エンジニア向けクラウドソーシングサイトの手数料相場と選び方【効率よく稼ぐ方法を解説】

エンジニア向けクラウドソーシングサイトビジネス

IT業界に限らず今どの業界からも必要とされているITエンジニア。

しかし、もてはやされるものかと思っていたら職場の実態は程遠く、

「働き方を変えたい」

「今の職場を逃れたい」

「市場価値を高められるような方法で成長したい」

そんなエンジニアも多いのではないでしょうか。

他社への転職も一つの選択肢ですが、ハードルが高かったり、当たり外れが多いのも事実。まずは副業から始めよう、思い切ってフリーランスになろう、そんな人にぴったりなのがクラウドソーシングサイトです。プロジェクト単位で仕事がもらえて、始めやすい、働きやすいというメリットがあります。

しかし、一口に「クラウドソーシングサイト」といってもいろいろ。

サービスによっては手数料計算がやたら複雑で、どのサービスから使い始めたらいいのか迷ってしまいますよね。今回はエンジニア向けクラウドソーシングサイトの手数料相場と選び方、効率よく稼ぐ方法をご紹介します。

エンジニア向けクラウドソーシングサイトとは

クラウドソーシングサイトは、単発で業務を外部委託(アウトソーシング)したい企業と、不特定多数の働き手(クラウド)を結ぶために生まれたオンラインのサービスです。

デザインして欲しいものがあるけれど、企業でデザイナーを抱えるほどではない。そんなときに仕事を依頼しやすいのが、クラウドソーシングサイトに登録している副業ワーカーやフリーランス。

デザイナーに限らず、動画クリエイター、翻訳家、ライター、声優、ITエンジニアなど、幅広い分野の専門家が登録しており、その数も豊富とあって「仕事のマーケットプレイス」と呼ばれたりします。

この記事では、その中でもITエンジニアが利用しやすいクラウドソーシングサイトを取り上げていきます。

エンジニア向けクラウドソーシングサイトの種類

「こんなものを作って欲しい」という買い手主導の案件にクラウドワーカーたちが応募する形式なのか、「こういうものが作れます」という売り手主導のサービスをクライアントが買う形式なのか。

ここでは、買い手(企業など)、売り手(エンジニアなど)、どちらが仕事の概要を提示するサービスかによってクラウドソーシングサイトを分類していきます。

(企業などの)買い手主導型

クラウドワークスランサーズクラウディアUpworkGuruFreelancerなど

クラウドソーシングサイト分類1

クラウドワークス公式サイトより引用)

掲載企業が具体的な仕事内容を提示して、そこに副業ワーカーやフリーランスたちがこぞって応募する形式です。クラウドソーシングサイトの多くが、この買い手主導型を採用しています。

(エンジニアなどの)売り手主導型

ココナラスキルクラウドFiverrなど

クラウドソーシングサイト分類2

ココナラ公式サイトより引用)

売り手主導型のサービスは、ワーカー(売り手側)がサービス内容と料金のパッケージをいくつか提示して、選んで買ってもらう形式です。

エンジニア向けクラウドソーシングサイトの手数料相場:売上の5%〜22%

今回紹介するクラウドソーシングサイトの手数料相場は売上の5%〜22%となっています。

また、月25万円の売上に対するプラットフォーム利用手数料(売上に対する手数料+月額プラン料金)の相場は、1.75万円〜5.5万円でした。

クラウドソーシングサイトの手数料は、売上に対する「手数料率」で計算されます。そこに、サービスによっては別途、月会費がかかってきます。

そのため今回は、売上に対する手数料率の比較と、月25万円の売上にかかるサイト利用料(手数料+月会費)の比較を行っていきます。

クラウドワークスの手数料相場:売上の5%〜20%

クラウドワークス(CrowdWorks)の手数料相場は、売上の5%〜20%となっています。

クラウドワークス1

公式サイトより引用)

クラウドワークスでは「ワーカーシステム利用料」として売上の一部が差し引かれます。

月の報酬額で段階的に手数料率が変わる方式が取られているため、計算が複雑に感じられるかもしれません。しかし、ワーカーの積極的な案件獲得を促すためこの方式を採用しているクラウドソーシングサイトが多く、慣れていく必要があります。

クラウドワークスで月25万円(税抜)の契約で仕事をこなすと、およそ3.71万円(税込)の手数料がかかってきます。

 

