弁理士講座の料金相場と各予備校を徹底比較【現役弁理士が選ぶおすすめの予備校は?】

士業系資格

弁理士講座の価格相場について。各予備校を徹底比較、おすすめ、選び方をご紹介

弁理士は特許や商標など、知的財産権の手続に関するプロフェッショナルです。

弁理士になるためには、弁理士試験を突破しなければなりません。

合格率が低い難関試験ですので、資格予備校・通信スクールを利用する方も多いと思います。

この記事では、弁理士試験の講座に関する費用の相場について紹介していきます。

費用を安く済ませる方法についても紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

弁理士講座予備校比較まとめをみる

弁理士の瀬戸麻希さん
この記事を監修いただいた専門家

弁理士 瀬戸麻希
日本弁理士会所属(登録番号 21647)、セトマキ国際特許商標事務所代表、元弁理士講座予備校講師、弁理士Youtuber、Amazonセラー、元スロプロ

現役弁理士、特許出願、商標登録出願に強いセトマキ国際特許商標事務所代表。中卒で短期弁理士試験一発合格。予備校講師経験もあり。弁理士Youtuberとしても多くの人気を集める。元スロプロ、Amazonセラーといった異色の経歴を持つ。
◆公式サイト:https://www.setomaki-patent.jp/
★twitter:https://twitter.com/ensemble43530
★Youtube:https://www.youtube.com/channel/UClLzDtqbw05fhpfz-GwM1sQ
✓この記事の要点まとめ

弁理士とは

「弁護士」は知っているけど「弁理士」は知らないという方は多いのではないのでしょうか。

弁護士が「法律に関する専門家」に対し弁理士は「知的財産に関する専門家」です。国家資格で一番マイナーな職業と言われています。

弁理士の仕事

弁理士の仕事

(※日本弁理士会より引用)

発明品やアイディア・音楽・文章を模倣され、悪用されないためには特許権・実用新案権・意匠権・商標権などの知的財産権を取得する必要があります。それをサポート・代理して特許庁への手続きを行ってくれるのが弁理士です。

「うちのオリジナルキャラクターが他社で使われている」といった特許権を侵害された場合の対処や、「他社から商品を真似しないでくれと警告がきた」などのトラブルの相談も行ってくれます。

そんな弁理士の就職・転職先は特許事務所や企業の知財部、特許事務を併設している法律事務所などです。

参考:日本弁理士会

弁理士試験の難易度

弁理士になるにはまず1年に1回行われる弁理士試験に合格して国家資格を手に入れ、日本弁理士会に弁理士登録をする必要があります。

そこで気になる弁理士の試験の難易度ですが、なんと合格率は8.1%!

令和元年度の弁理士試験は3,488人が受験して284人が合格という結果でした。

試験に合格するためには短答式筆記試験(第一次)、論文式筆記試験(第二次)、口述試験(第三次)の3つ全ての試験に合格しなければなりません。

難易度が高すぎてくじけそうですが、弁理士試験は免除制度を活用することができます。例えば短答式筆記試験に合格すれば2年間試験が免除されます。次回に弁理士試験を受ける際に短答式筆記試験をパスして論文式筆記試験から挑むことができるのです。

この免除制度を活用すれば試験に合格できる可能性が高くなりそうですね。

参考:スタディング弁理士

弁理士の年収

弁理士の年収ですが働く場所や年齢、経験によって金額が左右されます。

弁理士の平均年収は約700~760万円と比較的高く、大企業に勤めた場合は約900万円、独立開業すれば1,000万円は稼げるといわれています。

職場によっては300万円前後というところもあるようですが、20代の平均月収は30万円前後であるのに対し、経験を積み30~40代になると40~50万円と弁理士としての実績・スキルによって金額は上がっていくようです。

年齢や経験によって給料に差が出る職なのでたくさん稼ぎたいのなら、まずは企業か特許事務所で経験を積みスキルを磨いていくことが得策ですね。

参考:スタディング弁理士

弁理士試験講座の料金相場:59,400円~583,000円

弁理士試験講座の料金相場は、59,400円~583,000円とかなり幅があります。

大手ですと、30万円から60万円、それ以外ですと、59,400円~269,000円が相場となっています。

【弁理士試験の相場】
TAC:367,000〜408,000
LEC:495,000〜583,000円
アガルート:186,000〜269,000円
資格スクエア:265,000円
スタディング:59,400円
代々木塾:316,800円

