外壁塗装の料金相場、業者の選び方

リフォーム

お家の外壁塗装は、傷んでくると色落ちが目立ってしまって気になりますよね。

外壁塗装はいくらくらいでやってもらえるのだろうか、と思っている方も多数いると思います。

そこで今回の記事では、外壁塗装の料金相場と、外壁塗装業者の選び方を紹介していきます。

外壁塗装を検討している人向けの情報が満載ですので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

 宅地建物取引士:奥林 洋樹様
この記事を監修いただいた専門家

不動産エージェント 奥林洋樹
宅地建物取引士資格保有者、住宅省エネルギー技術者、不動産コンサルティング・アドバイザー、不動産セミナー講師、不動産歴30年、 RE/MAX エージェント

大学卒業後、数年間実業団チームに所属しアスリートとしてオリンピックを目指し、引退後、不動産業界へ。バブル崩壊後の厳しい業界で実績を積み上げ、中古住宅売買や新築マンション売買、団地造成や新築戸建て営業等、一通りの不動産業を経験し現在では、フリーの不動産エージェントとして不動産コンサルティングや、売買実務、セミナー講師等を行っている。

◆公式サイト:https://look.remax-japan.jp/agents/262

外壁塗装の料金相場:80万円~150万円

リフォームジャーナルによると、外壁塗装にかかる料金・費用の相場は、一般的な2階建て住宅・塗り面積200平米で80万円から150万円とされています。

150万円を越える料金見積りが出てきた場合、相場よりも高い料金ですから、どうしてそのような料金になるのか質問し、明らかにしておくといいでしょう。

価格.comのデータでは、50万円未満が21.3%、51~120万円が32.1%、121万以上が46.6%となっています。

価格割合
~50万円21.3%
51~120万円32.1%
121万円~46.6%

つなぎ目の補修だけなどなら、50万円を切るような値段でも依頼できますが、外壁全体を補修するとなると100万円前後の費用が必要となります。

120万円を越える施工が半数近くに達していることは、覚えておくようにするといいでしょう。外壁塗装は決して安いリフォームではないのです。

外壁塗装の価格の決まり方

外壁塗装の価格の決まり方

外壁塗装は塗り替え前の外壁状態や使用する塗装材や塗装面積により価格が異なります。

単純な見積価格のみでは無く、使用される塗装材や付帯工事内容などを細かく精査して比較する必要があります。

価格だけで業者を選択した場合には塗装から5~6年で塗料がはがれ落ち、また塗り替えになると言った話を耳にします。

塗装工事は足場や人工代など、建物の形状により塗料の価格以外にも付帯工事費がかかります。

価格だけで選択をすると、20年などの長期間において塗り替え回数が増加し、結局は割高になります。

高額な費用をかける以上は塗装工事の見積もり内容を理解して、正しく業者の選択をすることが最も効率的であると言えます。

「塗装材」の種類を理解
  1. アクリル系塗料
    塗料自体が軽量で発色が明るいのが特徴です。価格も安く使い勝手の良い塗料ですが、反面、紫外線に弱く耐用年数が短めです。
  2.  ウレタン系塗料
    アクリル系と比較した場合には防水・耐久性に優れています。部分補修にも使用しやすい塗料で、価格も比較的安価です。
  3. シリコン系塗料
    アクリル系やウレタン系と比較して耐久性に優れています。弾性にも優れていることから仕上がりの良さにも定評があります。価格はアクリル系やウレタン系と比較すると多少は割高になりますが、耐用年数を考えるとコストパフォーマンスに優れています。実際の塗装工事で最も採用率の高い塗装剤です。
  4.  フッ素系塗料
    耐久性や撥水性に優れています。反面で汚れに対する耐性が劣り、価格が高いことから一般住宅では採用率が低く、主に事業用建物に採用される割合が高い塗料です。
  5.  ラジカル系塗料
    比較的に新しく開発された塗料であることから、住宅の採用率はこれからと言ったところです。シリコン系より多少は割高になりますが、耐用年数が長いことから今後、注目される塗料です。
  6. ピュアアクリル系
    耐久性や防水性に高い性能を発揮します。価格が割高になる点と、乾燥までの時間が一般的な塗料と比較すると長いことから、塗装時期などに注意が必要な塗料です。
  7. セラミック塗料
    塗料にセラミック成分を混合している塗料で、汚れに強く断熱性能にも効果があると言われています。ある程度の厚みで塗装しますので、立体感が生まれることから意匠性にも優れています。価格は割高です。
  8. 遮熱系塗料
    熱を反射する塗料という特徴を持っています。省エネやエコの観点から、自治体によっては補助金の対象になるなど、推奨されている塗料です。耐久性にも優れていますが、価格も割高です。
  9. 光触媒塗料
    「光」を触媒として化学変化を起こさせ「膜」を作ることにより、自浄作用(セルフクリーニング)を持たせた塗料。耐久性に定評があり「ハイドロテクトコート」などの商品名で販売されています。
塗料による価格の違いと耐用年数の目安を知る