計算式

・10万円以下の報酬部分:10万円(税込売上)×20%=2万円

・10万円超え20万円以下の報酬部分:10万円(税込売上)×10%=1万円

・20万円超えの報酬部分:{25万円×1.1(税込売上)−10万円−10万円}×5%=0.375万円

→合計:(2万円+1万円+0.375万円)×1.1≒3.71万円(税込)

報酬の消費税分に対しても手数料がかかることに注意が必要です。

 

クラウドワークス2ークラウドテック

クラウドテック公式サイトより引用)

日本初のクラウドソーシングサイト「ランサーズ」と並んで紹介されることの多いクラウドワークス。専任のキャリアアドバイザーがついて案件を紹介してくれるエンジニア向けのサービス「クラウドテック」という関連サービスもあり、エンジニアにおすすめしたいサービスです。

クラウドワークス6ープロクラウドワーカー認定審査制度

公式サイトより引用)

顧客からの総合評価や月間の売上実績、納品完了率などで3ヶ月ごとに審査される「プロクラウドワーカー」に認定されると仕事がもらいやすくなるシステムや、スキルアップのための「クラウドカレッジ」などサポートが手厚い印象があります。

クラウドワークス公式サイトはコチラ

ランサーズの手数料相場:売上の5%〜20%

ランサーズ(Lancers)の手数料相場も、売上の5%〜20%となっています。

ランサーズ1

公式サイトより引用)

ランサーズでは「システム手数料」として売上の一部が差し引かれます。

クラウドワークスと同じく月の報酬額で段階的に手数料率が変わる仕組みです。手数料率も同じですが、消費税の扱いが働き手に若干優しい仕組みになっています。たとえば、25万円(税抜)の売上であればおよそ3.38万円(税込)の手数料がかかってきます。

計算式

・10万円以下の報酬部分:10万円(税込売上)×20%=2万円

・10万円超え20万円以下の報酬部分:10万円(税込売上)×10%=1万円

・20万円超えの報酬部分:{25万円×1.1(税込売上)−10万円−10万円}×5%=0.375万円

→合計:2万円+1万円+0.375万円≒3.38万円(税込)

クラウドワークスでいうところの「クラウドテック」のようなエンジニア特化型のサービスもあります。

ランサーズ2

Lancers Agent公式サイトより引用)

Lancers Agent」は、フルタイムの常駐開発案件が多いエージェントサービスです。週2〜の案件に直接応募できる「PROsheet」などもエンジニア、デザイナーなどプロフェッショナルに特化したおすすめサービスとなっています。

クラウドワークスよりも常駐希望者向け、パートタイム希望者向け、正社員希望者向け、など細かくサービスが分かれており、自分に合ったサービスを見つけやすい印象がありました。

また、自身のスキルアップやコミュニティづくりなど、エンジニアをサポートしてくれるサービスに「新しい働き方LAB」や「MENTA」があります。

ランサーズ3

公式サイトより引用)

特に、近年ランサーズによって子会社化されたオンラインメンターサービス「MENTA」は、数あるランサーズのサービスの中でもITエンジニアとして注目すべきサービスです。バグやエラーが解決できないなどの問題に陥った場合、マンツーマンで在籍メンターがサポートしてくれます。初心者にとっては、万が一のことを考えると安心ですね。

ランサーズ4

MENTA公式サイトより引用)

ランサーズ公式サイトはコチラ

ココナラの手数料相場:売上の22%

ココナラ(coconala)の手数料は一律で、売上の22%となっています。

ココナラ1

公式サイトより引用)

ココナラでは販売価格の22%が手数料として取引ごとに差し引かれます。

たとえば月25万円の売上であれば、およそ5.5万円の手数料がかかってきます。

計算式

25万円×22%=5.5万円

他のサービスと比べ手数料率は高めに設定されていますが、3000円以上の売上金の振込時には、振込手数料が無料となっています。

クラウドワークスが「こんな仕事をしてください」という発注者主導型なのに対して、ココナラは、働き手が「こんなことをおいくらでやります」とパッケージ売りして、発注側がサービスを「選ぶ」形態であるのが特徴です。類似サービスにスキルクラウドがあります。

また、ワーカーとして売上額の条件を満たすと、レジャー施設やレストランなどで優待が受けられる福利厚生サービス「coconalaクラブオフ」が利用できます。

ココナラ2

ココナラ公式サイトはコチラ

 

ここからは海外発のサービスです。

プログラミング言語自体英語だからといって「ITエンジニアは英語ができる」というのは言い過ぎかもしれません。しかし、クラウドソーシングサイト上のやりとりは、軽いチャットの読み書きで対応できる場合が大半です。

世界規模のサービスでは案件数が格段に多いのはもちろんのこと、給与水準の高い英語圏の国から受注できれば、ほとんど同じ仕事内容でも大幅な単価アップにつながります。

英会話は無理だけれど、リファレンスは英語でも読むし、クラウドソーシングのチャットのやりとり程度ならいけるのでは…そんな方はぜひご一読を。手数料の安いサービスもありますよ!

