定
    ハードウォレットに仮想通貨を保存できるようにする為に初期設定を行なわなければいけません。
    初期設定を行うにはTREZOR の公式サイトに掲載している初期設定のマニュアルを参考に行ってください。
  • STEP2
    管理画面にログイン
    初期設定を済ませ、PCにハードウォレットを接続し、管理画面にログインできましたら、ハードウォレットに仮想通貨を保存する準備が整いました。 次はハードウォレットに仮想通貨を保存する方法に進みます。
  • STEP3
    ビットコインの受信
    管理画面で操作していきます。ここからは操作方法マニュアルのビットコインの受信を参考に行ってください。
    ビットコインの受信
    (※TREZOR より画像抜粋)
  • STEP4
    通貨を選択(Bitcoin)
    通貨選択ボタンで保存したい仮想通貨を選択します。(今回はビットコインを選択)
  • STEP5
    アカウントの選択
    アカウント選択ボタンでアカウントを選択します。
  • STEP6
    受信ボタンの選択
    受信ボタンをクリックします。
  • STEP7
    保存したいアカウントのメールアドレスの記載
    アドレス記載欄に保存したいアカウントのメールアドレスを記載します。
  • STEP8
    ハードウォレットにアドレス表示
    お使いのハードウォレットにアカウントのメールアドレスが表示されます。(QRコードボタンを押すとQRコードが出てきます)
    (※TREZOR より画像抜粋)
     
    その状態まで行きましたら、ハードウォレットの指示に従って送金(仮想通貨の保存)を行います。

(TREZOR より参考事例)

ハードウォレットの価格相場:約7,400円〜約24,800円【おすすめ各社比較】

ハードウォレットの料金相場

ハードウォレットの料金相場はSafePal S1の約7,400円(USD$49.99)からTREZOR Model Tの24,800円です。

ハードウォレットはほぼ全てが海外製のため、公式サイトは英語で書かれています。

英語が苦手な方は日本の代理店があるメーカーから購入しましょう。

今回の記事で紹介する機種では「Ledger Nano S」「TREZOR Model T」「CoolWallet S」「SecuX V20」が日本に代理店がある機種なのでおすすめです。

英語で書かれていても問題がない方は好きなメーカーの機種を購入しましょう。

Ledger Nano S Plus 12,499円〜

Ledger Nano S PlusはLedger Nano Sの後継機種で大画面、大容量に進化しています。

アプリケーションが動作するすべてのコンピュータにUSB接続が可能です。多くのサイトでも一番使いやすいと評価されています。

Ledger Nano S Plusは公式サイトでは12,499円です。Amazonでは13,499円、楽天市場では16,630円、Yahooショッピングでは13,254円です。

Ledger Nano S Plusの価格相場
Ledger Nano S Plusの価格相場 (※Ledger Nano S Plus公式サイトより料金抜粋)

通販サイト名価格(税込)
楽天16,630円
Amazon13,499円
Yahooショッピング13,254円
公式サイト12,499円
(※Ledger Nano S Plusの料金一覧:2023年09月26日時点)

ハードウェアウォレットジャパン株式会社はLedger社と代理店契約している会社なので安心してLedger Nano S Plusを手に入れたい方は要チェックです。

また、Ledger社のホームページは英語で書かれているので、英語が読めない方にもハードウェアウォレットジャパン株式会社で購入するのがおすすめです。

Ledger Nano S 正規代理店
出典:ハードウェアウォレットジャパン公式サイト

Ledger Nano S Plus
公式サイト・詳細はこちら

製品名Ledger Nano S Plus
販売会社株式会社ハードウェアウォレットジャパン
会社住所〒303-0041
茨城県常総市豊岡町乙2005
電話番号0297230252
お問い合わせ先https://hardwarewallet-japan.com/pages/contact
対応デバイスPC(Windows 8以降、macOS 10.8以降、Linux)、
スマートフォン(Android 7以降)
接続方法USB
対応通貨数5500種以上
セキュリティセキュア認証チップ(CC EAL5+)・PINコード
価格相場12,499円~16,630円
特徴5500種以上の暗号資産の管理が可能でセキュア認証チップ利用で様々な攻撃から資産を保護してくれる
公式HPhttps://hardwarewallet-japan.com/