大手予備校と言われるTACやLECの場合には、弁理士試験講座の料金相場はどれくらいになるのでしょうか。

以下、具体的に見ていきたいと思います。

TACの弁理士講座の料金相場:367,000〜408,000円

手広く資格を扱う大手予備校のTACの「1年本科生」コースの料金相場は通信講座の場合は388,000〜408,000円、通学講座の場合は367,000円です。

TACの弁理士講座の料金相場

TACの弁理士講座の料金相場

(※TAC公式サイトより引用)

入会金(税込)10,000円
コース名料金(税込)
Web通信講座388,000円
DVD通信講座408,000円
教室講座367,000円
ビデオブース講座367,000円

(※TACの料金一覧20210424日時点)

週1回のペースで基礎から試験範囲までを効率的に学習する初学者にオススメの講座です。

早割期間中は5万円ほど料金が安くなることもありますので、受講は早めに決めた方がお得です。

TACは、通信受講の場合でも、無料で35回までスクーリングしてライブの講義を受けることができます。通信独学だけではなかなかモチベーションがあがらない方やペースが作れない方におすすめの制度です。

週1回の学習で済む効率的なカリキュラムですので、仕事をしながらの受講もしやすいのが特徴です。

TAC弁理士講座
詳細・公式はこちら

運営会社名TAC株式会社
会社住所東京都千代田区神田三崎町 3-2-18 TAC本社ビル
塾/講座名TAC 池袋校
住所〒171-0022 豊島区南池袋1-19-6 オリックス池袋ビル6F
電話番号03(5992)2850(代)
営業時間【受付窓口】
月~金 12:00~19:00
土日祝 9:00~15:00【ビデオブース視聴】
月~金  2限~4限
土・祝  1限~3限
日    1限・2限
<1限9:30~/ 2限12:30~/ 3限15:30~/ 4限18:30~>
料金367,000〜408,000円
アクセスJR・私鉄・地下鉄池袋駅東口より徒歩3分
主な予備校・新宿
・札幌校
・仙台校
・新宿校
・渋谷校
・池袋校
・大宮校
・横浜校
・京都校
・梅田校
・広島校(等⇒学校一覧参照
特徴手広く資格を扱う大手予備校。週1回のペースで基礎から試験範囲までを効率的に学習する初学者にオススメの講座です。
公式HPTAC弁理士講座公式

LECの弁理士講座の料金相場:495,000〜583,000円

さまざまな資格を取り扱う大手予備校のLECの「1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括」コースの料金は通信講座の場合は495,000〜539,000円で、通学講座の場合は539,000〜583,000円です。

LECの弁理士講座の料金相場

LECの弁理士講座の料金相場

(※LEC公式サイトより引用)

コース名料金(税込)
通信Web495,000円
通信DVD539,000円
通学(Webフォロー付)539,000円
通学(DVDフォロー付)583,000円

(※LECの料金一覧20210424日時点)

早割の場合の値引き料金が大きいので、できるだけ早いタイミングでの受講をするといいでしょう。

LECのベーシックコースは、長年多くの合格者を輩出しつづけている定評のあるコースですので、初学者からでも安心して学習を進めていくことができます。

当記事を監修していただいている「弁理士瀬戸麻希様」もLECで短期合格をされています。
(⇒現役弁理士瀬戸麻希さんによるアドバイスを見る

テキストが充実しており、見やすく、講師の方も一発合格者を輩出することで有名で評判が高いです。

LEC弁理士講座詳細
公式・無料資料請求はこちら

運営会社名株式会社 東京リーガルマインド
会社住所東京本部・LEC総研第一研究所
〒164-0001 東京都中野区中野4-11-10 アーバンネット中野ビル
塾/講座名LEC池袋本校
住所〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-25-11 第15野萩ビル(受付4階)
電話番号03-3984-5001
営業時間月曜日11:00~21:00火曜日11:00~21:00水曜日11:00~21:00木曜日11:00~21:00金曜日11:00~21:00土曜日9:00~19:00日曜日9:00~19:00祝日9:00~19:00
料金495,000〜583,000円
アクセスJR・西武池袋線・東武東上線・副都心線池袋駅東口を出て、徒歩3分。 または地下通路進み、39番出口より徒歩1分。
主な予備校・新宿本校
・梅田駅前本校
・名古屋駅前本校
・札幌本校
・仙台本校
・京都駅前本校
・神戸本校
・渋谷駅前本校
・町田本校
・大宮本校
・横浜本校(等⇒全国学校案内参照
特徴さまざまな資格を取り扱う大手予備校。LECのベーシックコースは、長年多くの合格者を輩出しつづけている定評のあるコースです。
公式HPLEC弁理士講座公式