Upwork(アップワーク)の手数料相場:売上の5%〜20%

Upwork(アップワーク)の手数料相場は、売上の5%〜20%となっています。

アップワーク1ー手数料率

公式サイトより引用)

アップワークでは、「サービス手数料(service fee)」として売上の5〜20%が差し引かれます。

クラウドワークスなどと同じく売上に応じて段階的な手数料率が設定されていますが、総額でなく「クライアントごとの売上」に対して一律の手数料率を掛けるのが最大の違いです。

そのため、手数料の優遇を受けるためには、同じクライアントから継続して仕事を受ける必要があります。売上500ドル(約5万円)までの手数料率は一律20%ですが、同じクライアントから500ドルを超える仕事を受けると超えた部分の手数料率が10%に、10000ドル(約100万円)を超える仕事を受けると超えた部分の手数料率が5%まで下がります。

たとえば月25万円の売上であれば、クライアントがバラバラの場合はおよそ5万円の手数料が発生します。一方、同じクライアントから継続して仕事を受け、合計の売上が25万円になった場合は10%の手数料率が適用され、およそ3万円の手数料に抑えることが可能です。

計算式

 

・クライアントがバラバラで、同じクライアントから500ドル(約5万円)を超える仕事を受けていない場合

→25万円×20%=5万円

 

・同じクライアントから継続して25万円の仕事を受けた場合

→5万円×20%+(25−5)万円×10%=3万円

 

また、アップワークでは、案件応募時にサイト内通貨「Connect(コネクト)」を消費します。無料のベーシックプランでは、月10コネクツが付与され、およそ1つのプロジェクトに応募するのに1-6コネクツ程度消費します。

アップワーク2ーサイト内通貨

公式サイトより引用)

企業側からオファーをもらった場合はコネクツを消費せず、応募が通ってインタビュー*に進んだ場合は10コネクツ、初回登録時は40コネクツが付与されるなど、サイト内の通貨 システムが充実しています。インタビューに進めずコネクツを使い果たしても、1コネクト0.15ドル(約15円)で購入できるので、仕事を続けることが可能です。

*インタビューといっても必ずしも通話でなく、チャットで簡易に済まされる場合も多いです。

Upwork公式サイトはコチラ

Fiverr(ファイバー)の手数料相場:売上の20%

Fiverr(ファイバー)の手数料は一律で、売上の20%となっています。

ファイバー1ー手数料率

公式サイトより引用)

ファイバーでは販売価格の20%が手数料として差し引かれます。

たとえば25万円の売上であれば、およそ5万円の手数料がかかってきます。

計算式

25万円×20%=5万円

ファイバーは、ココナラやスキルクラウドと同じく、売り手主導のサービスです。世界各国の副業ワーカーやフリーランスが、5ドル(約500円)からパッケージとしてサービスを提供します。

たった5ドルで専門性の高い業務を任せられるのが仕事を依頼したい側の何よりのメリットです。人件費の安い国々のワーカーも多数参画しており、競争が激しいサービスでもあります。

Fiverr公式サイトはコチラ

Guru(グル)の手数料相場:売上の5%〜9%

Guru(グル)の手数料相場は、売上の5%〜9%となっています。

公式サイトより引用)

グルには、月額費用無料のベーシックプランから月額49.95ドル(約5000円)のエグゼクティブプランまであります。月会費をより多く払っている方が売上に対する手数料率が低くなる料金形態です。取引量の多いワーカーにとっては嬉しいサービスではないでしょうか。

たとえば月25万円の売上であれば、およそ1.75万円〜2.25万円のサイト利用料(月会費+手数料)がかかってきます。

計算式

・ベーシックプランの場合:25万円×9%=2.25万円

・プロフェッショナルプランの場合:プラン月額費約2200円+25万円×7%=1.97万円

・エグゼクティブプランの場合:プラン月額費約5000円+25万円×5%=1.75万円

また、アップワークのConnect(コネクト)と似たようなサイト内通貨システムがあります。ファイバーでは「ビッド(Bid)」と呼ばれ、無料のベーシックプランでは10ビッズが付与されます。