TREZOR Model T:24,800円〜

TREZOR Model TはModel ONEの後継機種でハードウォレットを始めて使う方向けのハードウォレットです。(※TREZOR Model ONEはメーカーで製造中止)

公式サイトで24,800円です。Amazonでは27,149円、楽天市場では32,737円、Yahooショッピングでは27,149円で販売されています。

TREZOR Model Tの価格相場
TREZOR Model T (※TREZOR Model T公式サイトより料金抜粋)

通販サイト名価格(税込)
楽天32,737円
Amazon27,149円
Yahooショッピング27,149円
公式サイト

24,800円

(※TREZOR Model Tの料金一覧:2023年09月26日時点)
TREZOR Model Tはタッチスクリーンディスプレイ搭載で操作性が良く高セキュリティです。
また、ビットコイン、イーサリアム系のコインはもちろんリップル、エイダコイン、MONAやNEMも守れます。

更にModel OENには搭載されていない通信規格「Tor Switch」が搭載され、セキリティがアップしています。


株式会社 RISESTは日本国内のTREZOR正規販売代理店なので、安心して購入できます。

TREZOR

(※RISEST社より画像抜粋)

日本語のマニュアルも付属しているので英語がわからない方も安心して使えます。

TREZOR Model Tを製造しているTREZOR社もホームページは全て英語表記です。

TREZOR Model Tの
詳細はこちら

製品名TREZOR Model T
販売会社株式会社 RISEST
会社住所大阪府天王寺区上汐3-1-25モリビル9F
お問い合わせ先https://hardwallet.store/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/
対応デバイスAndroid/Windows PC/Mac
(※MacはUSBハブが必要)
接続方法

USB
USB Type-C

対応通貨数14種類
セキュリティShamir Backup
Tor Switch
価格相場14,800円 ~¥15,800円
特徴操作は簡単で高セキュリティ、クイックセットアップで届いたらすぐに使用できる。
公式HPhttps://hardwallet.store/

CoolWallet S:12,800円~

CoolWalletの料金は公式サイトで13,800円です。Amazonでは12,800円です。楽天市場、Yahooショッピングでは取り扱いがありませんでした。

CoolWallet Sの価格相場
CoolWallet S (※CoolWallet S公式サイトより料金抜粋)

通販サイト名価格(税込)
楽天取り扱い無
Amazon12,800円
Yahooショッピング取り扱い無
公式サイト13,800円
(※CoolWallet Sの料金一覧2023年09月26日時点)

株式会社FORTUNEはCOOLBITX社と代理店契約している会社なので安心してCoolWallet Sを購入することができます。

株式会社FORTUNE

(※株式会社FORTUNEより画像抜粋)

また、COOLBITX社の公式サイトと違い日本円で購入することができます。

CoolWallet Sは設定する際に公式サイトにある動画を見ながら設定できるので初心者に優しいです。

(※CoolWallet S公式サイトより動画抜粋)

CoolWallet Sの
詳細はこちら

製品名CoolWallet S
販売会社株式会社FORTUNE
会社住所大阪府天王寺区上汐3-1-25モリビル9F
電話番号050-6869-3470
お問い合わせ先https://coolwallet.hardwallet.store/contact/
対応デバイスAndroid 5以降、またはiPhone 5(iOS 9.1)以降
接続方法Bluetooth
対応通貨数29
セキュリティ高セキュリティ「CC EAL 5+ 認定のセキュアエレメント(EAL5以上は軍用や特殊用途向け製品)」FIPS安全レベル
価格相場12,800円~13,800円
特徴超薄型・スタイリッシュなカード型デザインのウォレットでワンストップでDefiやDappに接続することも可能
公式HPhttps://coolwallet.hardwallet.store/

SecuX V20:約19,000円〜

SecuX V20の料金は調査時点では、約19,800円です。Amazonでは19,500円、楽天市場では25,137円、Yahooショッピングでは19,000円でした。

SecuX V20の価格相場
SecuX V20 (※SecuX V20公式サイトより料金抜粋)