塗料による価格の違いと耐用年数の目安を知る

塗料による耐用年数と目安となる価格の目安を説明します。

耐用年数の目安については、塗料メーカーが公表している成分や性能スペックからおおよその期間を算出しています。塗料の数量は3回塗りとして算出しています。

  1. アクリル系塗料(塗料価格/㎡・1,200~1,800円_耐用年数4~7年)
    30坪程度の2階建て住宅で約130㎡での塗料価格(足場・養生費など付帯工事費除く)
    ¥130,000~¥200,000円
  2. ウレタン系塗料(塗料価格/㎡・1,800~2,000円_耐用年数6~10年)
    30坪程度の2階建て住宅で約130㎡での塗料価格(足場・養生費など付帯工事費除く)
    ¥230,000~¥260,000円
  3. シリコン系塗料(塗料価格/㎡・2,500~3,000円_耐用年数8~15年)
    30坪程度の2階建て住宅で約130㎡での塗料価格(足場・養生費など付帯工事費除く)
    ¥330,000~¥460,000円
  4. フッ素系塗料(塗料価格/㎡・3,500~4,500円_耐用年数15~20年)
    30坪程度の2階建て住宅で約130㎡での塗料価格(足場・養生費など付帯工事費除く)
    ¥450,000~¥580,000円
  5. ラジカル系塗料(塗料価格/㎡・3,500~4,000円_耐用年数8~15年)
    30坪程度の2階建て住宅で約130㎡での塗料価格(足場・養生費など付帯工事費除く)
    ¥450,000~¥520,000円
  6. ピュアアクリル系(塗料価格/㎡・3,500~4,500円_耐用年数12~15年)
    30坪程度の2階建て住宅で約130㎡での塗料価格(足場・養生費など付帯工事費除く)
    ¥450,000~¥580,000円
  7. セラミック塗料(塗料価格/㎡・5,000~6,000円_耐用年数10~15年)
    30坪程度の2階建て住宅で約130㎡での塗料価格(足場・養生費など付帯工事費除く)
    ¥650,000~¥780,000円
  8. 遮熱系塗料(塗料価格/㎡・5,000~6,000円_耐用年数15~20年)
    30坪程度の2階建て住宅で約130㎡での塗料価格(足場・養生費など付帯工事費除く)
    ¥650,000~¥780,000円
  9. 光触媒塗料(塗料価格/㎡・5,000~6,000円_耐用年数10~15年)
    30坪程度の2階建て住宅で約130㎡での塗料価格(足場・養生費など付帯工事費除く)
    ¥650,000~¥780,000円

上記を比較して戴ければお分かりになる通り、塗料にもそれぞれ特性があり、発色や風合いなど仕上がりの好みで選ぶのも一つですし、耐用年数を基準に選択をするのも方法です。