アガルートの弁理士講座の料金相場:186,000〜269,000円

難関資格に強いアガルートの弁理士試験講座の料金相場は186,000〜269,000円です。

短答カリキュラムと総合カリキュラムとオプションありの3つのコースがあります。早期に申し込めば30%OFFの特別価格で受講することができます。

アガルートの弁理士講座の料金相場

アガルートの弁理士講座の料金相場

(※アガルート公式サイトより引用)

コース名料金(税込)
短答カリキュラム186,000円
総合カリキュラム229,000円
総合カリキュラム
(民法オプションあり)
269,000円

(※アガルートの料金一覧20210424日時点)

インプットとアウトプットを交互に行うことによって効率的に学習していくのがアガルートの講座の特徴です。

総合カリキュラムでは弁理士試験に合格するために必要な知識を集約した「総合講義100」や「短答知識完成講座」「論文答案の書き方」と、過去問を中心とした「短答過去問解析講座」「論文過去問解析講座」を学ぶことができます。総講義時間は220時間程度です。

短答カリキュラムは「総合講義100」と「短答知識完成講座」・「短答過去問解析講座」など必要最低限の講座だけのコースです。

オンラインによる講義を中心に学習していく初心者でも短期間で合格を目指せる講座です。

総合カリキュラムを受講した後、弁理士試験に合格して条件を満たせば受講料を全額返金、さらにお祝い金3万円を受け取ることができます。

アガルート弁理士講座
詳細・公式はこちら

運営会社名株式会社アガルート
会社住所〒162-0814
東京都新宿区新小川町5-5サンケンビル4階
電話番号03-5946-8942
料金(税込)186,000〜269,000円
主な予備校・飯田橋ラウンジ
・駒場ラウンジ
・大阪ラウンジ
・CPAアガルートアカデミー国立ラウンジ
(等⇒主なラウンジ一覧
お問い合わせhttps://learning.agaroot.jp/customer/ec/contact
特徴難関資格に強い資格スクール。オンラインによる講義を中心にインプットとアウトプットを交互に行うことによって効率的に学習していくのが特徴です。
公式HPhttps://www.agaroot.jp/

資格スクエアの弁理士講座の料金相場:265,000円

オンライ学習に定評のある資格スクエアの「基礎・短答・論文パック」の場合、265,000円で受講することができます。

資格スクエアの弁理士講座の料金相場

資格スクエアの弁理士講座の料金相場

(※資格スクエア公式サイトより引用)

コース名料金(税込)
基礎・短答・論文パック265,000円

(※資格スクエアの料金一覧20210424日時点)

このパックは、約160時間の基礎講座、約95時間の短答対策講座、約100時間の論文対策講座がセットになったプランです。基礎からみっちりと実力を養うことができるのが特徴です。

資格スクエアの講義は、すべてオンラインで視聴できます。

そのため、スマホやタブレットなどで、出先でも気軽に勉強することができます。通勤時間を活用して受講するというのも1つの手ですね。

勉強のペースがつかめないなどの場合に、個々人の事情に応じたアドバイスを受けられるサポート体制も充実しています。

通信講座だとうまく勉強が進められないのでは、と悩んでいる方でも安心して受講できます。

資格スクエア
弁理士講座詳細・公式はこちら

運営会社名株式会社サイトビジット
会社住所〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-1 オームビル2階
塾/講座名資格スクエア
営業時間24時間
料金265,000円
アクセス中央線東京駅徒歩12分
主な予備校・通信講座のみ
特徴オンライ学習に定評のある資格スクール。スマホやタブレットなどで、出先でも気軽に勉強することができます。
公式HPhttps://www.shikaku-square.com/benrishi/packplan

スタディングの弁理士講座の料金相場:59,400〜79,800円

格安で通信教育を提供しているスタディングの基礎・短答合格コースが59,400円、基礎・短答・論文総合コースが79,800円です。

スタディングの弁理士講座の料金相場

スタディングの弁理士講座の料金相場

(※スタディング公式サイトより引用)