通販サイト名価格(税込)
楽天25,137円
Amazon19,500円
Yahooショッピング19,000円
公式サイト19,800円
(※SecuX V20tの料金一覧:2023年09月26日時点)
SecuX V20の特徴としては、大型カラータッチスクリーン搭載で使いやすく10000以上のコインとトークンをサポートしています。
 
また、認定済み CC EAL5+とセキュア エレメント (SE) チップ内蔵で強固なセキュリティを備えています。
KBI合同会社はSecuXの正規再販ネットワークの一員ですので、安心して購入することができます。
 
KBI合同会社
(※SecuX社より画像抜粋)
もちろん日本円で購入できるし、日本語のマニュアルもサイト内から見ることができます。
又使い方を説明した動画もあります。

※ユーチューブの設定で字幕を日本語に設定すると日本語の字幕で表示されます。

SecuX V20の
詳細はこちら

製品名SecuX V20
販売会社KBI合同会社
会社住所〒134-0083 東京都江戸川区中葛西4丁目
お問い合わせ先https://xwin-akihabara.tokyo/pages/contact
対応デバイスWindows PCやmacOS、Linux、スマートフォン(iOS、Android)
接続方法Bluetooth® 5 BLE
USB2.0 Type-C
対応通貨数10,000以上のコイン・トークンに対応
セキュリティ軍事レベルInfineon Secure Elementチップ搭載
価格相場19,000円~
特徴大型カラータッチスクリーン搭載で使いやすく10000以上のコインとトークンをサポート
公式HPhttps://xwin-akihabara.tokyo/

Cassette Solo:約14,000円〜($94)

Cassette Soloの最低料金は約14,000円($94)です。Amazon、楽天市場、Yahooショッピングでは取り扱いがありませんでした。

Cassette Soloの価格相場
Cassette Soloの価格相場 (※Cassette Solo公式サイトより料金抜粋)

通販サイト名価格(税込)
楽天取り扱い無
Amazon取り扱い無
Yahooショッピング取り扱い無
公式サイト約13,800円〜($94)
(※Cassette Soloの料金一覧2023年09月26日時点)

素材はステンレスで重さは455gあります。使い方はドライバーで蓋を開け、文字列を保存するだけととてもシンプルになっています。

ステンレスだけあって、多少の水や火器では中の文字列はびくともしない、ということがこの商品の特徴です。

この商品はLedger・TREZOR ・KeepKeyなど他のハードウォレットと連携して使うウォレットで取引などは他のウォレットを利用して行い、他のウォレットが壊れた場合に備えて秘密鍵を保存するという目的で利用します。

Cassette Soloの
詳細はこちら

製品名Cassette Solo
販売会社CryptosteelⒸ SWORD LTD
お問い合わせ先https://cryptosteel.com/contact-us/
対応デバイス無 PCやスマホを介さない
接続方法無 手動
対応通貨数不明 ASCII 文字セットが使える通貨であれば対応
セキュリティ一見しただけではわからないパスワード保管構造
価格相場約13,800円〜($94)
特徴耐久性能に優れているステンレス製で持ち運びや隠したりするのが容易
公式HPhttps://cryptosteel.com/

KeepKey:約11,400円〜(約78ドル)

KeepKeyの最低料金は約11,400円(USD78.00)です。Amazonでは15,957円、楽天市場、Yahooショッピングには取り扱いがありませんでした。

Keepkey の価格相場
Keepkey の価格相場 (※ブランドより料金抜粋)
通販サイト名価格(税込)
楽天取り扱い無
Amazon15,957円
PayPayモール取り扱い無
公式サイト$78.00 USD(約11,400円)
(※Keepkey の料金一覧:2023年09月26日時点)