グル3ーサイト内通貨

公式サイトより引用)

Guru(グル)には、これまで紹介してきたサービスと同じく、幅広いの分野の案件が掲載されていますが、「エンジニア特化のクラウドソーシングサイト」といってもいいほどエンジニア案件に偏りがあります。エンジニアにおすすめしたいクラウドソーシングサイトです。

グル2

公式サイトより引用)

Guru公式サイトはコチラ

エンジニア向けクラウドソーシングサイトの手数料相場

エンジニア向けクラウドソーシングサイトの手数料相場を表にまとめました。

売り上げに対する手数料率月額会費 

月25万円売り上げた場合の手数料+月会費(おおよその試算)

クラウドワークス(CrowdWorks)20万円超部分:5%

10〜20万円部分:10%

10万円以下部分:20%

無料3.71万円
ランサーズ(Lancers)20万円超部分:5%

10〜20万円部分:10%

10万円以下部分:20%

無料3.38万円
ココナラ(coconala)一律22%無料5.5万円
Upwork(アップワーク)10000.01ドル(約100万円)超え部分:5%

500.01-10000ドル(約5〜10万円)部分:10%

500ドル(約5万円)以下部分:20%

ベーシック:無料

フリーランサー・プラス:月額14.99ドル(約1500円)*毎月付与されるサイト内通貨コネクツがベーシックプランの8倍に

クライアントがバラバラ:5万円

全て同じクライアントの場合: 3万円

 

Fiverr(ファイバー)一律20%無料5万円
Guru(グル)ベーシック:9%

プロフェッショナル:7%

エグゼクティブ:5%

など

ベーシック:月額無料

プロフェッショナル:月額21.95ドル(約2200円)

エグゼクティブ:月額49.95ドル(約5000円)

など

ベーシックプランの場合:2.25万円

プロフェッショナルプランの場合: 1.97万円

エグゼクティブプランの場合:1.75万円

 

今回ご紹介したエンジニア向けクラウドソーシングサイトの中で、売上に対する手数料率が一番低かったのはGuru(グル)のエグゼクティブプランを契約した場合(月約5000円)で一律5%、手数料率が一番高かったのはココナラ(coconala)で一律22%でした。

また、月25万円売り上げた場合のサイト利用料(手数料+月会費)が一番安かったのは、Guru(グル)のエグゼクティブプランを契約した場合で1.75万円、一番高かったのはココナラ(coconala)で5.5万円でした。

Upwork(アップワーク)Guru(グル)では、案件応募にサイト内通貨が必要になり、プランごとに月々付与される分を使い切ると、追加購入が必要になります。また、全ての海外サービス(アップワークファイバーグル)で、ドルから円への為替手数料や日本の銀行への出金時の手数料がかかってきます。

売り手・エンジニア主導のサービス(ココナラファイバー)よりも、買い手主導のサービス(クラウドワークスアップワークグル)の方が、若干手数料の安い傾向が見られました。

エンジニア向けクラウドソーシングサイトの選び方

ここまでエンジニア向けクラウドソーシングサイトの手数料相場をご紹介してきましたが、月額会員プランによって手数料率が違ったり、月の売上高によって段階的に手数料率が変えられていたり、さらには、サイト内の通貨のようなものまで追加購入する必要があったりと、仕組みがかなり複雑で困ってしまいますね。

しかし、月25万円の売上に対するサービス利用料(手数料+月会費)が、サービスによって月4万円近く(売上のおよそ15%!)も変わってくることもわかりました。

エンジニアはどのようにクラウドソーシングサイトを選べば良いのでしょうか。

ここでは3つの切り口から、サービスの選び方を考えていきます。

①稼ぎに応じて手数料率を下げられる月額プランのあるサービスを選ぶ

安くする方法1ーグル

Guru(グル)公式サイトより引用)

月25万円程度稼ぐ予定があるのであれば、Guru(グル)が最も手数料額の安く、極めてエンジニアに優しいクラウドソーシングサイトです。

無料のベーシックプランでも手数料率は9%と低いので、売り上げが増えるにつれてプランを変更することができます。さらに、上の画像の通り、月会費をまとめて年払いにすれば27%も安くすることができます。