コース名料金(税込)
基礎・短答合格コース59,400円
基礎・短答・論文総合コース79,800円

(※スタディングの料金一覧20210424日時点)

テレビ番組のような分かりやすさがウリの講義は、スマホやタブレットでどこでも受講することができます。テキストもWEB上で提供されているので、荷物を気にすることなく出先で学習を進めることが可能です。

基礎・短答・論文総合コースは約130時間の基礎/短答講座と約30時間短答解法講座、約17時間論文対策講座をビデオ講義で学ぶことができます。

質問できるサービスはありませんが、受講者用のページを検索することで、大半の疑問点を解消することができます。

質問制度をカットすることで、徹底したコスト削減に成功し、業界では類をみないような格安相場で講義を提供しているのです。

スタディング
弁理士講座詳細・公式はこちら

運営会社名KIYOラーニング株式会社
会社住所東京都千代田区永田町2丁目10番1号 永田町山王森ビル4階
塾/講座名スタディング
営業時間24時間
料金59,400〜79,800円
アクセス銀座線・南北線 溜池山王駅 5出口 (徒歩約2分)
千代田線・丸の内線 国会議事堂前駅 5出口 (徒歩約2分)
有楽町線・半蔵門線 永田町駅 1出口 (徒歩約6分)
主な予備校・通信講座のみ
特徴格安で通信教育を提供している。テレビ番組のような分かりやすさがウリの講義は、スマホやタブレットでどこでも受講することができます。
公式HPhttps://studying.jp/zeirishi/lp-zeirishi04.html

代々木塾の弁理士講座の料金相場:316,800円

弁理士試験に特化した講座のみを取り扱っている代々木塾の論文短答入門コースの料金は316,800円です。代々木塾は昭和56年から続いている歴史と実績のある塾です。

早期の申し込みで4万円引きの特別価格で受講することが可能です。

代々木塾の弁理士講座の料金相場

代々木塾の弁理士講座の料金相場

(※代々木塾公式サイトより引用)

コース名料金(税込)
論文短答入門コース316,800円

(※代々木塾の料金一覧20210424日時点)

代々木塾の論文短答入門コースは弁理士試験の受験が初めての方を対象とした入門コースです。

通学コースと通信コースがありますが、料金は同じです。

通学コースの場合、毎週土曜日に少人数制の教室で授業が開始されます。受講する講座によって時間帯が変わり、5月~12月の間に論文講義基礎講座や短答条文解析講座などのインプットを重視した講座、翌年の1月~3月に短答答練会と論文答練会が開催されます。

通信コースの場合、毎週土曜日に基礎・解析講座のWebテキスト(PDFファイル)と音声ファイルがメールで送られてきます。この他にも毎週1回、論文演習基礎講座と短答演習基礎講座があり、問題や解答用紙のやり取りはPDFファイルで行います。

「質問するたびに的確な回答が返ってきてたいへん助かった」「代々木塾の講座で知識をしっかり身につければ試験でどのような問題が出ても対処することが可能だと感じた」など評判も上々です。

代々木塾弁理士講座
詳細・公式はこちら

運営会社名株式会社代々木塾
住所〒101-0061
東京都千代田区神田三崎町2-17-8
ドメス水道橋ビルディング 6F-11
電話番号03-5214-8222
料金(税込)316,800円
お問い合わせhttps://www.yoyogijuku.jp/contact/
特徴昭和56年から続いている歴史と実績のある塾。論文短答入門コースは弁理士試験の受験が初めての方を対象とした入門コースです。
公式HPhttps://www.yoyogijuku.jp/

弁理士講座料金比較まとめ

予備校/講座料金相場各講座の特徴
TAC367,000〜408,000円週1回の学習で完結する効率的カリキュラム
通信講座でもライブで講義が受けれる。
LEC495,000〜583,000円講義と演習の2編成でにより、知識の定着率を確認しながら進める。LECは、他の予備校よりも教材が良くできている。
3月末まで申し込むと8万円OFF
アガルート186,000〜269,000円オンラインによる講義を中心にインプットとアウトプットを交互に行うことによって効率的に学習していくのが特徴。
資格スクエア265,000円合格に必要な得点力アップに必要な実践的方法を伝授するなど高品質でありながら、低価格を実現。
スタディング59,400〜79,800円15×3論文勉強法」で効率的に学習できる。
スマホやタブレットで学習でき、隙間時間でも学習できる。
代々木塾316,800円論文短答入門コースは弁理士試験の受験が初めての方を対象とした入門コースで通学コースと通信コースがある。