ShapeShift社が作っているKeepKeyの最大のメリットはアカウントが複数作れることです。例えば、決済専用、保管専用と用途別にアカウントを管理できます。

また、大型ディスプレイが備わっているので暗号資産の残高が確認しやすく、バックアップとリカバリーが簡単にできます。

Keepkey の
詳細はこちら

製品名Keepkey
販売会社Key Hodlers, LLC
お問い合わせ先https://discord.com/invite/FDQEbB79N2
対応デバイス‎Windows, Mac, LinuxPC
接続方法USB
対応通貨数数は不明だが世界の主要な暗号通貨をサポート
セキュリティ秘密キーをオフラインで生成および管理
価格相場$78.00 USD(約11,400円)~15,957円
特徴大型ディスプレイが備わっているので暗号資産の残高が確認しやすく、バックアップとリカバリーが簡単
公式HPhttps://www.keepkey.com/

SafePal:49.99USD(約7,400円)~

SafePalの最低料金は公式サイトの$49.99 USD(約7,400円)です。Amazonでは11,456円、Yahooショッピングでは13,100円でした。楽天では取扱がありませんでした。

  SafePalの料金相場
SafePalの料金相場
(※SafePal公式サイトより料金抜粋) 

通販サイト名価格(税込)
楽天取り扱い無
Amazon11,456円
Yahooショッピング13,100円
公式サイト$49.99 USD(約7,400円)
(※SafePalの料金一覧:2023年09月26日時点)

SafePalの特徴としては、 1 つの簡単なアプリで管理できるので使いやすく、スマホやPCなど色々なデバイスで利用できる点です。

また、秘密鍵は他の誰からもアクセスできなく、QRコードで接続するので安全性も高い水準にあります。

SafePalの
詳細はこちら

製品名SafePal S1
販売会社SafePal Ltd
お問い合わせ先https://safepalsupport.zendesk.com/hc/en-us/requests/new?ticket_form_id=360001760732
対応デバイスiOS、Android、WindowsPC(ブラウザの拡張機能で)
接続方法QRコードのスキャン
対応通貨数30種類以上 トークンを合わせると10,000以上の通貨に対応可能
セキュリティデバイス認証システム・PINコード・QRコード接続など
価格相場$49.99 USD(約7,400円)~
特徴1 つの簡単なアプリで管理できるので使いやすく、色々なデバイスで利用できる
公式HPhttps://www.safepal.com/en/

ハードウォレット価格一覧・比較表 まとめ

紹介した6社のハードウォレット相場と各ハードウォレットの特徴を表にまとめました。

名称価格相場接続方法対応通貨数特徴
Ledger Nano S Plus12,499円~16,630円USB Type-C
USB
5500種以上・大容量メモリを装備し、100以上のアプリを同時にインストールすれば5500種以上の暗号資産を管理可能
・セキュア認証チップ搭載で高度なハッキングから暗号資産を保護
・Ledger Liveアプリで暗号資産の運用、NFTの保管、など様々な機能が利用可
TREZOR Model T14,800円 ~15,800円micro-USB14種類・操作は簡単で高セキュリティ
・簡単セットアップで即導入できる
・日本語マニュアル付き
CoolWallet S13,800円Bluetooth29種類・世界で唯一無二なカード式ウォレット
・ワンストップでDefiやDappに接続することも可能
・認定済みのセキュアチップ(CC EAL5+)を搭載し暗号資産を安全に保管
SecuX V2019,000円~25,137円Bluetooth
micro-USB
USB Type-C
10,000以上のコイン・トークンに対応・大型カラータッチスクリーン搭載で使いやすい
・10000以上のコインとトークンをサポート
・認定済み CC EAL5+とセキュア エレメント (SE) チップ内蔵で強固なセキュリティ
Cassette Solo約13,800円〜無 手動不明 ASCII 文字セットが使える通貨であれば対応・耐火性能・衝撃性能・防水性能が非常に高く耐久性に優れているステンレス製
・すべての印刷可能な ASCII 文字をサポート
・小さくて軽いので持ち運びや隠したりするのが容易
KeepKey約11,400円~15,957円micro-USB数は不明だが世界の主要な暗号通貨をサポート・秘密鍵がオフラインで保存されるのでオンラインの攻撃から安全に守れる
・大型ディスプレイが備わっているので暗号資産の残高が確認しやすい
・バックアップとリカバリーが簡単
SafePal約7,400円~13,100円QRコードのスキャン30種類以上 トークンを合わせると10,000以上の通貨に対応可能・高速で直感的に使用でき、すべて 1 つの簡単なアプリで管理できるので使いやすい
・秘密鍵は他の誰からもアクセスできず、安全性が高い
・iOS、Androidなどのモバイルアプリはもちろん、PCでもChromeなどの各ブラウザの拡張機能としても利用できる