分からないからと業者にまかせにせず、価格と性能などのバランスも考慮しながら選択するのが良いでしょう。

【塗料以外の付帯工事内訳を知ろう】

塗料の品質や価格の違いをご理解戴いたうえで、次に付帯工事の内訳を解説します。

  1. 足場代(養生費含む)
    建物の高さ(3階建てなど)や、形状により異なります。一般的な見積もりには近隣への塗料飛散防止の観点からの養生費も含まれます。
    見積もりでは「数量(㎡)×単価」で表記されます。養生費の扱い方により異なりますが、目安の単価は㎡/700円~1,000円です。
    屋根塗装も同時に行う場合には、屋根足場の分が増加します。
    (30坪の平均的な2階建て住宅で150,000円~200,000円)
  2. 人件費(作業費)
    外壁塗装を行う職人の人数と期間から算出されます。見積もりでは一般的に「人工」と表記されます。つまり一人の職人が一日で出来る作業量を金額にして表記している訳です。人件費ですので地域によりバラつきのでる費用ですが、塗料と人工代が別に表記されている場合に1人工=¥20,000円を超える場合には注意が必要です。また塗装工事詳細で塗装工事(単位㎡×単価)で表記されている場合には、人工代が見えない状態になります。その場合、全体の作業量から必要な人工数を確認するようにしたいものです。
    (30坪の平均的な2階建て住宅で人工計算をする場合、15人工前後が目安になります。人工のみの目安金額としては250,000円~300,000円です)
  3. シーリング代
    コーキングと表記されることもあります(本来は異なる意味ですが、現場では同義語として取り扱われています)サイディングのつなぎ目や、窓との境に詰めるパッキンです。劣化の状態により、一度はがして充填しなおす「打ち替え」と、部分的に詰める「増し打ち」とに分かれます。隙間からの雨水侵入などを防止する処置ですので、状況判断は適切に行われなければなりません。また使用する製品(アクリル系・ウレタン系・変成シリコン系など)により、耐久性が異なります。使用数量や使用材の確認は、きちんと行いたいものです。またシーリング工事にも足場は必要になります。たとえ劣化が進んでいなくても外壁塗装と同時に行うことにより足場代の分が節約になります。
    「打ち換え」700~1,200円/m 「打ち増し」500~900円/mが一応の目安になります。
    (30坪の平均的な2階建て住宅の場合にはおおよそ200m前後になりますので、目安金額として「打ち換え」140,000~240,000円「増し打ち」100,000~180,000円になります
  4. 洗浄費
    塗装前に外壁に付着している汚れや、劣化している塗料を取り除くための高圧洗浄費です。外壁には堆積された汚れが付着しているほか、劣化した塗料を正しく削ぎ落さなければなりませんが、これらはバケツで水をかける程度では落ちません。
    正しく圧力単位が記載されているかのチエックも必要です。
    一般的に150kgf/㎡以上(14.7Mpaなどと表記される場合もあり)の水圧が必要です。目安として㎡あたり100円~300円ぐらいです。
    (30坪の平均的な2階建て住宅の場合、130㎡として計算すると13,000円~39,000円)
  5. 雑費(諸費用・現場管理費などと表記される場合もあり)
    運搬費やごみ処理費などが該当しますが、内訳が分かりにくい経費でもあります。
    屋根形状により必要な雨樋脱着なども含めて、一式とされる場合もあります。目安は工事費全体の5%以下ですが「一式」と表記されることが多いことから、金額の内訳説明を求めるのが正しい選択です。

相場はあくまでも一般的な数字

以上のような相場価格は、あくまでも一般的な数字にすぎません。

住んでいる家の大きさや、どのような塗料を利用するのか、どれくらい外壁塗装が傷んでいるのか、などによって違ってきます。

例えば、1階建ての平屋住宅なら、足場を高く組む必要がないので、その分安くなりますし、3階建て住宅なら足場の代金がかさんでしまいます。

塗料も、アクリルやウレタンなどは安いですが、ピュアアクリルやシリコン、フッ素などだと高くなります。

外壁の状態がボロボロだと、全面的な塗り直しが必要となります。つなぎ目にダメージがあるだけでしたら、部分的な補修・塗装で済む場合もあります。

このように、状況によってかかってくる費用が大きく変わってくるのが外壁塗装の特徴なのです。

外壁塗装の料金を各業者比較

それでは、具体的に外壁塗装にいくらかかるのか。

各事例をご紹介します。

20坪のモルタル外壁:598,000円~

花まるリフォーム株式会社」でリフォームをする場合、20坪と小さい家で、1液水性シリコンで外壁塗装をすると598,000円~で補修ができます。小さな家ですので、足場代なども比較的安く抑えられます。家の規模が小さければ外壁塗装の料金も安くなるのです。

45坪の二世帯住宅:984,000円~

花まるリフォーム株式会社」で45坪の二世帯住宅で外壁塗装をした場合、984,000円の費用がかかります。塗料は比較的長持ちする1液水性シリコン塗装が選ばれています。どの塗料を使うのか、家の規模がどれくらいなのかによって費用が異なってくるんですね。