首都圏に住み、自宅での学習に不安がある方は、校舎のある、大手予備校のTACやLECを選択する方が良いでしょう。

法律系はLECが強く、弁理士合格者の8割以上はLEC生です。

通信学習をメインに考えている方は、価格が魅力的なスタディングや資格スクエアもお勧めですね。

弁理士講座の選び方

弁理士講座の選び方

弁理士の講座を選ぶ際には何を基準にしたらいいのか迷う方もいるでしょう。

以下では弁理士講座の選び方について紹介します。

合格実績で選ぶ

大手資格スクールは人気・知名度があるのでよくわからない資格スクールよりかは安心感があります。ですが人気・知名度の他にも重要な要素があります。合格実績です。

特にLECは2017〜2020年度の弁理士試験初回受験合格者の5人に4人がLECの初学者向けコース出身という実績があります。

LECの合格実績

LECの合格実績

(※LECより引用)

合格実績の他にもどのように勉強して合格したかの体験記も見ることができるのでこれから受験を考えてる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

「弁理士試験」に特化した資格スクールを選ぶ

大手のLECやTAC、一度はCMで見たことがあるユーキャン、スタディングなどいろいろな資格スクールが弁理士講座を取り扱っています。

大手の資格スクールは信頼性や人気がありますが多くの種類の講座を取り扱っており、1つの資格に特化しているわけではありません。

例えば今回紹介した弁理士講座の場合、難関資格試験の通信講座を扱っているアガルート資格スクエア、弁理士試験に特化した講座のみを取り扱っている代々木塾が有名です。

こういった各資格スクールの特色を知ることも講座選びに必要になります。

通信コースか通学コースか選ぶ

講座には送られてくる教材で学ぶ通信コースと、教室へ行き講師から直接授業を受ける通学コースの2種類あります。

今回紹介した資格スクールの中ではTACとLECと代々木塾が通学コースを選べます。

通学コースは通信コースよりも料金は高めですが講師と他の受講生がいる中でほどよい緊張を持って集中して勉強できる環境は、通信コースでは経験できないことです。

だからと言って通信コースの方が劣っているというわけではありません。講義を何度も見返すことができて自分のペースで勉強できる通信講座は通学講座よりも人気です。

通学と通信どちらも選べる環境にいる人は資格スクールのサービスの特徴をしっかり確認することが必要です。

弁理士試験講座の費用を安くする方法

以上、弁理士試験講座の料金相場について紹介してきました。これらの費用を安く済ませる方法はないのでしょうか。

以下では、弁理士試験にかかる費用を安く済ませる方法について解説していきます。

安い予備校を選ぶ

資格予備校・資格スクールの費用は、上記で紹介してきたように7万円程度から数十万円程度まで幅があります。

少しでも費用を安くしたい場合には、スタディング(59,400〜79,800円)などの安いスクールを選ぶようにするといいでしょう。

安すぎて不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、講義のクオリティなどは決して低くはありません。通信形式に特化することで徹底したコストカットをした結果なのです。

大手予備校が高いのは、ブランドネーム分を上乗せしているからです。受講者にとって大事な講義の質は、実はどの予備校を選んでも大差はないのです。

早割を利用する

資格スクールによっては早期に申し込めば割引価格で受講できる「早期申込割引」という制度があります。

今回紹介した資格スクールの早割内容は以下の通りです。

各資格スクールの早割

各資格スクールの早割

(※TACより引用)

TAC早めであればあるほど割引金額も高くなります。(最大6,9000円)
LEC早期申し込みで6,0000円引き
アガルート早期申し込みで30%OFF
代々木塾早期申し込みで41,800円引き

早割ではありませんがアガルートには「再受講割引制度」「他資格試験合格者割引制度」「弁理士試験受験生割引制度」などの割引制度があります。

資格スクエアでは「他校受講者割」、スタディングでは割引クーポンが配布されることもあります。

大手の資格スクールは受講料が高いですが早割の金額も高いようです。なので受講する際には早割を利用することをオススメします。

独学でやってみる

弁理士試験は難関ではありますが、独学での突破も不可能ではありません。

テキストや問題集などが一般の書店に市販されていますので、それらを活用して独学で勉強するのです。独学することで、講座の費用を大きく抑えることができます。

弁理士の資格・検定

弁理士の資格・検定

(※Amazonより引用)