総評

人気ナンバーワンの「Ledger Nano S」ならば、日本語でのレビュー記事も多くあります。

価格重視ならば「SafePal」が約7,400円〜からで最も安いです。

「CoolWallet」、「SecuX V20」は接続方法がBluetoothで接続にケーブルが必要ないのでストレスフリーで使えます。「SafePal S1」もQRコードで接続できるのでケーブルレスで接続できます。

「Ledger Nano S Plus」「TREZOR Model T」「CoolWallet S」「SecuX V20」は公式サイトに日本語で使い方のマニュアルが掲載されています。

長期間どんな環境下でも秘密鍵を保存した方には「Cassette Solo」がお勧めです。

ハードウォレットの選び方

ハードウォレットの選び方

ハードウォレットの選び方にはどのようなものがあるのでしょうか。

ハードウォレットを選ぶときのポイントをご紹介します。

人気で選ぶ

人気で選べば、わからないことがあった時にすぐにインターネットで情報を集められます。特にハードウォレットは基本的に英語ですべての設定や操作をしていくので、わからないことがあったら自力で解決するのが大変です。

 
Ledger Nano S Plus 人気
Ledger Nano S Plus 人気 (※ハードウェアウォレットジャパンより画像抜粋)  
名称人気で選ぶ
Ledger Nano S Plus世界で一番人気のあるハードウォレットのバージョンアップ機種
TREZOR Model T世界で標準的に使用されているハードウェア型のビットコインウォレット
CoolWallet Sカード型ウォレットでPCが要らずスマホだけで接続できるが対応する通貨は少ない
SecuX V20高い安全性と優れたデザインで人気だが世界的にはまだ少ない
Cassette Solo耐火性能・衝撃性能・防水性能が非常に高く耐久性に優れているステンレス製だが世界的な販売数はそれほど多いない
KeepKey大型ディスプレイが完備で残高確認が容易で世界的な人気もそこそこ高い
SafePal高速で直感的に使用でき、すべて 1 つの簡単なアプリで管理できるので使いやすい

人気があるハードウォレットはこの記事で紹介しているものだったら「Ledger Nano S Plus 」です。日本語で検索しても多くの情報が出てくるのでとてもおすすめですよ。

接続方法で選ぶ

主な接続方法としては、micro-USB、USB-C、Bluetoothが挙げられます。Bluetooth接続の機種ならばコードレスでストレスフリーにハードウォレットを使えます。

 
SafePal S1 QRコードのスキャン
SafePal S1 QRコードのスキャン (※SafePalより画像抜粋)  
名称接続方法
Ledger Nano S PlusUSB Type-C
TREZOR Model TUSB Type-C
CoolWallet SBluetooth
SecuX V20Bluetooth
micro-USB
USB Type-C
Cassette Solo無 手動
KeepKeymicro-USB
SafePalQRコードのスキャン

今回の記事で紹介したものでは、「Ledger Nano S」、「TREZOR Model T」、「KeepKey」がmicro-USB接続です。

Bluetoothで接続するものは「CoolWallet」です。

「SecuX V20」は両方で接続できます。

更にSafePal S1のようにUSBやBluetoothで接続を介さず取引時にQRコードのスキャンで接続する方式もあります。

これならUSBやBluetootで接続をしないのでネット接続時間が短く、安全性がさらに高くなります。

Cassette Soloであれば、全くネットに接続せず、手動で行うので安全性は高くなりますが、その分取引時に手間がかかります。

価格で選ぶ

「ハードウォレットのデメリット」で挙げた通り、ハードウォレットはほとんどが1万円以上します。大きい出費なので、最低限の機能がある低価格な機種を選ぶことも大事でしょう。

 
SafePal S1 低価格
SafePal S1 低価格 (※SafePalより画像抜粋)  
名称価格
Ledger Nano S Plus12,499円~
TREZOR Model T9,800円~
CoolWallet S12,800円~
SecuX V2019,500円~
Cassette Solo約13,800円〜
KeepKey約11,400円~
SafePal約7,400円~