30坪のプラン:68万円~75万円

大阪・奈良・兵庫で外壁塗装を請け負う「有限会社永建工業」では、耐用年数10年~12年の「パーフェクトトップ」プランで、2階建て30坪の家を外壁塗装をすると、68万円~75万円程度の料金となります。

外壁塗装にかかる費用の内訳

外壁塗装には100万円前後の費用がかかります。どうしてこのような高い金額となるのでしょうか。外壁塗装の費用内訳をみると理解が深まります。

リフォームジャーナルより外壁塗装の料金内訳
(※リフォームジャーナルより外壁塗装の料金内訳)

塗料代金・足場代金・人件費・業者の利益の4種類の料金があわさって、高額な料金となるのです。

塗料代金は、注文の仕方によって大きく節約できる部分です。塗料は種類によって耐久年数が異なっています。ウレタンやシリコンなどは安いのですが、耐久年数が7年未満と短いのが特徴です。フッ素や無機塗料の場合、料金が高いですが、仕上がりも高級感があり耐久年数も10年以上もちます。

人件費は、塗装する職人に支払う料金です。飛散防止ネットや高圧洗浄・養生など、外壁塗装では必ず行われる作業の料金もここに含まれます。

足場代は、塗装の際に使う足場を組むために必要となる料金です。ときどき足場代を無料とする業者もいますが、足場を組むにはそれなりの手間・技術が必要となります。そう簡単に無料にできる部分ではないので、「足場代無料」とうたっている業者は気を付けた方がいいかもしれません。

業者の利益の部分も、業者が儲けを出すために必要な部分ですので、あまり節約できる部分ではありません。利益を減らして安めの料金で施工してくれる業者もいるのは事実なので、利益率が低い業者を探してみるといいでしょう。

外壁塗装の業者の選び方

外壁塗装業者は多数の業者がひしめきあっています。どの業者をどのように選ぶのが正解なのでしょうか。以下では、外壁塗装業者の選び方について紹介していきます。

一括見積りサービスを活用する

外壁塗装を取り扱う業者は多岐にわたっています。1つ1つの業者をあたるのは相当大変です。

多数の業者の中から良い業者を見つけたいという場合、一括見積りのサービスを活用するといいでしょう。「外壁塗装の窓口」は、全国1500社以上の優良店の中から自分にあったお店を探してくれるサービスです。まとめて見積りを取ることもできる非常に便利なサイトとなっています。

サービスの利用料金は、完全無料となっています。担当相談員がしっかりサポートしてくれるので、必ず気に入る外壁塗装のお店を探すことができますよ。外壁塗装の窓口を使って見積りするだけで1000円分のギフト券がもらえたり、成約した場合に最大10万円分の商品券がもらえたりするキャンペーンを実施していることもあるので、公式サイトをチェックしてみましょう。
外壁塗装の窓口から抜粋
(※外壁塗装の窓口から抜粋)

一括見積りサービスとしては、「外壁塗装セレクトナビ」も、全国600を越える業者からの一括見積りして比較ができるので便利です。紹介された塗装店と契約が成立した場合、最大10万円のお祝金ももらえますので、非常にお得なサービスとなっています。

外壁塗装セレクトナビより抜粋
(※外壁塗装セレクトナビより抜粋)

費用の内訳をしっかり明らかにしてくれるかどうか

外壁塗装工事は、費用が不明確な業界だと言われています。見えない部分で、本来不必要な価格が上乗せされている可能性があるのです。

外壁塗装110番」によると、外壁塗装業界には多数の悪徳業者が参入してきています。悪徳な業者に引っかからないようにきちんと見積りなどを精査し、自己防衛する必要があるのです。

見積りを出してもらう段階で、どこにどれくらいの費用がかかっているのかについて尋ね、明らかにしておくようにしましょう。

安すぎる業者は疑うようにする

外壁塗装には相場というものがあります。人件費や塗料代・足場代など、削ろうと思っても削れないような項目も多いのが、外壁塗装の特徴です。

相場よりも高い料金を請求してくる業者はもちろん疑わなければならないのですが、相場から大きく外れた安すぎる見積りを出してくる業者も要注意です。

外壁塗装には悪徳業者も多数参入してきていると言われています。手抜き工事で、5年もたたないうちに塗装が剥げてくるようなことも十分考えられます。

使っている塗料は、耐久年数が低いものではないかどうか、必要な工事の過程を省略してしまっていないかどうかなどをしっかりチェックするようにしましょう。

とはいえ、素人が塗料や工事過程をチェックするのは簡単なことではありません。そこで、さきほど紹介した見積り比較サービスを活用し、自分にかわってチェックしてもらうようにするといいでしょう。