このようなテキストや問題集が2,000〜7,000円で販売されています。

もしも独学していて無理だなと感じたら、予備校の問題演習コースなど応用的な講座を受講すればいい話です。まずは独学にチャレンジしてみるのも、決して無謀な選択肢ではありません。

教育訓練給付金制度を利用する

社会人の方(サラリーマンの方)は、雇用保険上の制度「教育訓練給付金」を利用することができます。この制度を使うことによって、予備校などの受講料金のうち20%が現金として払い戻されます。

数十万円することが多い弁理士試験講座ですから、20%という額もバカにはできませんよね。

教育訓練給付金を使うためには、一定期間雇用保険に加入していなければなりません。数年勤務している人であれば、問題なく利用することができる制度です。

ただし、講座の側の事情もあります。教育訓練給付金の指定講座に選ばれていなければ、この制度を使うことができないのです。

受講する際には、必ず、教育訓練給付金の対象となっているかどうかを確認するようにしましょう。

弁理士試験の受験費用・概要

弁理士試験の受験概要、受験料、日程、科目等については特許庁試験の概要のページに記載されています。

願書受付
受験願書提出3月中旬~4月上旬
受験票発送5月上旬頃
受験料12,000円(収入印紙で納付)
受験資格特にありません。
(学歴、年齢、国籍等による制限は一切ありません。)
短答式試験
短答式試験場所東京、大阪、仙台、名古屋、福岡の5会場
短答式試験時間3.5時間
短答式科目特許法・実用新案法、意匠法、商標法、条約、著作権法、不正競争防止法
短答式合格発表6月上旬頃
論文式試験(必須科目)
論文式試験日(必須科目)6月下旬~7月上旬
論文式試験場所(必須科目)東京、大阪
論文式試験時間(必須科目)特許法・実用新案法:2時間
意匠法、商標法:各1.5 時間
論文式試験科目特許法・実用新案法、意匠法、商標法
論文式合格発表(論文式必須科目)9月中旬頃<予定>
論文式試験(選択科目)
論文式試験日(選択科目)7月中旬~下旬
論文式試験場所(選択科目)東京、大阪
論文式試験時間(選択科目)1.5 時間
論文式試験(選択科目)試験科目
科目選択問題
理工Ⅰ(機械・応用力学)材料力学、流体力学、熱力学、土質工学
理工Ⅱ(数学・物理)基礎物理学、電磁気学、回路理論
理工Ⅲ(化学)物理化学、有機化学、無機化学
理工Ⅳ(生物)生物学一般、生物化学
理工Ⅴ(情報)情報理論、計算機工学
法律
(弁理士の業務に関する法律)
民法
合格発表(論文式)9月中旬頃<予定>
口述試験
口述試験試験日10月中旬~下旬
口述試験場所東京
最終合格発表11月上旬頃
口述試験受験地具体的な試験会場は、毎年4月頃に官報及び特許庁ホームページに掲載

LEC弁理士試験ガイド(試験制度について)より引用

試験から合格までの流れとして

願書が3月中旬~4月上旬で受付、その後短答式試験が5月中旬~下旬に行われます。合格発表は6月上旬頃。

その合格者だけが、6月下旬~7月上旬に行われる論文式試験(必須科目)に進めます。
合格発表は9月中旬頃。

その合格者及び論文式試験【必須科目】、【選択科目】免除資格を有している方が10月中旬~下旬に行われる口述試験に進むことができます。

最終的な合格発表は10月下旬~11月上旬頃になり、合格者には弁理士資格を有することができます。

受験費用等、今後、正式なものは4月頃に発表とのことです。

特許庁のホームページで確認するようにしてください。

当記事監修、現役弁理士瀬戸麻希様より、勉強法・おすすめの予備校をアドバイス

弁理士 瀬戸麻希様
弁理士
瀬戸麻希様

受験生の皆様にアドバイスさせていただきます。

一発合格のための勉強法

私は実は、行ける高校がなかったので、中卒です。

16歳から24歳までは、俗にいうパチプロで生活していました。

そして、24歳の時にたまたま本屋で弁理士という職業を知り、「弁理士になる運命だ!」と信じこんでしまい、弁理士を目指すことになりました。

さて、勉強法についてですが、基本的に、予備校の有名講師の言う通りにしてただけなので、自分の勉強法みたいなのが、ないんです。

強いていうならば・・・

「大手予備校に通い、ひたすら予備校のカリキュラムをこなした。そして、基本的には復習中心の勉強をした。そして、わからないことは必ずその週のうちに講師に質問をして、【わからないことはそのままにしない】ということを徹底した。」