今回の記事で一番低価格なのはSafePal社のSafePal S1で約7,400円(USD$49.99)です。

安全性で選ぶ

安全性は仮想通貨をできるだけ安全に管理するために意識したいですよね。オープンソースで開発されているものであれば、脆弱性がユーザーから指摘されてその度に改善されていきます。

「Ledger Nano S」は人気が高くユーザーも多いため、安全性は高いでしょう。

 
Cassette Solo 安全性
Cassette Solo 安全性 (※Cryptosteelより画像抜粋)  
名称セキュリティ
Ledger Nano S Plusセキュアエレメント・PINコード
TREZOR Model TShamir Backup
Tor Switch
CoolWallet Sチップ認証: E​​AL5+
SecuX V20セキュアエレメントチップ: Infineon SLE 97
チップ認証: E​​AL5+
Cassette Soloパスワードは保護されており、一見しただけではわからない
Shamir Backup
KeepKeyPINコード
SafePalチップ認証: E​​AL5+

今回紹介したものでは「Cassette Solo」ならばパソコンに接続もせず、水や火、衝撃にも強いので安全性は最も高いですが、単独では取引には使えないので長期の秘密鍵保存用に適しています。

また、USBやBluetoothで接続を介さず取引時にQRコードのスキャンで接続SafePal S1も安全性が高いと言えます。

日本語対応マニュアルの有無で選ぶ

海外製の製品が多いハードウォレットでは公式サイトは英語で記載されている所が多いです。

英語が苦手な方であれば、敷居が高くなります。

 
CoolWallet S 日本語マニュアル
CoolWallet S 日本語マニュアル (※ハードウォレットストアより画像抜粋)  
名称日本語のマニュアルの有無
Ledger Nano S Plus公式サイトに設置
TREZOR Model T商品に添付・公式サイトに設置・公式サイト以外の購入者向けの有料サポート有
CoolWallet S公式サイトに設置
SecuX V20公式サイトに設置
Cassette Solo公式サイトで国の選択を日本にすれば、日本語に翻訳される
KeepKeyなし 公式サイトのサポートに連絡するかコミュニティを利用するしかない
SafePalなし 公式サイトのヘルプ及びチュートリアルをグーグル翻訳で翻訳すれば理解できる

しかし、日本に代理店や再販店がある商品では日本語のマニュアルを掲載している所もありますので、日本人でも使い方がわかるようになっています。

ハードウォレットを安く手に入れる方法

ハードウォレットを安くする方法

ハードウォレットを安く手に入れる方法はあるのでしょうか。

ハードウォレットを安く手にれる方法をご紹介します。

公式サイトで購入する

Amazon・楽天市場などのネットショップよりも公式サイトで購入すると、安く購入できます。

また、英語でしか書かれていないサイトでは英語が読めないと購入が難しいですが、日本代理店の公式サイトであれば日本語で書かれているので英語が苦手な方にもおすすめです。

 
TREZOR Model T 公式サイト料金
TREZOR Model T 公式サイト料金 (※TREZOR Model T 公式サイトより画像抜粋)  

例えば、「TREZOR odeMl T」は日本公式代理店では24,800円購入できますが、Amazonでは27,149円です。

名称公式サイト楽天市場AmazonYahooショッピング
Ledger Nano S Plus12,499円16,630円13,499円13,254円
TREZOR Model T24,800円32,737円27,149円27,149円
CoolWallet S13,800円取り扱い無12,800円取り扱い無
SecuX V2019,800円25,137円19,500円19,000円
Cassette Solo19,800円取り扱い無取り扱い無取り扱い無
KeepKey約11,400円取り扱い無15,957円取り扱い無
SafePal約7,400円取り扱い無11,291円13,100円