一括見積りサービスは、工事の値段が適切なのかどうかまで確認してもらえる便利なサービスなのです。失敗しない外壁塗装をしてもらうためにも、一括見積りサービスを活用していくようにするといいでしょう。

極端な値引き業者には要注意

使用される塗料材や建物形状により異なりますが、外壁塗装工事には100万円前後の費用がかかります。全体的な内訳と工事内容に関する理解を深めれば、詳細を読み取り、最も適切な施工会社を選択することが可能になります。

外壁工事は、安全で適正な工事を行うために必要な費用があります。

例えば、必ず必要である足場工事に対して「無料」を売りにしたり、きょくたんな「値引き」をする業者(近隣の広告塔の意味としてのモニター価格などと大幅割引して結論を急ぐ)の場合には、まずその根拠を疑う必要があるでしょう。

塗装回数は「3回塗り」を推奨します。見積金額の低い業者の場合には「2回塗り」で見積もりを算出することもありますが、その場合には塗料も人工も少なくなっていますので、金額が下がって当然です。

塗装工事の意味は、見映えもさることながら、塗膜を作り外壁材の劣化を防止するほかにも内壁への雨水侵入を防止する意味があります。防水性は塗膜の「材質と塗り厚」に比例します。

良い材質を使用して塗膜を厚くすれば結果的に、次の塗り替えまでの期間が長くなります。

一見すると価格が高くなりますが、一定期間で比較すれば結果的に“安く”済みます。

当記事監修者、不動産エージェント奥林様よりアドバイス

不動産エージェント 奥林洋樹様
不動産エージェント
奥林洋樹様

外壁塗装を検討されている方にアドバイスさせていただきます。

外壁塗装工事を検討される場合にその理由は

「経年変化による外壁の色褪せが目立ってきたから」

「業者からDMが届いたし年数も経過したから、そろそろ」など、

様々だと思います。

今回のコラムでは、塗料の違いによる対応年数の相違や、意匠性の違いなど細かい部分の説明を行っていますが、実践的な業者選定方法についての説明をしていません。

そこで補足的な意味も含めて業者選定についてアドバイスをさせて戴きます。

コラムの中でも触れていますが、外壁塗装はきちんとした工事を行えば、100万円以上の金額がかかります。

これは塗料の他にも足場代や人工など、必要となる工事がありますので仕方がありません。

ただし、これだけ高額な金額をかける以上は納得できる業者に依頼したいものです。

そう言っても「良い業者」をどのように選べば良いのか判断しにくいのも事実です。

普段において聞きなれない専門用語で説明されれば何となく「そうなの?」と思ってしまいます。

ます、業者選定に関する大切なポイントを理解しましょう。

最初の塗装時期は10年が目安

外壁の種類にもよりますが、最も採用率の高い窯業系サイディングの場合にはメーカーによる「10年保証」が付けられています。

つまり、10年以内に著しい変退色や劣化が生じた場合には保証で塗装工事や交換工事を実施してくれます。

新築した場合や築浅の物件を中古で購入した場合には「築後10年目前後」が塗装を検討する時期だとお考え下さい。

また中古住宅を購入する場合には、初回に塗装工事を行った時期や、使用した塗料の種別を確認しておけば次回の塗装工事時期が判断しやすくなります。

ここで注意事項ですが、外壁の塗装は、意匠性だけでは無く塗膜により耐水性を高め外壁材自体の劣化を防ぐ意味があります。

塗装を怠った場合、例えば窯業系サイディングの場合に外壁自体に雨水浸透により膨れ上がった場合には、塗装では無く交換が必要となります。

見た目ではまだ綺麗であっても、素人判断は危険です。信頼できるプロに依頼して、適切な時期に塗装工事を行うことにより、外壁材自体の寿命を延ばしトータルではコスト減につながります。