ということです。

勉強期間ですが、トータルで1年半勉強しましたが、大体1日平均8時間勉強しました。

トータル勉強時間は3000時間です。

内訳は、短答2000時間、論文700時間くらい、選択科目と口述はそれぞれ100時間未満です。

弁理士試験は一次試験を合格することが一番大事だと思っているので、一次試験(短答)の対策に一番時間をかけることが重要です。

弁理士 瀬戸麻希様
弁理士
瀬戸麻希様

Youtubeでも弁理士受験生向けに情報を発信していますので参考にしてください♪

弁理士講座おすすめの予備校は?

私自身はLECの 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括【宮口先生】に通い、一発合格しました。

LECを選んだ理由は、豊富な合格実績と、テキストがよくできているためです。特に、LECの「入門テキスト」は大変良くできており、受験勉強に大変役立ちました。

合格実績やテキストで選ぶならば断然LECだと思います。(私の知る限りは、8割の弁理士がLEC出身です。)

また、LECの宮口先生は一発合格者を毎年多数輩出しているため、一発合格を狙うならば、宮口先生がおすすめです。宮口先生は授業もわかりやすく、面倒見も良いです。

参考:LEC合格体験記

監修者が選ぶおすすめの予備校:LEC

LEC

  • テキストが見やすい・充実している
  • 合格者の8割がLEC生
  • 一発合格者を多数輩出している宮口先生がとても良い
  • 試験問題の的中実績が高い

LEC弁理士講座詳細へ

コース名受講形態一般価格
2022年向け 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括Web495,000円
DVD539,000円

 

弁理士 瀬戸麻希様
弁理士
瀬戸麻希様

予備校はLECがおすすめです。弁理士合格者の8割がLEC生です。

まとめ

以上、弁理士試験講座の料金相場と、それを安くする方法について紹介してきました。

弁理士講座の料金はTACやLEC等の大手予備校であれば40万円前後が相場です。

LECは評判と実績が高く、合格者の8割がLEC生です。

価格を度外視すれば、弁理士講座はLECで決まりでしょう。

ただ、資格スクエアやスタディング等、通信メインの予備校を利用するとより安くなります。

金額は2倍前後も違いますので、安さを重視するのであれば、資格スクエアやスタディングを受講し、不足分や全国答練等はLEC等で受けるという方法もおすすめです。

その他、費用を安くする方法としては、安い講座を選ぶ方法、無料のサービスを活用する方法、独学にチャレンジしてみる方法、教育訓練給付金を活用する方法などがありました。

弁理士試験の講座選びの参考となったのであれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

弁理士試験講座比較表

画像TACLECアガルート資格スクウエアスタディング代々木塾
名称TACLECアガルート資格スクエアスタディング代々木塾
料金相場367,000〜408,000円495,000〜583,000円186,000〜269,000円265,000円59,400〜79,800円316,800円
割引・特典お得な各種割引制度あり1%ポイント還元早期申し込みで30%OFF特になし弁理士試験に合格すると1万円を進呈。早期申し込みで41,800円引き
特徴手広く資格を扱う大手予備校。週1回のペースで基礎から試験範囲までを効率的に学習する初学者にオススメの講座です。さまざまな資格を取り扱う大手予備校。LECのベーシックコースは、長年多くの合格者を輩出しつづけている定評のあるコースです。難関資格に強い資格スクール。オンラインによる講義を中心にインプットとアウトプットを交互に行うことによって効率的に学習していくのが特徴です。オンライ学習に定評のある資格スクール。スマホやタブレットなどで、出先でも気軽に勉強することができます。格安で通信教育を提供している。テレビ番組のような分かりやすさがウリの講義は、スマホやタブレットでどこでも受講することができます。昭和56年から続いている歴史と実績のある塾。論文短答入門コースは弁理士試験の受験が初めての方を対象としたコースです。
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