但し、商品によっては通販サイトの方が安い場合もあります。CoolWallet SはAmazonが、SecuX V20はYahooショッピングの方が安いです。

このように商品によっては通販サイトの方が安い場合がありますので、公式サイトと通販サイトを見比べて購入する方が無難です。

但し、公式サイト以外で購入した場合はサポートが受けられないので、使い方などのサポートを受けたい方は公式サイトで購入する方が良いでしょう。

中古で買うのはおすすめできない

ヤフオクやメルカリなどでハードウォレットが売られていることがありますが、それらのサイトで購入するのはおすすめできません。悪意のある人がハードウォレットを改造した状態で売ることもあるからです。

安全に仮想通貨を運用するためにも中古で購入するのは控えましょう。

まとめ

今回紹介した中で最も安かったのはSafePal社の「SafePal S1」が$49.99(約7,400円)です。それに対して最も高価だったのはTREZOR 社の「TREZOR Model T」の約24,800円です。

ハードウォレットは仮想通貨の秘密キーを物理デバイスで保存できるものです。購入する際にはその安全性をよく精査する必要があるでしょう。

また、メーカーの公式サイトは英語で書かれているものがほとんどなので、英語が苦手な方は日本の企業が販売代理店をしているメーカーの機種を選びましょう。

ハードウォレット比較表

画像Ledger Nano S PlusTREZOR Model TCoolWallet SSecuX V20Cassette SoloKeepKeySafePal S1
名称Ledger Nano S Plus            TREZOR Model T         CoolWallet S         SecuX V20        Cassette Solo      KeepKey         SafePal S1       
価格相場12,499円~16,630円24,800円~32,737円12,800円~13,800円19,000円~25,137円約13,800円〜約11,400円~15,957円約7,400円~13,100円
特典・割引特になし 特になし特になし特になし特になし送料無料2個購入で全世界送料無料
接続方法USB2.0 Type-C
USB
USB2.0 Type-CBluetoothBluetooth
micro-USB
USB2.0 Type-C
無 手動micro-USBQRコードのスキャン
対応通貨数5500種以上15種類29種類10,000以上のコイン・トークンに対応不明 ASCII 文字セットが使える通貨であれば対応46種類30種類以上 トークンを合わせると10,000以上の通貨に対応可能
セキュリティセキュアエレメント・PINコード Shamir Backup
Tor Switch
チップ認証: E​​AL5+セキュアエレメントチップ: Infineon SLE 97
チップ認証: E​​AL5+
パスワードは保護されており、一見しただけではわからない
Shamir Backup
PINコードチップ認証: E​​AL5+
日本語マニュアル
の有無
有り
公式サイトに設置
有り
商品に添付


有り
公式サイトに設置

有り
公式サイトに設置
なし

なし

なし

特徴世界で最も人気のあるハードウォレットの最新バージョンで5500種以上の暗号資産の管理が可能でセキュア認証チップ利用で様々な攻撃から資産を保護してくれるタッチスクリーンディスプレイ搭載で操作性が良く高セキュリティ、毒素や有害な化学物質を含まない耐久性の高い素材で制作されている

世界で唯一無二なカード式ウォレットで超薄型・スタイリッシュなデザインで認定済みのセキュアチップを搭載。ワンストップでDefiやDappに接続することも可能!

大型カラータッチスクリーン搭載で使いやすく10000以上のコインとトークンをサポート。認定済み チップ内蔵で強固なセキュリティで安全性が高い耐久性能に優れているステンレス製で持ち運びや隠したりするのが容易ネットに接続しないので高セキュリティ大型ディスプレイが備わっているので暗号資産の残高が確認しやすく、バックアップとリカバリーが簡単で銀行並みのセキュリティを提供している1 つの簡単なアプリで管理できるので使いやすく、色々なデバイスで利用でき、QRコードで接続するので安全性が高い

著者情報等

この記事を書いた人

株式会社ContextJapanライターチーム

株式会社ContextJapan、料金相場.jpのライターチーム、平均ライター歴10年以上、様々なサービスを自身が体験し、質の高い調査記事を作成しています。ハードウォレット・仮想通貨についても多数経験あり、記事作成に当たり実際に商品を調査、口コミ、体験談なども募集し、各商品のメリット・デメリットを徹底調査しています。調査力の高さ、記事の信頼性に定評のあるライターチームです。代表は公認会計士の資格を持っています。
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