だからと言って、訪問販売で突然訪ねてきて根拠が曖昧なのに外壁交換や塗装工事を提案してくる業者は、まず断りましょう。

外壁塗装業者選びの基準

不動産エージェント 奥林洋樹様
不動産エージェント
奥林洋樹様

外壁塗装業者の選び方の基準をご紹介します。

塗装時期が到来した場合には以下の順番で業者の選定に入ります。

  1. 施工エリアで工事可能な業者を比較サイトで調べる。
  2. 気になる業者を口コミサイトでも確認する。
  3. 連絡をして見積もりを取る
    ※100万円を超える高額な工事です。遠慮などせずに連絡して状況確認をしてもらい見積もりを依頼しましょう。基本的に、見積もりは少なくても2件以上の業者から取るようにします。
  4. 見積もりを比較検討する
    見積書の記載方法は業者により異なります。ですが全ての項目が数量の詳細記載が無く「一式」と書かれている場合には、工事内容の把握が出来ませんので断りましょう。良心的な業者であれば「一式」と記載されるのは、せいぜい運搬費や処分費などの現場経費ぐらいです。また塗料の数量が他とくらべて少ない場合には塗装回数が2回となっているかも知れませんので確認が必要です(耐久性は塗膜厚に比例しますので基本は3回と覚えておきましょう)
  5. 実際に業者を選定する
    上記の①~④で納得が出来たら、実際の発注を行います。比較検討する際に「すぐに決断するなら○○円、値引きします」などと、即断をせまる業者もいます。適切な工事を行うには必要な原価があります。値引きは有難いのですが、極端な値引きをおこない、即断を迫るなどの行為は業者の信頼性にも影響します。根拠が明確ではない値引きは注意しましょう。
  6. 契約内容を確認する
    高額な金額の請負契約書です。見積内容の確認はもちろんですが、請負契約書の約款もきちんと確認しましょう。出来れば予め請負契約書を入手して約款を読み込むぐらいの慎重さも必要です。塗装後の補償や工期は適切ですか?目を通しても分からなければ、必ず説明を求めましょう。

以上の①~⑥を正しく行えば、高額ではあっても納得の出来る塗装工事が出来ます。

専門外なので分からいでは無く、場合によっては第三者のプロに聞くなど理解を深めてから発注するように心がけたいものです。

おすすめの外壁塗装業者は?

不動産エージェント 奥林洋樹様
不動産エージェント
奥林洋樹様

私のおすすめの外壁塗装業者をご紹介します。(札幌地域です)

有限会社ハウスリコー

監修者としてお勧め業者としては有限会社ハウスリコーです。

 

北海道知事(般-25)石第21489号

札幌市西区西町北5丁目6-11 三美堂ビル2階

平成16年創業で社員数も5名と規模は大きくないのですが、2級施工管理技士や外壁診断士・JBRA-1施工管理士・増改築相談員など、様々な資格を有する会社代表が自ら現場に赴き陣頭指揮をとるなど、社員全員が外壁に関するエキスパートです。

また請け負っている現場数によって、職方確保のため応援の職人が入ることもありますが、必ず社員と組み合わせて現場施工を行いますので施工性には定評があります。

監修者はこの会社と付き合いも長く、外壁に関する案件の多くは、こちらに依頼をしています。

また不可避なクレーム事案にも即応してくれるので、信頼できます。

塗装工事はもちろんですが、外壁施工が専門ですので、交換の相談についても真摯に対応してくれます。

難点は、評判の良い会社ですので、実際の施工については多少、余裕をもって発注しなければ対応が出来ない点です。

イズミ塗装

あと一つはイズミ塗装です。

札幌市東区東苗穂12条1丁目5-13

Ribilo Paintの有料塗装店認定も受けている塗装専門業者です。

施工実績も豊富で、メールでの見積もり対応も可能です。

金額についてもパックプランを提案するなど、見積もりの迅速提案や分かりやすさに定評があります。

監修者は間接的な依頼でお願いしたのですが、実際の施工状況を確認しても落ち度が無く、信頼できる業者でした。

外壁塗装の料金相場、業者の選び方まとめ

以上、外壁塗装の料金相場と、業者の選び方について紹介してきました。

外壁塗装の相場は、80~150万円が一般的な相場とされています。しかし、塗料や家の大きな・傷みの度合いなどによって料金が大きく変動してきます。

上手に業者を選ぶためには、一括見積りサービスを活用するのがお得で便利です。相場からはずれた料金の悪質業者でないかどうかをチェックする際にも、一括見積りサービスは便利ですのでぜひ活用するようにしましょう。

外壁塗装を検討している方の参考となったのであれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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