月にどのくらい稼げるかは実際やってみないと分からないことも多いものです。実際の稼ぎに応じて手数料率の低い月額プランが選べるサービスの強みと言えます。

これは、「サービスの乗り換えがしにくい」クラウドソーシングサイトならではの大きなメリットです。

クラウドソーシングサイトでは、案件・取引を完了するたびに発注者、受注者お互いの評価を付けます。その評価は、クライアントが仕事を依頼するにあたって最も注目するデータです。良い評価のたまったサイトでは圧倒的に仕事を受けやすくなります。

そのため、あとで他のサービスに乗り換えればいい、とはなかなかいかないのがクラウドソーシングサイトの難しさです。

この点を踏まえ、ある程度まとまった額を稼ぐ予定があるなら、「稼ぎに応じて手数料率を下げることのできる月額プラン」を用意してくれているサービスがおすすめです。

②プラットフォーム利用手数料以外の手数料を比較して選ぶ

これまで比較してきたプラットフォームの月額会費や売上に対する手数料以外にも、お金を換金するときに各種手数料がかかります。小さな額でも積もればかなりの額になってくるので、ご自身の出金頻度や、利用している銀行や決済サービスとの組合せを吟味する必要があります。

各サービスの振込手数料と為替手数料を表にまとめました。

振込手数料(出金ごと)
クラウドワークス(CrowdWorks)・楽天銀行:100円(税込)

・他行:500円(税込)

ランサーズ(Lancers)・楽天銀行:110円(税込)

・他行:550円(税込)

ココナラ(coconala)・3000円以上の出金:無料

・3000円未満の出金:160円(税込)

Upwork(アップワーク)・PayPal:2ドル(約200円)
Fiverr(ファイバー)・PayPal:無料

・銀行:3ドル(約300円)

Guru(グル)・PayPal:無料

アップワークファイバーグルなどの海外サービスでは、この振込手数料に加え、ドルから円への為替手数料や、下画像のようなPayPal(ペイパル)から日本の銀行口座への出金手数料(5万円未満250円、5万円以上無料)がかかってきます。

選び方2ーペイパル

PayPal公式サイトより引用)

クラウドワークスでは楽天銀行への振込、ファイバーではペイパルへの振込を優遇しています。利用するサービスの組合せが重要になるので、自分が使っている銀行や使いやすい決済サービスからクラウドソーシングサイトを決めるのもいいかもしれません。

 

また、ココナラでは3000円以上の出金、ペイパルでは50000円以上の出金で、自分の利用している銀行への振込手数料が無料になります。

海外のクラウドソーシングサイトでは、ペイパルを経由させて出金手数料を無料にしようとすると、サイト利用手数料を差し引いた後の額が5万円を超えないといけないため、なかなか引き出せません。さらにペイパルでは出金依頼をかけてから、ペイパル側での処理、銀行側での処理が完了するまでに数日かかります

自分の生活スタイルから出金頻度も考慮してサービスを選びましょう。

③自分のアイデア力や営業力(コミュニケーション能力)で選ぶ

アイデア力、営業力(コミュニケーション能力)に強い自信がない場合は、まずはクライアント・買い手主導のサービスを選びましょう。

買い手主導型クラウドワークスランサーズクラウディアUpwork(アップワーク)Guru(グル)Freelancer(フリーランサー)
売り手主導型ココナラスキルクラウドFiverr(ファイバー)

冒頭でも紹介していますが、クラウドソーシングサイトには、買い手主導と売り手主導型のサービスがあります(上表参照)。

売り手主導のサービスを利用する場合、「こんなサイトを作るのにいくらかかります」というようなパッケージ化が必要になります。そのため、素人が店頭で商品を選ぶ感覚で注文してくるのにも対応しなければなりません。

誰でも思いつくようなパッケージでは他のエンジニアとの価格競争に陥って専門性の高いサービスを買い叩かれるだけです。独自性がないサービスでは、過剰な価格競争が展開されています。

選び方3ーサービス相場

クラウドワークス公式サイトより)

クラウドソーシングサイト全般として低価格化の傾向がありますが、買い手主導型のクラウドワークスランサーズなどでは、発注者向けに料金相場が提示されていたり、案件に「不当に報酬が低い可能性があります」のような注意喚起の記載があるなど、低価格化に歯止めをかける工夫がなされています。

 

仕事の中で、価格競争に陥らない売れるアイデアを思いついたり、「高くてもこの人に絶対任せたい」と思わせるような実績や知名度を得たら、売り手主導のサービスを始めるのがいいでしょう。

売り手主導型のクラウドソーシングサイトではいちいち案件探しをする手間が省けるので、そういう意味では楽です。

価格競争に陥らないで済むパッケージのアイデアがあるかどうかで選びましょう。 

エンジニア向けクラウドソーシングサイトを安く利用する方法

エンジニア向けのクラウドソーシングサイトを安くするにはどのような方法があるのでしょうか。安く利用する方法をご紹介します。

①手数料が安いサービスも登録してみる

手数料の安いサービスも併用することをお勧めします。

たとえば、Fiverr(ファイバー)のユーザーインターフェースが気に入って使い始めようと思っても、もう一つ手数料の安いサービスにも登録してみましょう。

一定額を超えた部分の売上に対する手数料率が5%まで下がるクラウドワークスや、ランサーズUpwork(アップワーク)、また、そもそも無料のベーシックプランでも手数料率が9%のGuru(グル)あたりがおすすめです。

手数料が高くても利用者が多いサービスは、それに見合ったメリットがあるからこそ利用されているはずです。しかし、単純にサイトとの相性もあります。手数料が安いサービスで十分に案件を獲得でき、売上が上がるなら儲けたものです。

安くする方法1ーフリーランサー

Freelancer公式サイトより引用)

他にも、手数料の安いサービスには、オーストラリア発のサービス「Freelancer(フリーランサー)」が知られています。手数料率が一律10%です(もしくは定額5ドル、これらの高い方)。

安くする方法1ークラウディア

クラウディア公式サイトより引用)

また、日本発のサービスであれば、手数料がクラウドワークスよりも売上段階ごと低く設定されてている新興のサービス「クラウディア」や「Bizseek(ビズシーク)」も狙い目です。たとえば、月25万円の売上なら、クラウドワークスが手数料4万円近いのに対して、ラウディアで手数料2万円、ビズシークで手数料1.75万円まで抑えられます。

自分にあったサービスを使うのが一番ですが、手数料の安いサービスも同時に使ってみましょう。

②振込手数料や為替手数料を抑える

クラウドソーシングサイトでは、売上に対するサービス利用手数料に加えて、売上を引き出す際に各種手数料が発生します。海外サービスであれば、さらにドル建ての売上を円にする際の為替手数料も発生します。

たとえば、クラウドワークスなら楽天銀行以外への振込手数料が500円です。万が一売り上げが1000円貯まった時点で出金する設定になっていたら、手元には500円しか残りません。クラウドワークスなら楽天銀行の利用で振込手数料を100円にできます。

どの銀行を振込先として登録するのか、また、月々どのくらい売上が上がる予定でどのくらいの頻度で引き出す必要があるのか、慎重に検討する必要があります。

安くする方法2ーペイオニア

海外サービスを利用するなら、ペイパルが便利ですが、ペイパルではドルから円の為替手数料が通常3-4%と高めです。Payoneer(ぺイオニア)というサービスを使うと2%以下に抑えられます。

出金時の振込先口座や送金サービスまで含めて、自分に合ったクラウドソーシングサービスを選ぶことが肝心です。

エンジニア向けクラウドソーシングサイトの手数料相場と選び方、安くする方法まとめ

今回ご紹介したエンジニア向けクラウドソーシングサイトの中で、売上に対する手数料率が一番低かったのはGuru(グル)のエグゼクティブプランを契約した場合(月約5000円)で一律5%、手数料率が一番高かったのはココナラ(coconala)で一律22%でした。

また、月25万円売り上げた場合のサービス利用料(手数料+月会費)が一番安かったのは、Guru(グル)のエグゼクティブプランを契約した場合で1.75万円、一番高かったのはココナラ(coconala)で5.5万円でした。

手数料の料金体系が複雑なクラウドソーシングサイトでは、

  • 稼ぎが増えた際に手数料率を下げられるプランがあるか
  • 為替手数料や振込手数料など、出金時の手数料比較
  • アイデア力や営業力に強い自信がないなら売り手主導型のサービスを

といった点を踏まえてクラウドソーシングサイトを選ぶと良いでしょう。

またクラウドソーシングサイトを安く利用する方法としては、

  • 手数料が安いサービスにも登録しておく
  • サービス外の手数料を上手に減らす

といった方法が考えられます。

どのクラウドソーシングサイトも無料で登録できます。使用感を確認するためにも、また、リスクヘッジの観点からも、まずは2つのサービスを使ってみることをおすすめします。

手数料をなるべく抑えられるクラウドソーシングサイトを選択して、効率よく稼ぎましょう!